2020年

1月

07日

◆成熟した人生を求めて◆

1.《孤独は思索を産む》

独りでいること、それが創作の秘けつです。

独りでいること、その時にアイデアが生まれるのです。

~ニコラ・テスラ

Be alone, that is the secret of invention; Be alone, that is when ideas are born.-Nikola Tesla

 

2.《魂との“結合”を求めて》

あなたは、誰かと“一つになった”と感じたことはありますか? 

肉の欲望によらず、その人の容姿にもよらず、

その人の魂の豊かさと、その人の放つ雰囲気に包み込まれて――。

【解説】 人生の中で、結婚する機会を与えられた人々が、お互いにこのような思いを与えられて結び合わされたら、どれほど多くの祝福を生み出すことでしょうか。これは、創世記2:24のみ言葉が、結婚する全ての男女に期待していることです。現実には、神の前に不完全な人間同士、さまざまな葛藤がありますが、これは、結婚のスタートにおいてだけでなく、死が二人を分かつまでの全過程を通して、努力しつつ求めていかなければならない結婚の“奥義”なのです。

(創世記 2:24) 「それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。」

Have you ever felt a connection with someone? Not in lust or in their image, but in the richness of their soul & vibes they give off?

 

3.《ポジティブであるということ》

ポジティブ(積極的・肯定的)であり続けるということは、いつでも幸せでいなければいけないということではありません。

ポジティブに生きるとは、困難な日々にあっても、もっと良いことが訪れることを知っているということです。

【解説】 これが“信仰”です。“ポジティブ”とは、“信仰”の行動訳であり、ローマ8:28への行動的反応です。

(ローマ 8:28) 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

Staying positive doesn’t mean you have to be happy all the time. It means that even on hard days you know that there are better ones coming.

 

4.《今の苦しみは誰かの力になる》

あなたが今、通らされている状況から、どのように抜け出せたかを、いつか人に語るときが来ます。

それは、誰かが“生き残る”ための指針の一部となるのです。

【解説】 私事で恐縮ですが、昨年8月に、私の3年越しの国際詐欺被害のお知らせをしました。そのために大きな借財を抱え、今も、数年間にわたる返済の苦闘の中にあります。でもその中にあって、私の心には、この3と4の言葉が、いつも響いているのです。ひょっとしてこの生きざまをお伝えするために、主は私を用いられている。そしていつの日か必ず、皆様に喜びのご報告をし、それがどなたかの生きる力になる日が来る――そのことを信じつつ、この記事をお分かちしています。

One day you will tell your story of how you’ve overcome what you’re going through now, and it will become part of someone else’s survival guide.

 

5.《人生は死では終わらない》

“私に、この木の陰で涼む日は決して訪れない”

――そう知りつつ木を植える人は、

少なくとも、人生の意味を知り始めたのだ。

~タゴール~

【解説】 ノーベル文学賞を受けた、この20世紀インドの詩人は、己の人生は己の死では終わらないことを知っていました。しかも、彼は、それを知って初めて真の人生は始まるのだと言うのです。なんという叡知! なんという悠久の悟り! この死生観は、あのルターの「たとえ明日、世界が滅びると知っても、私は今日、リンゴの木を植える」に通じます。

私たちは、その日その日の人生を生き抜くのに必死です。でも、“死なないために、とにかく生きなきゃ”としゃにむに頑張るのと、”ひょっとして私の生き方が、私のあとに生きる誰かの、何かの力になるかもしれない”と思いながら生きるのとでは、その生き方に違いが出てきます。英語でmake a difference“違いをつくる”という言葉がよく使われます。この違いは、あなたの生き方への“姿勢”を変えることから、その心の目を自分の死後まで向けることから生まれてくるのです。あなたの今が、あなたのご家庭で、教会で、社会で、のちの人々の良きレガシー(遺産)となりますように――。

The one who plants trees, knowing that he will never sit in their shade, has at least started to understand the meaning of life. -Rabindranath Tagore

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2019年

11月

16日

◆人間関係の勘どころ◆

1.《別れて見えてくる相手の“正体”》

誰かとの関係に終止符を打ったとき、あなたが気づくことは、

どれほどその人が本当に大事で、愛しているか、

あるいは、その人がいなくてどれほど平安かのいずれかです。

【解説】 ハハハ、二択のあとのほうは、「せいせいした!」という言葉が聞こえてきそうで思わず笑ってしまいますが、現実には、笑って済ませる話ではないのですね。別れて初めて気づくのが人間の愚かさなのですが、この事実が意味するところは、別れる前のあなたが、その人の良さ、かけがえのなさにあまり気づかず、我がままだったり、冷たかったり、感謝が足りなかったりしていたこと、あるいは逆に、どれほど相手のひどい仕打ちに耐え、人生をムダにしていたかということなのですから。だから親しい人との関わりには、いつも間に神様にいていただくことが必要なのです。祈りの中で、自分にとってのその人の存在の価値を、主に教えていただくことです。(問題は、近すぎて自分にはよく見えないことなのですから。) そして前者だったら、決して別れてはいけません。後者なら、一刻も早く別れるべきです。そうすることによって、どちらの場合も、心安らかに日々を送ることができるでしょう。

A break from someone will either make you realize how much you truly miss/love them or how much peace you have without them.

 

2.《別れても罪じゃない!》

”毒”のある人をあなたの人生から遠ざけることは、実際には、それほど難しいことではありません。

それでも罪意識を感じないでいられることが難しいのです。

【解説】 これも人間の愚かさですね。あれほど相手の“毒気”に当てられ、心身ともに、経済的にも精神的にも苦汁をなめさせられたのに、その人から逃れると、安心する前に、「やっぱりいけなかったかなぁ。私、悪いことしちゃった」と、自分を“加害者”にしてしまうのです。人間関係を肉の支配力で縛り付け、ボロボロになるまで苦しめるのがエゴの罪なら、人としての社会常識や倫理性を無視したこの過剰な“罪意識”も、その投影であり、背後では、もう一度悪しき関係に引き戻そうとするサタンが働いているのです。。間違えてはなりません。それは、本当に罪を犯したときに内なるご聖霊が示される罪の自覚とは似て非なるものです。そんなものはきれいさっぱり捨て去りなさい! そして、別れる勇気を与えてくださった神様に、心から感謝して、新しい明日を生きていくことです。

Removing toxic people from your life is actually not the difficult part. Not feeling guilty about it is.

 

3.《心の傷は優しさに変えられる》

私が傷ついたときは、より優しく親切であるように、心がけています。

【解説】 これ、私が今やっていることです。というより、労せずして心がそのように変えられるのです。本当に不思議なのですが、愛する者を失ったり、大きな損失をこうむったりすると、自分がいかに愛の足りない、傲慢な者であったかが分かりますし、他者(ひと)の優しさ、親切が、どれほど有り難いものか、骨身に染みてきて、へりくだらされ、心が砕かれていくのです。心の傷は、いっとき激しく痛みます。でも、十字架の主の愛を知る者は、そこで終わることはありません。同じ傷を負った人々に、同じ心になって、寄り添える者に変えていただけます。神様が理由のない傷を負わせることは、決してないのです。

I’m working on being kinder when I’m hurt.

 

【FBギャラリー】No.103 「くすぐったい?」

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2019年

10月

27日

◆霊の人になるために◆

―それなりの創意工夫と決断と努力が要るのです!―

 

1.《平安を得るには、これも必要》

あなたが、ある人とのつながりを断ってから、

あなたの人生がどれほど平安になったか、気づきましたか?

【解説】私たちの思い煩いの少なくとも7割は、人間関係から来ることに思いを馳せれば、時にはこの決断も大切なのですね。その時はどんなに身を切るような思いをしたとしても――。

Have you noticed how peaceful your life has been since you stopped dealing with certain individuals?

 

2.《意識して“霊のつながり”の場所をつくる》

森には、WiFi(ワイファイ)はありません。

でも、あなたはもっと良い“接続”の道を見つけると、私、約束します。

【解説】 Wi-Fi時代に生きる私たちへの、ニクいユーモアですね。“接続”の原語、connectionコネクションには、ご存じのように、電波だけでなく、命の通った「結合、結びつき、関係、交わり、親しさ」という意味があります。静かな森で、日頃のWi-Fiによる人間同士の忙しい接続をしばし絶って、神様との親しい交わりを確保することは、“霊の人”になるのにはマストなのです。(この“森”は、言うまでもなく、その気になったら家の中でも見つけられますよ。)

There’s no WiFi in the forest, but I promise you’ll find a better connection.

