2020年

1月

27日

◆祈り:この不可思議な世界◆

私の膝が地を打つとき、

私は天に触れているのです。

【解説】これは、私たちの“特権”である祈りの世界の、時空を超えた不可思議さを見事に言い得ていますね。私の肉の身体(からだ)は、大いなるお方の前にひざまずいて、床に着きます。でもそのとき、私の魂は天翔(あまが)けて、祈りを聴かれるお方のいます天のみ座に触れているのです。これを書いている時、もう45年も前、ロンドンのジョン・ウェスリーの家を訪問した時のことを思い出しました。彼は祈るとき、椅子を降りて文字どおりひざまずき、その椅子上で手を組み、こうべを垂れて祈ったのです。その床にくぼみができているのを見た時の感動を、今も思い出します。祈るほどに膝に込めた力で、堅い木の床がくぼむほどの長い年月、彼の魂は天のみ座におられる方と一つになっていたのですね。

I touch the sky when my knees hit the ground.

(by Christian Life of Peace)

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2016年

6月

22日

◆言葉は”心の絵”◆

 

あなたの語る言葉は、あなたの心をありのままに描いた“絵”であるようになさい。

 

~ジョン・ウェスリー~

 

 

 

【解説】 “嘘も方便”、“外面と本音”、“長いものには巻かれろ”を、波風立てずに人間関係をこなしていく基本的技術としている日本人には、クリスチャンと言えども、守るのが最も難しい勧めの一つかもしれませんね。でも、この生き方こそが、人に信頼され、神のみ名があがめられる真実の生き方なのですから、私たちは、そのように努力しなければなりません。でも正しいことは、それだけで人間関係をよくするとは限りません。まず自分自身に対しては、(エレミヤ 17:9 「人の心は何よりも陰険で、それは直らない。」のですから、その絵をそのまま持ち出してはたちまち争いのもとになってしまうでしょう。肝心の”心”を、聖霊のみ力で、いつも清く、平安に保っておかなければなりません。また他者に対しては、真実な言葉を語ると共に、(エペソ 4:29 「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。」 そして、(コロサイ3:14)「これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。」

 

そうです、あなたの“心の絵”には、どんなことを描いても、最後に“愛”のひと筆のタッチを加えることを忘れてはならないのです。

 

 

 

Let your words be the genuine picture of your heart.

 

-John Wesley-

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2015年

11月

29日

◆生きることは祈ること◆


私たちに、神の愛と、彼を喜ばせたいという願いの他に目的がなければ、私たちが彼のことを考えているか、語っているか、あるいは彼のために行動しているか、苦難を受けているかに関わりなく、全ては“祈り”となるのだ。

~ジョン・ウェスレー~

 

Whether we think of, or speak to, God, whether we act or suffer for Him, all is prayer, when we have no other object than His love, and the desire of pleasing Him.

-John Wesley-


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2015年

11月

26日

◆苦しみも、たまもの◆

大いなる艱難の中にあっても、私たちは神を証しすべきである。それらの苦しみを彼のみ手から受け取るときに、すなわち私たちを愛し、私たちが愛するお方によって苦しめられるときに、痛みのただなかにあっても喜びを感じるということを――。

~ジョン・ウェスレー~

 

(ホセア 6:1 「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。」

(ピリピ 1:29) 「あなたがたは、キリストのために、キリストを信じる信仰だけでなく、キリストのための苦しみをも賜ったのです。」

Even in the greatest afflictions, we ought to testify to God, that, in receiving them from His hand, we feel pleasure in the midst of the pain, from being afflicted by Him who loves us, and whom we love.

-John Wesley-

"Let us return to the Lord; for He has torn, but He will heal us; He has stricken, but He will bind us up" (Hos. 6:1)

 


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2015年

8月

29日

◆あなたのビジネスは”救霊業”!◆

あなたは、この地上で、一つの”職務”(ビジネス)を持っている。―それは“魂を救う”ということである。

~ジョン・ウェスレー~

 

You have one business on earth – To save soul.

-John Wesley-


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2015年

8月

17日

◆不安と試みのときには◆

◆今日の霊想◆

―不安と試みのときには―

 

不安に駆られたときは、私たちはいつでも退いて祈るべきである。神の恵みと光の中に問題を明け渡し、それから、結果がどうあろうと、いささかの痛みをも覚えることなく、解決を図るのだ。悪しき者からの大いなる試みのときには、キリストをひとたび仰ぎ、ただ主のみ名を唱えるだけで、敵に打ち勝つには十分である。魂の確信と静謐(せいひつ:静かな落ち着き)の中で、そうなさるがいい。

~ジョン・ウェスリー~

 

On every occasion of uneasiness, we should retire to prayer, that we may give place to the grace and light of God and then form our resolutions, without being in any pain about what success they may have. In the greatest temptation, a single look ot Christ, and the barely pronouncing his name, suffices to overcome the wicked one, so to be done with confidence and calmness of spirit.

-John Wesley-


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