2016年

3月

02日

◆イエス、我らが最良の友―

 

ああ、どんなによき平安を、私たちはしばしば失うことでしょう。

 

ああ、どんなに無用な苦しみを、私たちは負うことでしょう。

 

全ては私たちが、祈りのうちに、何もかも神のもとに持っていかないからです。

 

 

 

《文語訳》

 

嗚呼、いかなる平安を、我らよく失うや?

 

嗚呼、いかに要らざる苦悩を、我ら負うや?

 

これひとえに我らの、祈りのうちに全てを神に携えざるゆえなり。

 

 

 

~ジョーセフ・スクライヴン「我らイエスのうちに いかに良き友を持てるや」より~

 

 

 

【解説】 かの讃美歌312番「慈しみ深き」1節後半♪心の嘆きを包まず述べて などかは下ろさぬ負える重荷を♪の部分の原詩です。こうして比べて読むと、原詩の味わい深さと、日本語訳の大胆なまでの凝縮意訳の妙が分かりますね。)

 

 

 

"Oh what peace we often forfeit, oh what needless pain we bear, all because we do not carry everything to God in prayer."

 

Joseph Scriven from the hymn What a Friend We Have in Jesus -

 

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