 

3.《今すぐやめるべき5つのこと》

① 八方美人!(全ての人を喜ばそうとする。)

② 変化を恐れる。

③ 過去に生きる。

④ 自分を卑下する。

⑤ 考えすぎる。

【解説】…の必要もありませんね。この5つのどれにも当てはまらないと言う人は、おめでとうございます、すばらしい“霊の人”…であるか、④の真逆の“自己過信”の人です。ついでながら、④で「卑下する」と訳した原文のput yourself downには、その具体的内容として「自分を悪く言う。自分を批判する。自分の能力を疑い、過小評価する。自分をあわれみ(自己憐憫)、悲しませる」などという意味が含まれています。

 この5つの根底にあるのは、“自分”という存在への自信のなさです。“自分はこれでいいのだ”という自己肯定ができないのです。それが、あなたを“霊の人”にすることを妨げています。なぜなら、“霊の人”とは、肉の自分のままで、周りに起こることに一喜一憂しながら生きることをやめて、神様=自分を創り、全責任を持ってお守りくださるお方に、自分自身を丸ごとお委ねし、内なるみ霊の力によって解放され、真に自分らしく生きる人のことだからです。

5 things to quit right now 1.Trying to please everyone. 2.Fearing change. 3.Living in the past. 4.Putting yourself down. 5.Overthinking.

 

【FBギャラリー】No.96 「収穫の秋」

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2019年

8月

16日

◆日々、心すべきこと5つ◆

1. 《社交嫌い? 結構!》

俺が人の会話に加わらないので、「あいつは社交嫌いだ」と言われるよ。

ほんとのところは、やつらが日がな一日だべってることに、興味がないというだけのことさ。

~ヒース・レッジャー~

【解説】人生、本当に短いですよ。“霊の人”になるためには、“肉”に属することは、出来うる限り切り捨てることです。その中には、時間とお金の浪費に過ぎないような人生の無駄だけではなく、それ自体はそれなりの価値のあるもの、役に立つものもあります。でもそれら全てを自分のものにはできないことを、私は大きな試練の中でやっと知って、それらを切り捨て、厳選することにしました。「命とは時間のことです」と言われたのは日野原重明先生ですが、限られた時間を賢く使って、今日の一日も、はるかな信仰の高嶺を目指して精いっぱいに生きたいです。

People think I’m anti-social because I don’t join their conversations. The truth is, I don’t give a damn what they’re talking about most of the time. -Heath Ledger

 

2. 《ほんとの成長のしるし》

僕が17歳の頃は、ぜいたくに暮らしてる人があこがれだった。

今は、“心の平和”を持ってる人に、あこがれるね。

【解説】これが、キリストによって救われ、キリストのみ霊を心に宿した人、誰もが言うべき名セリフです!

(マタイ 5:9) 「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。」

(エペソ2:14,15) 「キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。」

When I was 17, I used to admire people with luxuries. Now, I admire people with inner-peace.

 

3. 《最高の復讐をしたいとき》

最高の報復とは、何も報復しないことだ。

ただ前を進むんだ。

幸せでいることだよ。

(ローマ 12:19,21)「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。』…悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」

The best revenge, is no revenge. Move on. Be happy.

 

4.  《自分を安売りしない》

認めてもらうために、

“本当の自分”を下取りに出すなかれ。

【解説】何とか承認を得なければ、OKをもらわなければ重大な結果を招くようなことが、人生にはあるものです。でもそのために、決して妥協してはならないものがあります。“本当の”と訳した原語authenticityは、法律用語では「認証されたもの」、すなわち“お墨付き”。一般には、まさしく“真正なもの、本当のもの”です。これを失ったら、もはや自分ではなくなってしまう、あなたの信念や信条。――それは、決して犠牲にしてはいけません。それをしたときに、“本当の自分”はあなたの中で死ぬのです。

Never trade in your authenticity for approval.

 

5. 《これも勇気!》

“嫌われる”勇気を持て。~ブルース・リー~

【解説】かのカンフーの雄、映画の中で、徹底的に敵に忌み嫌われた伝説の英雄の言葉です。この言葉は、ある場合には上記の4と結びつきますね。人生は、家庭も、ビジネスも、政治も、ある意味、妥協の連続ですが、私たちの真の敵はサタンですから、この敵に打ち勝つためには、時として、人に嫌われる決断をしなければなりません。そのときは、全てを知りたもう神様に委ねることです。

Have the courage to be disliked. -Bruce Lee

 

【FBギャラリー】No.72 マーク・キースリー「鹿が谷川を慕いあえぐように」

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2019年

7月

23日

◆霊の人になるために◆

1. 《過去の囚人になるなかれ》

あなた自身の“過去”の囚人になってはいけません。

それは単なる“教訓”であって、“終身刑”ではないのです。

【解説】 “終身刑”が利いていますね。一生を「過去」という暗い牢獄で過ごすことです。そこには、夢も、希望も、生きる喜びもありません。「過去」の中に閉じ込められた悲しみ、恨み、怒り、悔恨…は、全てイエス様のもとに差し出して、一歩前に踏み出すことです。

Never be a prisoner of your own past. It was just a lesson, not a life

sentence.

 

2. 《シンプル・イズ・ベスト》

持ち物をより少なくするのは、すばらしいことです。

所有願望をより少なくすることは、さらに良いことです。

【解説】 このいずれにも、このサイトのタイトルでもある、「霊の人になるために」を加えたいですね。この世のものは全て過ぎ去ります。神様と一つにされたあなたの魂だけが、永遠に生きるのです。

Owning less is great. Wanting less is even better.

 

3. 《ほほ笑みの奥を知る人に》

傷ついた心を隠すのに必要なのは、偽りの美しいほほ笑みである。

そうすれば、あなたが本当はどれほど打ちひしがれているか、人は決して気づかない。

~ロビン・ウィリアムズ

【解説】これほど悲しい言葉を読んだことがありません。こう言い残して、あの人懐こいほほ笑みをもって、スクリーンを通して多くの人に心の優しさと、生きる勇気を与えてくれたロビン・ウィリアムズは、自らの命を絶ったのです。これは彼の遺書みたいなものです。彼が、その深い悲しみを、神様の前にありのままにさらけ出していたら…。人の美しいほほ笑みを見たら、その心の奥にあるものに、「あるいは…」と思いを致して、祈れる者になりたいです。あなたの開かれた心が、その人の心を開くのです。時として、その人を死から救うかもしれないのです。

All it takes is a beautiful fake smile to hide an injured soul and they will never notice how broken you really are. – Robin Williams

 

4.《自分の正体は何者か?》

私たちは、霊的な体験を持つ人間という存在ではない。人間としての体験を持つ霊的な存在なのだ。

~ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

【解説】さすが聖職者(20世紀フランスのカトリック司祭)、この言葉は聖書的真理です。本来の私たち一人一人は霊(魂)であり、受胎した時に、“人間”という体を備えられ、死ぬことによって、また元の霊に帰ります。そしてかの日に、再び霊の体によみがえって、永遠に主と共に生きるのです。ですから、上記②とも関わりますが、今生きているのはいわば“仮の姿”、私たちはこの人間としてのあらゆる体験を感謝しながらも、常に永遠の視野に立って、それが全てではなく移りゆくもの、やがてなくなるものであることを忘れてはならないのですね。

We are not human beings having a spriritual experience. We are spiritual beings having a human experience. – Pierre Teilhard de Chardin

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2019年

6月

13日

◆生きる意味を考える5つのポイント◆

1. 《“未知との遭遇”のときは》

正体不明のものへの“恐れ”は、“好奇心”に変えることです。

【解説】 これも、“プラス志向”の一つですね。”恐れ”は時として千載一遇のチャンスを逃し、地中の宝を失いますが、“好奇心”は、あなたの人生に生きる知恵を与え、思いもよらなかった祝福をもたらします。

Replace the fear of the unknown with curiosity.

