2020年

5月

11日

◆信仰と希望と愛の庭で◆

―先達の声を信仰の耳で聴く―

1.《今こそ光の中に》

“信仰”は、粉々に砕かれた世界を、

光の中に抜け出させる“力”です。

~ヘレン・ケラー~

【解説】先日のマイケル・ジャクソンの歌「世界を癒やそう」のように、これもまた、今の新型コロナ禍で破壊的な世界の到来をまるで予期していたようなヘレンの言葉ですね。クリスチャンは「地の塩、世の光」とイエス様は言われましたが、私たちは一粒の地の塩として、一本の小さな灯りとして、今こそこの信仰を働かせる時です。

(マタイ 5:13-15) 「あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」

Faith is the strength by which a shattered world shall emerge into the light. ~Helen Keller~

2.《幸せは全て“心”次第》

“幸せな人生”をつくるために必須なものなど、ほとんどない。

それは、全てあなた自身の内にある。

あなたの考え方ひとつにあるのだ。

~マルクス・アウレリウス・アントニウス

【解説】 作者は、2世紀の、かのローマ五賢帝の最後のローマ皇帝です。辺境諸種族との血なまぐさい戦いに明け暮れながら、”哲人皇帝”とも称されたストア派の哲学者でした。その彼にして悟った、幸福な人生の要諦です。“幸せ”は、何もしなくても、そこにあるものではない。自分の心でつくるものだと――。

Very little is needed to make a happy life; It is all within yourself, in your way of thinking. ~Marcus Aurelius~

3.《書く前にそれを生きよ》

人生について書き記すには、

まず人生を生きなければならない。

~アーネスト・ヘミングウエイ~

【解説】「老人と海」「誰がために鐘は鳴る」「陽はまた昇る」「戦場よさらば」…。数々の長編、短編を、独特のきびきびした文体で世に送り、ノーベル文学賞に輝いたヘミングウエイは、この言葉のとおり、自分の人生を自由に、冒険的に生き、それを文学にした作家でした。しかし、その頂点に上り詰めたところで、彼の魂は燃え尽きたのでは、と私は思います。その後の7年間、彼はほとんど作品を書かないまま、61歳で自らの命を絶ちました。同じ栄誉を手にし、同じ運命をたどったのは日本の川端康成、他にも芥川龍之介、太宰治…。この人々は、自分の人生をほしいままに生きながら、やがて精神的に行き詰まりました。けれど、どんなに追い詰められてもなお自分を生かす究極的な“力”を最後まで持てませんでした。「私を求めて生きよ」と言われたお方に、全てを委ねることができなかったのです。

あなたは人生を本当に”生きて”いますか? 主のみ前に「はい」と答えられたら、私たちは自分の人生を書き記すことができます。たとえ文学にはならなくても、あなたの愛する人々の心の中に――。

(アモス 5:4)「まことに主は、イスラエルの家にこう仰せられる。『わたしを求めて生きよ。』」

In order to write about life first you must live it. ~Ernest Hemingway~

4.《愛は我が家に帰る》

人生は、あなたを思いもしなかったところに連れていきます。

愛は、あなたを我が家に導くのです。

【解説】これ、本当にそうだと思いませんか? 鳥や動物には帰巣本能がありますが、私たちにも“魂の帰巣本能”があります。それを促すのは“愛”です。そしてキリストの愛を知った私たちは、究極の我が家、愛する家族の待つ天のふるさとを待ち望むのです。

Life takes you to unexpected place. Love brings you to home.

