2020年

3月

27日

◆神の書かれた大いなる”本”◆

神を見いだすのに、ある人々は本を読む。だが、ここに偉大な“本”がある。被造物のそのままの姿である。

あなたの上を見なさい! あなたの下を見なさい! それに目を留め、それを“読み”なさい。

あなたが見いだしたいと思っている神は、その本をインクでは書かなかった。その代わりに、彼は、ご自身の創られたものをあなたの目の前に置かれたのだ。

あなたはこれより大きな声を求めることができるというのか? まさか! 天と地があなたに叫んでいるのだ、「神は私をつくられた!」と――。

~聖アウグスティヌス~

(詩篇 19:1) 「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。」

 

Some people, in order to discover God, read books. But there is a great book: the very appearance of created things. Look above you! Look below you! Note it. Read it. God, whom you want to discover, never wrote that book with ink. Instead He set before your eyes the things that He had made. Can you ask for a louder voice than that? Why, heaven and earth shout to you: 'God made me!'"

- Augustine of Hippo (by Kikumi Kozuka)

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2019年

12月

16日

◆クリスマス霊想(16)◆

―キリストの謙卑を想う―

 

み子は、ご自身がお創りになった母の中で、

 かたちづくられた。

 み子は、ご自身がかたちづくった人間の手に

 引かれて歩んだ。

 み子は、言葉を知らぬ幼子として、

 飼い葉おけの中で泣き声を上げた。

 み子、この“ことば”なる神――。

 このお方なくしては、

 人間の全ての雄弁はただ黙(もだ)すのみ。

    ― アウグスティヌス

 

【解説】この4世紀の偉大な教父の深遠な言葉に、しばし思いを馳せ、天の栄光を捨てて、人として地にくだりたもうた神のみ子をひれ伏して仰ぎましょう。主よ、感謝します。

 

(ヨハネの福音書1:1-5,14) 「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。…ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」

(ピリピ 2:6-8) 「キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。」

 

He was created of a mother whom he created He was carried by hands that he formed. He cried in the manger in wordless infancy. He, The Word, without whom all human eloquence is mute.

~Augustine~

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2018年

2月

09日

◆心の傷と痛みの中にある神の栄光◆

(1) 我が深き傷より

私の深い傷の中で、

私はあなたの栄光を見ました。

私は目がくらむほどに圧倒されています。

~聖アウグスティヌス~

 

(2) 低さの極みから呼びまつる祈り

痛みと、悲嘆と、辱めのさなかで

自分自身に言うのです。

「いとも聖なる心のイエスよ、

私は、ただあなたを信じます」と――。

 

During pain, affliction, or

mortification say to yourself: “Most Sacred Heart of Jesus, I trust in Thee.”

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2017年

8月

02日

◆神様の目はいつも”心”に◆

神様は、金持ちも貧乏な人も等しく、その土地や住まいによってではなく、彼らの“心の豊かさ”によって見られます。

―ヒッポの聖アウグスティヌス

 

【Ⅰサムエル16:7】主は…人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。

 

(マデレンさんのこの絵へのコメント)「FBに記事を書くのは好きです。でも一番喜んでするのは絵を描くこと。美しい景色って、ほんとに大好き!」

 

"God examines both rich and poor, not

according to their lands and houses, but according to the riches of their

hearts."

— St. Augustine of Hippo

 

The LORD sees not as man sees; for man looks

on the outward appearance, but the LORD looks on the heart. ~ 1 Samuel 16:7

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2016年

12月

14日

◆神様の愛って、すごい!◆

神様は、私たち一人一人を、
あたかも愛すべき人が、
私しかいないかのように、
愛してくださいます。
  ~アウグスティヌス

 

God loves every one of us as if there were but one of us to love.
-Augustine

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2016年

8月

15日

◆愛が育つとき◆

 

“愛”があなたの内に成長するとき、

 

“美”もまた大きさを増す。

 

愛は魂の美しさだからである。

 

~聖アウグスティヌス~

 

 

 

"Since love grows within you,so beauty grows. For love is

 

 the beauty of the soul."

 

~ St. Augustine

 

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2016年

1月

21日

◆天からの良き便り◆

 

「聖書」は、天のふるさとからの手紙である。

 

 

 

~アウグスティヌス~

 

 

 

The Holy Scriptures are our letters from home.

 

~Augustine~

 

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2015年

9月

22日

◆信仰とは◆

“信仰”とは、見えないものを信じることである。そしてこの信仰に対する“報酬”は、信じたことが見えるということである。

~聖アウグスティヌス~

(注目: バックの写真は? 言うまでもなく、空の墓です!)

(ヘブル 11:1「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」


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2015年

1月

22日

◆み子、言葉なる神◆

み子は、ご自身がお創りになった母の中で、

 かたちづくられた。

 み子は、ご自身がかたちづくった人間の手に

 引かれて歩んだ。

 み子は、言葉を知らぬ幼子として、

 飼い葉おけの中で泣き声を上げた。

 み子、この“ことば”なる神――。

 このお方なくしては、

 人間の全ての雄弁はただ黙(もだ)すのみ。

    ― アウグスティヌス

 

(訳注: この4世紀の偉大な教父の深遠な言葉に、しばし思いを馳せ、天の栄光を捨てて、人として地にくだりたもうた神のみ子をひれ伏して仰ぎましょう。主よ、感謝します。)

 

He was created of a mother whom he created He was carried by hands that he formed. He cried in the manger in wordless infancy. He, The Word, without whom all human eloquence is mute.

~Augustine~


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