 

2. 《人生とは、人が生きること》

人生の意味は、ともかく“生きている”こと。

それはいとも明白で、明快で、単純なことだ。

なのに誰もが、自分の手に余ることを成し遂げる必要に駆られて、

大パニックに陥って忙しく走り回っているのだ。

~アラン・W・ワッツ~

【解説】 日本のことわざにも、これに類するいろいろな言葉ありますね。“高望みをしない“”ないものねだりをしない“”身分相応“”身の程を知る“…。上の格言で、”単純な”と訳した原語は、ご存じsimpleです。いつの世も、いえ、世の中が複雑化すればするほど、“シンプル・イズ・ベスト“なんですね。

The meaning of life is just to be alive. It is so plain and so obvious and so simple. And yet, every one rushes around in a great panic as if it were necessary to achieve something beyond themselves

– Alan W. Watts

 

3. 《これぞギリシャ哲学のキモ!》

“変化”を除けば、“永久”なものは何もない。

~ヘラクレイトス~

【解説】 “永久”と訳したpermentパーマネントには、「永続する。不変の。恒久的な」という意味もあります。したがって、「変化以外に不変のものはない」とも訳せますが、これはまさしく“禅訳”ですね。これを解けば、「全てのものは、永久に変化し続ける」となり、彼の“万物流転”論の骨子になります。彼はこれを、分かりやすく、「誰も二度と同じ川に入ることはできない」と説明しました。川は流れ続けてやむことがないからです。私たちの人生も、絶え間なく変わり続けます。いくら「時よ止まれ!」と叫んでも、あの日、あの時は二度と戻らないのです。そんな中で、私たちには、永遠に変わらない、一点一画もすたらない、“神のみ言葉”=聖書が与えられています。この言葉に尽くせない恵みのゆえに、私たちは毎日のように起こる様々な変化の中でも、心静かに生きていくことができるのです。

(マタイ24:35)

「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。」

There is nothing permanent except change. – Heraclitus

 

4. 《“良き友”は“良き聴き人”》

あなたが落胆のどん底にあるとき、

時間を取って、じっと聴いてくれる人は、

得がたく、かけがえのない人です。

【解説】 不思議なもので、始めから終わりまで黙って聴いてもらうだけで、私たちの、もう“死んでしまいたい”と思うような悲しみや苦しみが、ウソのように消えてしまう経験をなさった方は少なくないと思います。そのありがたみを身をもって知ったあなたは、今度は誰かの“聴き人”になってあげてください。これは思ったほどたやすいことではありません。祈りが必要です。「イエス様、いつもあなたが黙って私の言葉を聴いてくださったように、この人の“良き聴き人”になれる愛と忍耐をお与えください」という祈りが――。

Someone who takes the time to listen when we are at our lowest is rare and should be valued.

 

5. 《我が道を往く》

これが誰の役に立つかは知らないけど、ひと言。

もし人が君のもとを去りたいときは、「お好きに」と言おう。

もし人が君を脇に押しやったときは、「お先にどうぞ」と言おう。

君は、「俺は役に立つ」と人に思われるために、この世に生まれたんじゃない。

君は、学び、何かを創り、花開かせ、愛を広めるために、そこにいるんだ。

そんな君にふさわしい人たちは、

君を理解し心から感謝してくれるさ。

【解説】 この言葉を読んだ時に、浮かんできた言葉が、この往年の名作映画のタイトルでした。そして、本当に、これは私のための言葉だと思いました。(この場を借りて“ひと言”申しますが、私が翻訳投稿する格言は、もちろん皆さんのお役に立てればとの思いからですが、その前に、まず自分自身が深く受け止めたものばかりです。自分が心を動かされないものをご紹介するのは意味がありませんし、皆さんに失礼極まりないことですから。)

人には人の生き方。でも私は、これまでもそうでしたし、これからも残された人生を、“他者の幸せのために”生きます。これを理解し、受け入れてくださる(上記“感謝する”の別訳)のは、誰にもまして、神様であることを信じていますから。そこで一句。「人は人 われ我が道を往く 主に在りて」。

I don't know who needs to hear this but, If they want to leave, let them. If they push you away, let them go. You weren't put on earth to convince anyone of your worth. You're here to learn, create, flourish, and spread love. The ones deserving of you will make you feel appreciated.

 

【FBギャラリー】No.55 トレヴァー・ミッチェル 「我が家の庭」

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2019年

5月

21日

◆だから、優しくなさい◆

1. 《45年の探求の結論=少しの優しさ》

45年にもわたる情報収集と研究の結果、私が人々に伝えることのできるベストアドバイス(最善最高の忠告)が、「お互い、もう少し優しくありなさい」であるとは、いささか当惑させられることだ。

~アドラス・ハックスリー(20世紀イギリスの小説家、評論家)

【解説】 人生の真理を極めるために彼が費やした、なんと大変な時間と労力! その結果やっとつかんだ真理の、なんという単純さ! 彼ならずとも、これは当惑しますね。「なんだ、こんなものだったか」と――。でもこれは、それほど単純、容易であるゆえに、実はなかなかできないことなのですね。これを妨げているのは、人間の自己中心性です。妻の召天記念証し集でも触れましたが、妻を天に送ってからの3か月、私は「ああ、なぜもっと優しくしてあげられなかったのだろう。なぜありのままで受け容れてあげられなかったのか。いろいろ細かく注意したことなど、全く取るに足らないことだったのに。愛が足りなかった…」と、涙ながらの悔い改めの日々でした。あなたもどうぞ、この最も易しくて、最も難しいことに、“我が人生最大の課題”と心して取り組んでください。あなたの小さな優しさを感謝して受け止めてくれる人が、目の前にいるうちに――。

It's a little embarrassing that after 45 yers of research and study, the best advice I can give people is to be a little kinder to each other. - Aldous Huxley

 

2. 《教育が教えてくれないこと=自己愛》

長年にわたる教育を受けたにもかかわらず、

いまだかつて誰も、

どのように自分を愛するのか、そしてなぜそれが大切なのかを

教えてくれた人はいなかった。

【解説】 学校教育は、知識を教えます。卒業してからも、私たちはいろいろな知識を貪欲に吸収していきます。でもその中で最も欠けているもの、決して教えてくれないものは、「自分を愛する」ということです。何ができるとかできないとか、性格が明るいとか暗いとか、そんなことは一切関わりなく、この世界にたった一人しかいない“自分”という存在をいとおしみ、優しくしてあげること。この大切さを子どもたちが知っていたら、いえ、大人になってからでもいい、心から分かったら、生きることに絶望して自ら命を絶つ悲劇はなくなるはずです。そして、自分を愛するからこそ、人にも優しく、親切にしてあげることができるようになるはずです。いじめ、ネグレクト、DV、それらは全て、人を愛することの根源である自分自身を愛せず、憎んでいるからなのです。

なぜ自分を愛することがそれほどに大切で、必要なのか? それは、人間をお創りになった方が、その一人であるあなたを心底愛しておられるからです。あなたの命をかけがえのないほど高価なものとし、それを罪の滅びから買い戻すために、ご自分の命を捨てるほどに、いとおしんでおられるからです。それを伝えるのは、その愛を身をもって知った、私たちの務めです。

(イザヤ 43:4)

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

So many years of education yet nobody ever taught us how to love ourselves and why it’s so important.

 

3. 《全ての人には“傷”がある》

あなたの出会う人は、誰であれ、

あなたの知らない戦いを闘っているのです。

優しくしておあげなさい。

どんなときでも――。

【解説】 人の心は誰にも見えません。あなたに示す精いっぱいのほほえみの陰で、その人がどれほどの涙を流しているか、どれほど不安におびえているか、あなたには分かりません。それでつい、きつい言葉で、相手の非を責め、こちらの正当性を主張し、当然のようになすべきことを要求します。相手の心が見えないからこそ、何かを話す前に、「この人は今、泣いているかもしれない。心が痛み、苦しんでいるかもしれない」という、ほんの少しの想像力を働かせましょう。そして、たとえ100パーセント自分の言うことは正しいと思っても、“優しく”それを伝えましょう。それがイエス様のやり方です。イエス様を信じた全ての人は、主の優しいひと言に心を開いて、主のもとにひざまずいたのです。

Everyone you meet is fighting a battle you know nothing about. Be kind. Always.

