2017年

4月

05日

◆ゼッタイ的真偽◆

 

真実は、たとえ誰もそれを信じないとしても、

 

やはり真実です。

 

ウソは、たとえ誰もがそれを信じたとしても、

 

やはりウソです。

 

 

 

【解説】 この2つの命題は、いわば“絶対的な真理”です。なぜそう言えるのでしょうか? それは、「しかり」を「しかり」、「いな(否)」を「いな」と言ってくださる絶対的に真理なお方が存在するからです。「嘘も百回繰り返せば真実になる」「小さな嘘より大きな嘘に大衆はだまされる」と言ったといわれる(前者は後世の創作のようですが)、かのナチス・ドイツの宣伝相ヨーゼフ=ゲッベルスの昔から、恐るべき時代錯誤思想で幼少教育を推進するため、ウソで完全武装したK氏に至るまで、罪ある人間の世界には、ウソが蔓延しています。一方では、“天動説”の科学的ウソを強いられながらも、「それでも地球は回る」と真理を固持したガリレオから、史上ただ一人、ケネディー暗殺事件の真相を法廷で問い、無罪評決で敗れながらも、「いつの日か真実は明らかにされる」と言い放ったアメリカ地方検事ジム・ギャリソンに至るまで、真実・真理の擁護のために、文字どおり命を懸けた人々もいるのです。私たちの、真実・真理への究極のよりどころは、聖書です。なぜなら、それが絶対真理なる神様の書かれた唯一の真理の書だからです。そして私たちには、「私は道であり、真理であり、命です」(ヨハネ14:6)と言われた、神のみ子イエス・キリストが共におられるのです。不真実な自分、不真実な人間に頼ることをやめて、唯一真実・真理なるお方に従ってまいりましょう。

 

 

 

(Ⅱテモ 2:13 私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼にはご自身を否むことができないからである。」

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2016年

11月

30日

◆真実は、こんなところに◆

真実とは、
―“空港”は、結婚式場より、もっと心からのキスを見、
―“病院”は、教会の壁が耳にしたより、もっと多くの祈りを聞いた。
ということです。

 

【解説】 空港と病院を擬人化して、祝福のキスも、神への祈りも、えてして本来あるべき場所以外のところで見られるものだ、というのが今日のレッスン。空港は歓迎と別れの場所。人の偽らざる喜びと悲しみが、胸を突き上げてくるところ。そして病院では、魂を注ぎだした神の癒やしへの哀願が、奇跡を心から願う声が、日頃は神から遠くにある人からさえ、一切の見栄も外聞もない祈りとなって聞かれるところ。
そこにある共通項は、“真実”です。心の中の思いを、誠実、かつ純粋で、裏表のない言葉と態度で表すこと。そこにのみ、人と人との真実の通い合いが生まれます。そのただ中にのみ、神はご臨在になり、その声を聴いてくださいます。それが、本来の場所でなされていないとしたら、私たちの心の中の何かが、それを妨げているのです。ねたみ? 憎しみ? 心の壁? それを神様に探っていただいて、示され、砕かれ、心を新たにしていただけたら、あなたも、神のみ前に、より真実な自分に一歩近づけるのではないでしょうか?

 

The truth is:
Airports see more sincere kisses than wedding halls, and hospitals have heard more prayers than the walls of churches.

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2016年

8月

27日

◆あなたの動力源は真理ですか?◆

生活が“神中心”であるということは、神の働きにおいては“真理駆動”(真理に駆り立てられる)であるということです。真理でないものは、神のものではないのです。
~ジョン・パイパー~

(ヨハネ3:21) 「しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。」

 

“Being God-centered in life means being truth-driven in ministry. What is not true is not of God.”
—John Piper

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2016年

1月

28日

◆真理は重し、ウソは軽し◆

 

もしあなたが、”真理”に世界を駆け巡ってほしければ、それを引っ張っていく急行列車をチャーターしなければならない。もしあなたが”ウソ”に世界を駆け巡ってほしければ、それは“飛ぶ”であろう。ウソは羽のように軽く、口から出るひと息が運んでくれるのだ。

 

 

 

【解説】 これもまた、「確かに。…」ですね。我が口から、いとも軽やかにウソが飛び出て花粉のように飛んでいきませんように。重く、人を生かす力を持つみ言葉の真理を、どんなに歩みは遅くとも、運びゆく者になれますように。

 

 

 

If you want truth to go round the world you must hire an express train to pull it; but if you want a lie to go round the world, it will fly; it is as light as a feather, and a breath will carry it.

 

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2015年

12月

29日

◆我、真理を語らずんば災いなり◆

 

さて、私がおおかたの諸君を喜ばすことしか語らなかったとしたら、私はまったくもってなんとしたらよかろう。私は、自分が“真理”と信じることを語るのだ。たとえ私が信じる真理のほんの片りんを省くことで、未来永劫にわたって英国王になれるとしても、私はそれを省くことはしない。(訳注:スポルジョンは英国人) 

 

Now, if I were to preach nothing but what would please the whole lot of you, what on earth should I do? I preach what I believe to be true; and if the omission of a single truth that I believe, would make me king of England throughout eternity, I would not leave it out.

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