2016年

12月

06日

◆あの人と、今のままでいいんですか?◆

二人の人の間にある最悪の隔たりは、“誤解”である。

 

【解説】 昨日は、最も親しい関わりをつくり、保つための人生の知恵を学びましたが、今日はその真逆の現実を見つめましょう。あなたには、今、疎遠になっている人がいますか? あるいはずばりケンカ別れしてそれきりの人、あるいは、すぐそばにいながら、意識的に避けている人は? 私にはいます。現在音信不通ですが、できるなら、探し出して、心の底から謝りたい人が。人と人との隔たりというのは、物理的な距離のことではありません。遠く海を隔てていても、いつもそばにいるような人もいます。隔たり、それは“心の遠さ”です。そしてその正体は、“誤解”。最初はほんのちょっとした思い違い、理解不足、相手に関する情報の安易な鵜(う)呑みから始まって、誤解が誤解を生み、気がついたら、相手の人格までも否定してしまうほどの溝ができてしまう。この“誤解”という最悪の隔たりを埋めるには、“話し合う”という最高の勇気が要ります。なぜならそれには、あなたが全く裸になり、プライドもかなぐり捨て、まず100パーセント相手の話を聞こうという固い決意を秘めながら、その人の前に限りなく低くなった自分を差し出さねばならないからです。およそ人として、これ以上の勇気はありません。
けれども、お互いにそんなへりくだった心でじっくりと話し合うとき、二人は知るでしょう。“誤解”は、つまるところ、“無理解”であったこと。自分という絶対の座から全てを見、相手の立場に立って、その人のことを本当に理解しようとしていなかったことを――。その深い気づきから“奇跡”が起きます。この隔たりは、“和解”という堅固な橋で埋められるのです。なぜなら、そのときの二人の間には、始めから終わりまでイエス様がおられるからです。このお方こそ、神と人との、そして人と人との“最高の仲保者”なのです。

(Ⅰテモテ 2:5) 「神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。」

 

The worst distance between two people is misunderstanding.

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2015年

9月

05日

◆謝るのは悪いからとは限らないよ◆

”謝る”からといって、いつも君が悪いわけじゃない。

それはただ、君が自分の“エゴ”(自我・自尊心)よりも、

“他者との関わり”を、

より大切に考えてるってことなんだ。

 

Apologizing does not always mean you are wrong, it just means that you value your relationships more than your ego.


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2015年

9月

01日

◆神様は和解の”立役者◆

私たちの争いごとの中に神様が介入なさることを信じ、仕返しすることを拒み、敵に良くしてあげることによって、私たちは、神様をその状況に招き入れるのです。

~マイク・ビックル~


【解説】 全ての敵意をご自身の十字架で滅ぼしてくださったイエス様が、敵意のある人との間に立って、仲保者となり、和解への道に導いてくださるということです(エペソ2:14-17)。人間同士が解決するのではなく、タイトルにあるように、イエスのみ霊が全てをコントロールして最善の解決へと導いてくださるのです。そのために私たちがなすべきことは;
①どのような人間関係にあっても、その人と自分との間に、主イエス様にお立ちいただくこと。(詩篇 16:8 )「私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。」
②けれども、肝心の私たち自身が、悪意・敵意を持ったままでいる限り、主は間に立つことはなさいません。まず自分自身の“赦しと和解”への決意をしかと思い定めて、「主よ、あとはお委ねいたします。どうぞあなたご自身がお働きください。」と、神様を招き入れるのです。
 

By trusting God to intervene in our conflict, refusing to retaliate, and doing good to our enemies, we bring God into the situation.

-Mike Bickle-

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