 

【FBギャラリー】No.45 ボブ・バイアリー 「内緒話」

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2019年

4月

25日

◆他者との良き関わりの中で生きるための5つのカギ◆

1. 《人を選ばば言葉より行為で》 

私が人生で学んだ最も大切なことの一つは、“人の言ったことはほとんど無視せよ”ということよ。

その代わり私は、その人が何をするかをよ~く見てるわ。

~アマンダ・パターソン~【解説】 私たちはどうしても、その人の言った“言葉”でその人を判断します。特にクリスチャンは、“隣人を愛する”という大前提で生きていますので、人をまず無条件で信用してしまうのです。でもそこには、サタンの付け入る大きな罠がいつもあります。私もそのために、一生に関わるような大きな損失を負いました。その人が自分の言った言葉どおりに生きているか、行動しているか、よく見極めて判断することです。

One of the most important things I’ve learned in life is to ignore most of what people say. I watch what they do instead.

– Amanda Patterson

 

2. 《まず受け容れて真理を語れ》

ほとんどの人は真理を求めていないというのは悲しい現実です。彼らは、自分が信じていることは真理だという再保証が欲しいだけなのです。

【解説】 原文のtruthトゥルースには、「真理」「真実」という意味がありますが、上記の言葉は、ほんとに悲しい“真実”です。ご自身のことを考えても、“ああ、ほんとにそうだな”とうなずけるのではありませんか? そのような人々に、私たちは唯一、まことの真理であるイエス・キリストを証ししなければならないのです。そのときには、相手の言うことが、たとえ間違っていても、まず受け容れることです。決して頭からそれを指摘してはいけません。人は、“まず自分自身が(自分の考えでなく)受け容れられた”と感じるときに、心を開くのです。そこから、寛容と忍耐をもって、終始相手の立場に立って共に考えながら、人間の自己中心性と、イエス様の十字架に現された徹頭徹尾“他者志向”である神の愛を伝えましょう。「この愛の中にある真理が、あなたを本当に自由にするのです」(ヨハネ8:32)と――。

(ヨハネ14:6) 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」

The sad reality is that most people don’t really want the truth. They just want reassurance that what they believe is true.

 

3. 《自分のいるべき場所を見極めよ》

自分が喜んで受け入れられる場所に行きなさい。(celebarate)

―我慢して置いてもらえる場所ではなく。(tolerate)

もし彼らに、あなたの本当の力と真価が分からないなら、

それは新たなスタートを考えるべきときです。

【解説】 原文のcelebrateセレブレイトとtoleratgeトラレイトはお分かりのように韻を踏んだ修辞です。直訳すれば「祝う。褒めたたえる」「黙許する」ですが、分かりやすく砕いて訳してみました。

長い人生には、“再出発”が必要なときが必ずあるものです。一度限りの人生、自分のいるべき場所を間違えたまま、要らざる心の苦しみの中で無駄にしてはなりません。あなたに、ご自身のみ名のために必要なたまものをお与えになった神様は、そのたまものを最もよく生かせる環境をも、きっと備えてくださいます。祈りをもって一歩を踏み出すことです。次の一歩は神様が手を取って導いてくださいますから――。

Go where you are celebrated – not tolerated. If they can’t see your true value and worth, then it’s time for a new start.

 

4. 《人に期待せず、神に期待せよ》

君がその人にしてあげたと同じように、君にもしてくれると思ったら、エラくがっかりすることになるぜ。

誰もが、君とおんなじ心を持ってるわけじゃないんだから。

~クリスチャン・ベイル~(アメリカ俳優)

【解説】 彼の言っていることも、この人生の現実の一つですね。人に何かをしてあげるときは、決して見返りを期待しないこと。―でもそこには、クリスチャンに約束されたすばらしい“天の報い”が待っています。あなたの愛の行為は、たとえどんなにささやかでも、天に積まれ、ただ神様が評価してくださるのです。“神は見ておられる。神様は全てご存じ”。だから、それを行った瞬間に、もう忘れることです。思いがけないときに、思いがけない方法で、神様は報いてくださいます。――そのことをこそ期待しましょう。

(マタイ6:3,4) 「あなたは、施しをするとき、右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい。あなたの施しが隠れているためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」

You’ll end up really disappointed if you think people will do for you as you do for them. Not everyone has the same heart as you.

– Christian Bale

 

5. 《“自分”という器をまず満たせ》

あなたは、空っぽのコップから注ぎだすことはできません。

まず自分自身を良きもので満たしなさい。

【解説】 ここまで他者との良き関わりについて述べてきましたが、その”締め”、そしてその“力の源”はこれです。あなたからの良きもので人々の心を潤そうと思ったら、まず自分自身が満たされなけばなりません。人としてより良く人生を生きるのに必要な全ての良きものは、神様から、そのみ言葉である聖書から頂くことができます。かく言う私も、主のあわれみによって救われた57年前から今日までの、数えきれない祝福の中から、ほんの少しばかりを皆さんにシェアさせていただいています。それは召されるまで、受けて分かつ“現在進行形”です。

(ヤコブ 1:17) 「すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。」

You can’t pour from an empty cup. Take care of yourself first.

 

【FB木曜ギャラリー】 キャロリン・ブリシュ「私もマーガレットよ」

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2019年

2月

05日

◆他者の幸せを願う人生を送るための5か条◆

1. 《自分の死後に誰かが幸せになればいい》

“自分は、この木陰に憩うことはない”と知りつつ木を植える人は、少なくとも人生の意味が分かり始めたのだ。~タゴール~

【解説】 この19世紀のインドが生んだ詩人にして思想家の言葉は、あのルターの「もし明日世界が滅びると知っても、私は今日リンゴの木を植える」という言葉に通じるものがありますね。この言葉に描かれた人は、やがて自分の死後、疲れた旅人や愛し合う恋人など、多くの人が、生長したこの木の木陰で涼を楽しむ姿を心に思い描き、そのことのために、黙々と苗木を植えたのです。“他者の幸せのために生きる”。それは、神の人間創造の意志でもあります。そのことに目覚めたとき、私たちには、一度限りの人生をどのように生きるべきかが分かり始めます。本当の人生とは、自分の存在で、誰かが-未来の人も含めて-幸せになれる人生なのだということが――。

The one who plants trees, knowing that he will never sit in their shade, has at least started to understand the meaning of life. – Rabindranath Tagore

 

2. 《人が“憎しみ”を学ぶ前に愛を見せなきゃ》

他の人間を、皮膚の色や、素性や、宗教などで憎みながら生まれてくる人はいない。人を憎むには“習い覚える”必要があるのだ。そして“憎しみ”が学べるものならば、“愛する”ことも、教わることができるはずだ。何となれば、人間の心には、”愛”が、その真逆の”憎悪”よりも、より自然に芽生えるからである。

~ネルソン・マンデラ~

【解説】 世界を恐怖に陥れたIS(イスラム国)も、過激派のテロリストたちも、少年たちに徹底して“憎む”ことを教えて、殺人者に育て上げていったのです。「人を憎み、殺すことで、天国に行ける」と――。なんと恐ろしく、悲しい現実でしょうか。マンデラの言葉は真実です。生まれながらに憎しみを身に着けた人間は、ただの一人もいない。皆、憎むことを教えられたのです。だとすれば、キリストの十字架の愛によって、真実の愛を知った私たちが、身をもって、一番身近にいる人から、“愛”とは何かを教え示していかなければならないのではないでしょうか? 自分の小さな“愛”の行為で、人の心から、一つでも“憎しみ”を取り去ること―これもまた、私たちに託された”神は愛です”という証しなのです。

(Ⅰヨハネ 3:15,16) 「兄弟を憎む者はみな、人殺しです。いうまでもなく、だれでも人を殺す者のうちに、永遠のいのちがとどまっていることはないのです。キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。」

No one is born hating another person because of the color of his skin, or his background, or his religion. People must learn to hate, and if they can learn to hate, they can be taught to love, for love comes more naturally to the human heart than its opposite.

– Nelson Mandela

 

3. 《プラス志向の法則1: 傷ついて愛の分かる人に》

心が破れ、打ちひしがれた人は、

これ以上ないほど愛することができます。

一度でも“暗闇”の中にいた人は、

何であれ“輝くもの”に感謝するのです。

【解説】 これは、神様が、人間が罪の中に滅びてしまわないためにお与えくださった、“プラス志向”の性質です。私たちは、どんな逆境も、試練も、神のみ力に対する信仰によって、プラスに変えていくことができるのです。それは、“愛”も、“明るい人間関係”も、“健康”も、失って初めて知ったそのかけがえのない価値を、なんとしても取り戻し、さらに高めていこうとするからです。あなたは今、そのような痛みの中にいますか? どうぞ人生のマイナスを、挫折を、損失を、そのままで終わらせないでください。それを、全て神様にお委ねして、その中から“輝きのプラス”を生み出してください。自ら痛みを知った人の愛は、関わる全ての人の心を優しく包み、他の人の何倍、何十倍も、人の心の奥深くまで届くのですから――。

The broken will always be able to love harder than most. Once you’ve been in the dark, you learn to appreciate everything that shines.

 

4. 《プラス志向の法則2: 痛みを知るほどに、生きる喜びが増す》

知覚を強めるためには、払うべき“代価”があるのだ。私たちは、“痛み”に対して、より敏感になることなしに、”喜び”に対して、より敏感になることはできない。

~アラン・ワッツ~

【解説】 人生の様々な”痛み”は、その対極にある人生の“喜び”を知るために支払う代価であることを覚えましょう。モノだけでなく、私たちは心に感じる全ての知覚についても、ある知覚の本当の価値を知るためには、その対極の知覚を知るという“代価”を支払わなければなりません。その“負(マイナス)”の値が反比例して、“正(プラス)”の価値を倍に高めるからです。全ての心の“痛み”の背後には、人間の自己中心の”罪”が横たわっています。そのことを、復活の主に出会って忽然と知ったパウロは、キリスト者迫害の罪の負い目を、“罪びとの頭”として生涯身に負いながらも(Ⅰテモテ1:15)、いえ、負ったがゆえに、神の恵みの深さ、広さを、ためらうことなく、こう宣言することができたのです。

(ローマ5:20)

「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。」

There is a price to be paid for every increase in consciousness. We cannot be more sensitive to pleasure without being more sensitive to pain. – Alan Watts

 

5.《あなたがハッピーなら、私もハッピー!》

私を「イカれてる」と呼んで結構。

でも私は、人が幸せで、うまくいってるのを見るのが好きなんだ。

人生は“競争”じゃない。

“旅”なんだよ。

【解説】 自分の死後の他者の幸せを願って始まったこのこの5か条、締めもこれです! 一度限りの人生が“競争”だとしたら、いつも人に先を越されるのを恐れて、しゃにむに頑張って、時には他人を蹴落として、先へ先へと突き進まなきゃなりません。疲れますよねぇ。時には心が無性に渇いて、むなしくもなります。でも、違う。神様がお与えくださった人生は、“旅”です。行く手は道二つに分かれていますが、”道であり、真理であり、命であるお方“(ヨハネ14:6)を知った私たちにとっては、愛する主が場所を備えて待っていてくださる天国への一直線の旅です。そしてこの旅路は、同伴者と、愛し合い、むつみ合って歩いてこそ、楽しさが増すのです。私たちは、こんな欠けだらけの者をとことん愛してくださった神様を知って初めて、他者の幸せを、心から喜べる者に変えていただけました。そして、そのために喜んで犠牲を払える者にしていただけたのです。私は今、生きるモットーを聞かれたら、迷わずに、”他者のために生きる“と答えます。私もまた、ほんとに、あなたの幸せと成功を見るのが好きなのです!

Call me crazy but I love to see people happy and succeeding. Life is a journey, not a competition.

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2019年

1月

17日

◆真に賢く生きるための7か条◆

1. 《どんなときも正しいことを》

正しい側に立ちなさい。たとえそれが、“孤立”であったとしても。

【解説】 私たちは、人間的には正しいことのために“孤立”することがあります。けれどもキリスト者に孤立はありません。共に傍らに立ってくださる方がおられるからです。

Stand for what is right. Even if it means standing alone.

 

2. 《真の理解力とは》

“理解力”とは、全てのことを、疑うことなく知っていることではありません。それは、自分が知っていると思う全てのことについて、“疑問を持つ能力”のことを言うのです。

【解説】 幼子のように、素直に信じることは大切ですが、一方で、自分の信じていることについて、何も考えず、疑問を持たなければ、私たちの信仰も思索も深まることはありません。それどころか、それは“盲信”に陥る危険があります。私たちの思考は、決して“停止”させてはなりません。絶えず聖霊の光の下で、自らの信仰を、そして教会の在り方を考えていくところに、キリスト者の真の“知性”は育まれていくのです。

Intelligence is not about knowing everything without question. It is the ability to question everything you think you know.

 

3. 《議論をなさい》

“議論”が失われるところでは、“中傷”が、敗者たちの手段になる。

【解説】 あくまでも争うことなく、相手の立場・考え方を尊重しつつ、物事を“議論”で解決していくことです。そのとき、少数意見は最大に尊重しなければなりません。これがなされず、強引に数で押し切ろうとしたり、権力者のパワーハラスメントで物事を決めようとしたりするとき、敗れた人々に残された手段は、陰に回っての“中傷”しかありません。サタンはその時を待っています。そのとき、神の教会といえども、分派・分裂の危機にさらされていることを、私たちは賢く悟らなければなりません。

When the debate is lost, slander becomes the tool of the losers.

 

4. 《ただし無駄な論争は避けよう》

【解説】 はい、これは、下のイラストで、ちょっと考えさせてから、笑わせてくれるジョークです。(お分かりですね? この賢者は、自分の信念を実行して、愚者との論争を避けたのです!)

What is the secret to eternal happiness? To not argue with fools. I disagree. Yes, you are right.

 

5. 《“静かなる強さ”を求めよう》

“声高(こわだか)”が強くて、“静かな物言い”が弱いなどとは、決して思わないでください。

【解説】 そう思うとしたら、それは大いなる、そして危険極まりない誤解です。問題は、そう誤解している人が、政治の世界にも、地域の中にも、そして時には教会にも、大勢いるということです! これは、上記3を実行するときの“鉄則”として、いつも心にとどめておきましょう。

Never assume that loud is strong and quiet is weak.

 

6. 《愚かさを死者に例えれば…》

人が死ぬとき、その人は自分が死んでいることはもはや知りません。その痛みは、他の人々が感じるのです。同じことは、“愚かな人”の場合にも起こります。

【解説】 これは言わずもがな。1行目をこうはめ代えて読んでください。「人が愚かなとき~」「自分が愚かなことを~」。言えてますね? これはまじめさを装った高尚なユーモアで、後段で思わずクスリと笑ってしまいますが、願わくは、自分が、知らずに他者の心を痛めている愚か者とならないよう、神様に祈らなければなりませんね。

When you’re dead, you don’t know you’re dead. The pain is felt by others. The same thing happens when you’re stupid.

 

7. 《己の心を制する者こそ》

私は言っておこう。

あなた自身の心ほど、あなたを煩わせるものは、この世には存在しない。

実際のところ、

他者があなたを煩わせているように見えても、それは他者ではない。

あなたを煩わせるのは、あなた自身の心なのだ。

~ダライ・ラマ~

【解説】 20世紀の生んだ賢人の一人、ダライ・ラマの言葉は、傾聴に値しますね。この思い煩いに満ちた心をコントロールできるのは、“内なる聖霊”しかありません。真の賢さとは、知識の多さではなく、己の心を正しくコントロールできる知恵を持つことです。そのためには、このお方、ご聖霊にあなたの心をいつもご支配いただくことしかありません。これが、“真の賢さへの究極の道”なのです。

(ヨハネ14:1,16,17) 「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。…わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。」

Nothing in the world can bother you as much as your own mind, I tell you. In fact, others seem to be bothering you, but it is not others. It is your own mind. – Dalai Lama

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2018年

12月

07日

◆祝福の人生への6つの秘けつ◆

1. 《人生はギブ&テイクか?》 人生は、“与える”ことと“もらう”ことに満ちています。人には“感謝”を与え、全てを“有り難く”受け取りなさい。

【解説】 これは英語の言葉遊びによる格言です。後半のtake~の部分は、直訳すると、”どんなことも、当たり前のようにもらってはならない“という意味です。つまりこれは、本当の祝福は、”あげたり、もらったり“のイーブンではなく、私たちが生かされている全ては神様のあわれみと恵みであることを忘れず、人に与えるものは”感謝“(たとえ何かをあげるときでも!)、受け取るものは、“その資格なしに頂いた”と思うことです。

Life is full of Give and Take. Give thanks and Take nothing for granted.

 

2. 《与えることは投資か愛か?》 あなたが人に与えて何かの見返りを期待するなら、それは“投資”です。与えても、何も見返りを求めないなら、それは“愛”です。

When you give and expect a return, that’s an investment. When you give and don’t expect anything back, that’s love.

 

3. 《人生はエコーのごとし》 人生は“こだま”です。あなたが送り出すものは、返ってくるのです。あなたが蒔くものは刈り取り、与えるものは得ます。あなたが他人の内に見るものは、あなたの内にもあるのです。それゆえ、裁いてはいけません。そうすれば裁かれることはありません。恵みに輝いて、愛を与えなさい。その愛は、あなたに返ってきます。

(マタイ 7:1)「さばいてはいけません。さばかれないためです。」

Life is an echo. What you send out – comes back. What you sow – you reap. What you give – you get. What you see in others – exists in you. Do not judge – so you will not be judged. Radiate and give love and love comes back to you.

 

4. 《閉じられても開(あ)くドアもある》 時として、自分の人生の中で、全てのドアは閉じられてしまったと感じるときがあります。けれど、閉じられた全てのドアに、鍵がかかっているとは限りません。そのどれかは、あなたがノックするのを待っているかもしれないのです。

(マタイ 7:7) 「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」

Sometimes we feel all doors are closed in our life. But, all the

closed doors may not be locked. They may be waiting for your knock…

 

5. 《予期せぬ出来事こそ人生なり》 思いもしなかった結果や問題というのも、人生の一部です。どんな状況になっても、決して希望を失ってはなりません。なぜなら、“夜の暗さ”は、必ず“朝の光”に取って代わられるからです。(希望のあるところ―訳者補訳)どんなことも可能なのです。

Unexpected results & problems are part of life. Never lose hope

in any condition, because darkness of night always ends with light of the day. Anything is possible.

 

6. 《挫折しても敗北は拒否せよ》 私たちは、“挫折”を味わうことがあるかもしれませんが、決して“敗北”してはなりません。~マヤ・アンジェロウ

【解説】 これも、マヤらしい修辞を施した力強い言葉です。すなわち、”挫折””敗北”と訳した原語は、どちらも同じdefeatデフィートなのです。かつてある人が言った、「ノックダウンされても、ノックアウトはされるな」にも似ていますね。

We may encounter many defeats but we must not be defeated. – Maya Angelou

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2018年

11月

17日

◆”不言実行”で世界が変わる◆

この世界は、

あなたの“模範(実行見本!)”によって変わるのだ。

あなたの“意見(御託!)”によってではない。

~パウロ・コエーリョ~(ブラジルの作詞家、小説家。)

 

【コメント】この絵が、全てを物語っていますね。そして私たちは、イエス様のこの言葉を思い出します。

(マタイ 25:40) 「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」

 

The world is changed by your example, not by your opinion. – Paulo Coelho

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2018年

10月

31日

◆”命”に格差がありますか?◆

“ある命は価値が少ない”という考え方が、

この世界のあらゆる悪の根源なのです。

 

【解説】 「悪」と訳した原語wrongロングには、「不正、誤り、不当な行為、虐待」という意味もあります。ズバリ言ってそれは「罪」と同義語です。“命の尊厳”(どんな命も、神様が創られたものであるゆえに貴い)を説いたのは暗黒大陸アフリカで、非衛生と貧困のゆえに奪われていく原住民の命を救うために全てをささげたアルバート・シュヴァイツァー博士ですが、一方では、アーリア民族至上主義の狂気に駆られ、600万のユダヤ人を、“価値なき命”として抹殺しようとしたヒトラーも、南ア連邦のアパルトヘイトも、その他、人類の歴史上のあらゆる戦争、迫害も、この誤った人種差別主義のもたらした悲劇でした。けれども、この“命に格差をつける=命の値踏みをする!”考え方は、この世界で誰よりも己を第一にし、他者を見下そうとする人間の“自己中心”の根源的な罪から出ているのです。他人ごとではない。私も、あなたも、この罪を潜在的に持っているということです。これを解決しない限り、地上に悪はなくなりません。そしてこの根源的な罪の解決は、一人一人の命を贖うために、ご自身の貴い命を十字架で捨てられた、イエス・キリストを信じる以外にないのです。

 

(マタイ 16:26) 「人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう。」

 

The idea tha some lives matter less is the root cause of all that is

wrong with the world.

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2018年

9月

29日

◆チャンスを抱きしめよ◆

1. 《今という時を抱きしめよ》 時として、人は、それが“思い出”となってしまうまで、その”瞬間”の価値に決して気づかないものだ。~スース博士

【解説】 “思い出”は、決して今に戻すことはできません。良きことはもちろん、やり直したい、あるいは、なかったことにしたい悪しきことも。正しく決断し、悔いのない思い出にできるのは、“今、この瞬間”だけなのです。

Sometimes you will never know the value of a moment until it becomes a memory –

Dr. Seuss

2. 《人生の嵐を抱きしめよ》 雨がなければ、何も生長しません。あなたの人生の“嵐”を抱きしめるすべを学びなさい。

【解説】 あえて直訳で“抱きしめる”と訳した原文のembraceエンブレイスには、“機会に乗ずる、喜んで応じる”という意味もあります。積極的に人生の嵐に“乗じる”、“喜んで立ち向かう”のです。「これも神が送られた嵐。これがなければ、これを乗り越えられなければ、私は成長しないのだ」と信じて――。

Without rain nothing grows. Learn to embrace the storms in your life.

《“再”のチャンスを抱きしめよ》 あなたに必要な数だけ、人生の“再設定”(リセット)、“再調整”(リアジャスト)、“再出発”(リスタート)、“再集中”(リフォーカス)をなさい。

【解説】 原文には「…」がありますから、“再”はまだまだあるのです。“再会”、“再婚”、“再献身”、人生は“再”の連続です。そこには時として、心からの悔い改めが伴うかもしれません。「必要な数ってどれだけ?」と聞かれたら、「7の70倍」と答えましょう。生きている限り、“再”のチャンスは、今わの際まであなたのものです。それがあるから、人生は美しく、すばらしいのです。なんとなれば、“再”は神様の大いなるたまものだからです。

Re-set, Re-adjust, Re-start, Re-focus…as many times as you need to.

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2018年

9月

12日

◆形あるものによらずして◆

年を経ると、私たちは気づくのです――

30,000円の時計も、3,000円の時計も、同じ時を刻んでいることを。

マイケル・コース(アメリカの有名ファッションデザイナー)の財布も、フォーエヴァ―21(アメリカのファストファッションチェーン)の財布も、入る金額は同じだということを。

3,000万円の家も、1,000万円の家も、人の孤独を同じようにもてなせるのだということを。

フォード車(アメリカの大衆車)も、ベントレー(イギリスの高級車)と同じくらい遠くまで走れるのだということを。

 

本当の幸せは、物質的なものの中には見いだせません。それは、お互いの間に見いだされる愛と笑いの中から生まれるのです。

 

へりくだり、つつましく生きましょう。やがて私たちのために大地に掘られる穴は、皆、同じサイズなのですから――。

 

【解説】 金額の換算以外は、出てくる固有名詞はそのままですが、日本の店舗やメーカーに置き換えると、より分かるかもしれません。最後の1節は、日本では、さしずめ”骨壺の大きさ”ということになるでしょうが、本当に「アーメン」ですね。

 

As you get older, you’ll realize that a $300 watch and a $30 watch

both tell the same time.

A Michael Kors wallet and a Forever 21 wallet hold the same amount

of money.

A $300,000 house and a $100,000 house host the same loneliness.

A Ford will also drive you as far as a Bentley.

True happiness is not found in materialistic things. It comes from

the love and laughter found with each other.

Stay humble…the holes dug for us in the ground are all the same

size.

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2018年

8月

25日

◆”愛”についての3つの言葉◆

◆霊の人になるために◆

―“愛”についての3つの言葉―

 

1. 【愛の橋。渡るのはあなた】 ルーミーが言ったように、「愛は、あなたと全てのものをつなぐ“橋”です」。でも、あなたの目に入るのは橋だけ。その上を渡らなければならないのは、あなた自身なのです。

As Rumi said, “Love is the bridge between you and everything.” But you can only be shown the bridge. You are the one who must walk over it.

2. 【全ては虚(むな)し、愛なくば】 知っていますか? あなたが、この人生でやる全てのことは、取るに足らないのです。それが神を愛し、神が創られた人を愛するということでなければ――。(フランシス・チャン)

Do you know that nothing you do in this life will ever matter, unless it is about loving God and loving the people He has made. – Francis Chan

3. 【愛なき一瞬、永遠(とわ)の後悔】 ライフ・イズ・ビューティフル、人生はすばらしいものです。あなたの全人生の中で、この1日、この1時間、この1分は、二度と訪れません。争いや怒りは避け、全ての人に愛ある言葉でお話しなさい。

Life is beautiful. One day, One hour and One minute, will not come again in your entire life. Avoid fights, angriness and speak lovely to every person.

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2018年

8月

10日

◆独りであれ、そして他者に寄り添え◆

① 霊的な心は痛みを感じる心: 霊的な心を持った人は、普通の人よりも心配事や落ち込みに苦しむ傾向があります。なぜだか知っていますか? その人の目が、回復や癒やしを求める世界に開かれているからです。その人は実際に、自分の周りにいる人の情緒を感じ取る、人よりも豊かな能力を持っているのです。(オショー)

 

② 独りでいるのはすばらしいこと: “独りでいる”ことと、“孤独(独りぼっち)である”こととは違います。“独りでいる”ことは、その人の心が、自分が生きている社会に影響されず、“汚染”されずにいるということです。(ジドゥ・クリシュナマーティ)

 

③ “自分は自分”と自覚する: “自分は他の人とは違う”ということをお認めなさい。それは単にいいことではありません。それは、とんでもなくすばらしいことなのです!

 

④ 理解できずとも受け入れる: あなたが“理解できない”ものを、“憎んでは”いけません。

 

⑤ 自分を知って他者を知る: あなたの視野は、自分自身の心をよく探り知るときにのみ、はっきりと開ける。(カール・ユング)

 

【解説】 “霊の人”になるためには、自分自身を知り、磨くだけではダメですね。他者の心を自分自身のように知ろうとし、その心に寄り添わなければ、決してなれません。ブーバー流に言えば、“我となんじ”の関係を深めるところにのみ、“霊の人”はかたちづくられていくのです。“霊の人”は傷つきます。傷つくことを恐れていては、“霊の人”にはなれません。“霊の人”への道は、畢竟(ひっきょう)、私たちの苦しみをご自身の身に担い、命をも捨てられたイエス・キリストの十字架が立つ、あのカルバリへの道と一つであることを、私たちは知らなければならないのです。

 

①People who are spiritually minded tend to suffer from anxiety and

depression more. Your know why? Because their eyes are open to a world that is in need of repair. They literally have an increased ability to feel the emotions of people around them. -Osho

②It’s beautiful to be alone: To be alone does not mean to be lonely. It means the mind is not influenced and contaminated by society. – Jiddu Krishnamurti

③Admit it. You’re not like the others, and that’s not just okay, it’s fucking beautiful.

④Don’t hate what you don’t understand.

⑤Your visions will become clear only when you can look into your own heart. – Karl Jung

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2018年

7月

14日

◆ブルース・リーの言葉◆

◆霊の人になるために◆

―ブルース・リーの言葉―

 

人生であなたが学ぶことのできる最高の“教科”の一つは、“平静でいる”術(すべ)をマスターすることである。

~ブルース・リー~

 

《前向きに、肯定的に考えて》

これを読んでいるあなたにとって、今、事態がどんなに厳しいものになっているか、私は分かっています。でも、約束します。物事はきっとよくなるということを知ってほしいのです。もう少しだけ、持ちこたえてください。あなたが「誰も自分のことなんか気にしてない」と思っておられることも知っていますが、それは間違いです。その考えはやめてください。私は気にしています。でなければこれを書きはしません。あなたは独りではない。私たちは遠く離れているかもしれませんが、皆、同じところを通っているのです。どうが、踏みとどまり続けてください。

 

【解説】 カンフーの達人だったブルース・リーが、生涯をかけて極めようとした術は、これだったのですね。それは取りも直さず、どんな人生の修羅場にあっても“平静を保つ”ということが、人間修業の中では、最も難しいことの一つだということです。私など、まるで心の中にダイナマイトを抱えているようで、普段は平静を装っていても、ある状況になると、怒りの言葉が自分でも驚きあきれるうちに爆発して(すなわちキレて!)、あとで深い後悔に襲われるのです。まさに生涯かけてマスターすべき課題です。一つ自分なりに分かっているのは、これは“人間技”ではできないということです。内なる聖霊に、もっと心の奥深くまで、ご支配いただかなければいけないのですね。

後半の、彼の言葉を受けてのオリジナル投稿者のひと言、あなたにも力になればいいのですが。そしてこれを本当に、個人的に、あなたに言っておられるのは、あなたの状況をつぶさにご存じの、イエス様であることも忘れないでくださいね。

 

One of the best lessons you can learn in life is to master how to

remain calm.

-Bruce Lee-

Positive quotes and affirmations

Whoever is reading this, I understand how rough things are right

now. I just want to let you know that things will get better, I promise. Keep holding on just a little bit longer. I know you feel like nobody really cares. You're wrong, stop denying it. I care, otherwise I wouldn't be writing this. You're not alone, we may be miles away but we're all going through the same things. Please keep holding on.

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2018年

6月

23日

◆キアヌが語る人生の真実◆

もしあなたが、

“自分はいつでも正しい”と思っているなら、

あなたが人生から学べるものは、

何一つない。

~キアヌ・リーヴズ~

 

【解説】 故ビリー・グラハム博士によれば、人間が、最後の最後まで言いたくない3語があるそうです。それは、「I am

wrongアイ・アム・ロング 悪いのは私です」という言葉です。このような人が患っている病名を“傲慢病”(正確には“自己義認症候群“Self-righteousness Syndrome”-小川の命名による)といいます。かなり病巣が深く、心の奥深くの霊魂の領域にまで達しているので、なかなか治療が困難です。典型的な症状としては、一般的には自己顕示欲旺盛、尊大、上から目線、忠告無視…などで、具体的な問題が起こったときには、自己正当化、言い訳、他者非難…などに転じます。厄介なのは、そのとき指摘された自らの間違いや過ちが的を射ていると、時として相手が驚くほどの攻撃性を示すことです。

根本的な原因は、本来は、自分を大切にし、人生をしっかりと生きていくうえで正しく機能するはずの“自尊心”が、“自己中心”の罪によって侵されてしまっていることによります。そして、実はこの病は、程度の差こそあれ、生きとし生ける者全てが抱えているのです。

根本的な治療法は、ただ一つ、「私は罪の病人を招くために来た」(マルコ2:17他)と言われたイエス様のもとに行くことしかありません。このお方から、人生で最も大切なこと―“謙遜”を学ぶのです。さもなければ、キアヌが警告したように、私たちは、この神の恵みにあふれた人生から、何一つ学ぶことなく、霊的飢餓の中で、一生を終えることになります。

 

(マタイの福音書11:28-30) 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

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2018年

6月

05日

◆こんな生き方を目指しませんか?◆

1.全部分からなくていいのです

全てを自分で把握しようと、そんなに急(せ)いてはいけません。“いまだ知られざるもの”は、そっと抱きしめて、人生があなたを驚かせるようになさい。

 

【解説】 このタイトルは、こう続きます。「神様は、あなたに起こる全てをご存じなのだから」と――。それで十分なのです。”神様は最善以下はなさらない”という信仰があるなら、あなたに起こる予期せぬ出来事は、一つ一つが、神様からの“ビッグサプライズ”なのです。

 

2. 今をベストに生きること

過去を振り返ることに、もはやあまり興味がなくなったなら、“自分は今、やるべきことをやってるんだ”と思いなさい。鏡の中に映っている、“これまで数々の困難を通り抜けて、それでもしっかり立っている人”を、いつもいとおしんでいくことです。そしてもしあなたが立ち上がろうとしているなら、思いっきり“輝く”ほうがいい。

 

【解説】 これは一種の“逆説”です。私たちは、厳しい人生の現実に直面しては、「ああ、あの頃はよかったなぁ」「あの日に戻れるものなら…」と嘆くのですが、それはある意味、私たちの性(さが)のようなもの。思うまいとするほうが無理です。それよりも、今をしっかり生きることによって、過去に感謝こそすれ、過去をいたずらに懐かしみ、現実をつかの間逃避する必要は、もはや“自然消滅”してしまうのです。そのような力は、神様に生を受けた“自分”を、良いところも、欠けも、丸ごと受け入れて、愛していくところから生まれます。たとえいっときは座り込むようなことがあっても、もう一人の自分が、「さぁ、立って」と内から促してくれるのです。そのときに、あなたはきっと、“輝いて”います。神と直接相まみえたモーセが自分の顔の輝きに気づかなかったように、たとえあなたがそれに気づかないとしても。なぜならその“輝き”は、「起きよ、光を放て」(イザヤ60:1)と言われた、あなたの内なるみ霊の輝きだからです。

 

3.“親切”であることの力を信じること

”親切”(優しさ)という単純な行為は、千人の人が頭(こうべ)を垂れて祈る“祈り”よりも、はるかに力があるものです。

~マハトマ・ガンディー~

 

【解説】 これは、ヒンドゥー教徒として一生を終えながら、他の誰よりもキリストに近い生き方をした人の言葉です。彼は、“祈り”の何たるかを知っていました。その本質と驚くべき力も、形だけの偽善の祈りのむなしさも――。彼の祈りは“行動”だったのです。彼は心で祈りつつ同胞に(思想を異にする敵に対しても)“親切”の種をまき、親切をしながら祈ったのです。それは、あのマザー・テレサにも通じるものです。“親切”は、行動の“祈り”です。それが、なんの意識もせずに、まるで呼吸のように自然にできたら、それは、私たちが生涯をかけて目指すべき、最もイエス様に近い生き方です。

 

Don’t be in such a rush to figure everything out. Embrace the unknown and let your life surprise you.

When looking back doesn’t interest you anymore you’re doing something right. Work on being in love with the person in the mirror who has been through so much but is still standing. If you’re going to rise, you might as well shine.

The simple acts of kindness are by far more powerful than a thousand heads bowing in prayer.

-Mahatma Gandhi

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2018年

5月

16日

◆愛:究極の神の意思◆

あなたが“力”を必要とするのは、

何か悪いことをしたいと思うときだけだ。

それ以外のときは、

物事をなし終えるには

“愛”があれば十分なのだ。

 

~チャーリー・チャップリン~

 

【解説】 これが彼の人生哲学でした。ここで彼が言っている「力」とは、悪しき力、ズバリ言って「権力」です。彼が、その最大のものである国家権力に真っ向から”否(いな)”を唱えた名作「独裁者」を世に問うた時も、彼の心には、この人生哲学が凛として響いていたに違いありません。そしてこの哲学は、ひとり個人のものではなく、時代を超えて、国を超えて、全ての人、全ての国家に通じる真理です。なぜなら、これは、”愛”によってこの世界、全宇宙を支配しておられる神のご意思であるからです。私たちが、思わず知らず“力”を行使したい誘惑に駆られたときは(陰で糸を引いているのはサタンです!)、あのカルバリの十字架を、即座に仰がねばなりません。

(余談ながら、映画ファンの方は、このチャップリンの映画タイトル、分かりますよね? そう、「キッド」(1921 サイレント)です。)

 

(Ⅰコリント13:13) 「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」

(コロサイ3:14) 「これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。」

(Ⅰペテロ 4:8)「 」何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。」

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2018年

5月

04日

◆裁くは易く、分かるは難し◆

“裁く”のは易しい。

“理解する”のは、より難しい。

理解するには、あわれみと、忍耐と、

“よき心は時として、みすみす不幸な道を選ぶ”ということを、進んで信じる意志が必要だ。

裁くことによって、人は散り散りに離れ、

理解することによって、人は大きく伸びてゆく。

 

【解説】 なかなか印象深い言葉だと思いませんか?(自分ごとですが、短く深い言葉は、訳すときも言葉選びに苦労します。字幕と同じです。(笑))4行目が新鮮でした。あえて“不幸な道”と訳した原語は、poor

method、直訳すれば“貧弱なやり方”です。その反対はrich method。何かをやるときに、お金に物を言わせ、最高のおぜん立てをして、事を成功裏に運び、人々の喝さいを浴びる処世法です。けれども善良な、優しい、思いやりにあふれた心は、自分の立場、自分の名誉よりも、相手の人のことを第一に考えるのです。そして、その人のためになることなら、たとえそれで自分が損失を受け、惨めな状態に陥ろうが、時には人々から「バカだねぇ、あそこまでする必要ないのに。もっとうまい方法があるだろうに」と批判を受けようが、徹底してその人に寄り添います。そのような生き方こそ、世の賢い人々の方法とは真逆のようでも、神様に喜ばれる道なのだということが本当に分かったら、もはやその人への批判(裁き!)は消え去り、その人の行為を、無条件で受け入れることができます。それが真の意味で“理解する”ということです。なぜなら、この“よき心”の根底にあるのはキリストの十字架の愛であり、それを理解するということは、“愛する”ことと同じだからです。

最後の2行も真実を衝いていますね。私たちの周りの家庭で、職場で、地域社会で、国家の中で、そして世界の国と国の中で、この言葉の真実性は見事に証明されているではありませんか。願わくは、この最後の1行の人の中に、加えていただきたいものです。

 

It's easy to judge. It's more difficult to understand. Understanding requires compassion, patience, and a willingness to believe that good hearts sometimes choose poor methods. Through judging, we separate. Through understanding, we grow.

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2018年

4月

12日

◆スヌーピー的生き方◆

チャーリー「僕たち、いつかある日、死ぬんだよ、スヌーピー。」

 

スヌーピー「うん。でもその日の他は、ボクたち、毎日生きるもんね。」

 

【解説】 はい、少々センチメンタルなチャーリーに対し、あくまで楽天的スヌーピーです。どちらの言ってることも真実。違うのは、生き方の視点ですね。“死”に焦点を当てて、その日を恐れて、無気力に日々を生きていくか(チャーリーのことではありません)、その日まであと何日あるか分かりませんが、いつその日を迎えても悔いのないように、“生”に焦点を当てて、与えられた一日一日を精いっぱいに生きるか。聖書の勧める答えは、おのずと決まっています。なんといっても、私たちには、共に生きてくださる主イエスがおられますから―。

 

(ヨハネ14:19) 「わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです。」

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2018年

3月

27日

◆夢をかなえる3つのプロセス◆

「夢」が実現の日付を入れて書き出されると、「目標(ゴール)」になります。

「目標」が、それぞれの過程に分類されると「計画(プラン)」になります。

「計画」が行動によって裏打ちされると、それは「現実(リアリティー)」になるのです(=夢の実現!)。

 

【解説】 はい、“霊の人”になることは、キリスト者たるもの、“生涯目標”とも言えますが、それは必ずしも、霊会に欠かさず出席し、霊想書を読みふけり、独り祈りに専心するだけで、なれるものではありません。それはある意味、キリスト教界で“仙人”になるだけです。まことの“霊の人”というのは、この世の真っただ中にあって、人間関係でもまれ、また神の教会を建て上げるために、何度も挫折を経験しながらも、清廉さを失わず、会う人が皆、“キリストの香り”をかぐような人のことです。その人は、厳しい現実の中にあっても、いつも心に夢を抱き、目標を立て、計画を練り、できるところから小さな実現を生み出していくのです。“霊性”は、その人の決して諦めない“行動性”についていきます。“霊の人”は、“行動の人”の内側から、意図せずして創り出されていくのです。その時に、決して忘れてならないことがあります。この“夢をかなえる3つのプロセス”は、キリスト者にとっては“信仰”と深く結びついたものですが、その全過程を通して、この信じるお方、イエス・キリストから、決して目を離さないということです。

(ヘブル 12:2) 「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」

イエス様は、私たちが信仰によって抱く“夢”の創始者でもあり、完成者でもあられます。この3つのプロセスのどの段階にあっても、このお方に目を注いでいましょう。イエス様に在っては、み心にかなった夢は既に完成しているのであり、このお方は、その実現の喜びの瞬間に向かって、あなたを一歩一歩、導いてくださるのですから――。

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