5.《カギは“長生き”でなく“良く生き”です》

どれほど長く生きたかではなく、

どれほど良く生きたかが、大切なことなのだ。

~セネカ~(1世紀ローマのストア派の哲学者、政治家、劇作家。皇帝ネロに反乱のかどで、命じられるまま従容として自死)

【解説】彼が恐れることなく死を選ぶことができたのは、己の生涯に対して、この言葉どおりの確信があったからでしょう。まさしくこれは、彼の辞世の言葉でした。

Not how long, but how well you have lived is the main thing. ~Seneca~

6.《素晴らしき哉、人生!》

人生は、すばらしいもの、美しいもので満ちています。

それにお気づきなさい。

蜂のブンブンいう声、

小さな子どもたち、

ほほ笑みを交わす顔、顔。

雨の匂いを嗅ぎ、風をお感じなさい。

あなたの人生を、可能な限り十分に生きなさい。

そして、あなたの“夢”のために闘うのです。

~アシュリー・スミス~

Life is full of beauty. Notice it. Notice the bumble bee, the small child, and the smiling faces. Smell the rain, and feel the wind. Live your life to the fullest potential, and fight for your dreams.

~Ashley Smith~

 

【FBギャラリー】No.144「お代わりどうぞ」

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2019年

11月

30日

◆スヌーピーの”笑いは百薬の長”◆

いつでも“笑いの種”を見つけるんだよ。

笑いで君の人生(life)の年月は延びないかもしれないけど、

間違いなく、その年月に “命”(life)を吹き込むからね。

 

【解説】 スヌーピーは名カウンセラーですね。そしてこの言葉のウィットも一流です。2行目は彼としては”控えめ”ですが、笑いで寿命が延びることは、今や医学的にも肯定されています。意図的に「わっはっは」と笑うヘルスケアグループもあるほどですから。でも3行目が彼の力説点で、ほほ笑みや笑いが、どれほど人生に潤いを与え、明るくし、人間関係を滑らかにすることでしょう。その結果として、本当に命は延びるのですね。それも、愛と喜びと感謝に満ちたまことの命が――。

 

Always find a reason to laugh. It may not add years to your life but will surely add life to your years.

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2019年

11月

05日

◆祈り 2題◆

《やすむ前にささげたい祈り》

主よ、私が眠っている間、息を吹きかけてください。

私が癒やされ、祝され、力を与えられて目覚めるように――。

【解説】 就寝前の祈りというのは、今日一日の感謝と、安らかな眠りをお願いするのがオーソドックスですが、いかがですか、このユニークな祈りは? 聖書のモチーフを思い出しましたか? そうです、これは最初の人間、アダムが創られた時をイメージしているのです。

(創世記2:7) 「神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。」

人間のかたちにはつくられたものの、まだ死んだように眠っていたアダムは、神から“命の息”を吹き込まれて、生きた者となりました。私たちは、夜眠っている間、聖霊(言語のヘブル語では“息”と同じ)のお力を頂いて、翌朝、新しい霊の命に目覚めるのです! 現実には、よく眠れない方も、悪夢にうなされる方もいると思います。だからこそ、単なる安眠ではなくて、眠っている間に聖霊の癒やしと祝福とパワーの充てんを求めるこの祈り、ささげる価値があるとは思いませんか?

Breathe on me while I sleep tonight Lord! That I may wake up healed, blessed, and empowered.

 

《子のために祈る母の有り難さ》

“母”とは、

子どものために祈るのに忙しすぎて、

自分のための祈りを忘れてしまうただ一人の人です。

【解説】クリスチャンのお母様を持つ人は、そのことを考えたことがありましたか? この母のゆえに今の自分があるのだと思われましたか? 今、クリスチャンのお母様である方はどうですか? “確かにそうかも”と思われましたか? うちの教会で、「母の日」によく賛美する讃美歌の一節を思い出します。

♬汝がために祈る母の いつまで世にあらん

永遠(とわ)に悔ゆる日の来ぬまに 疾(と)く神に帰れ

   春は軒の雨 秋は庭の露

   母は涙乾く間もなく 祈ると知らずや

A mother is the only person that forgets to pray for herself because she’s too busy praying for her children.

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2019年

10月

20日

◆小さなことを楽しんで◆

人生の小さなことを楽しむんだよ。

ある日、振り返って、

それが大きいことだったって気づくんだから。

~スヌーピー~

 

【解説】 ほんとに、幸せとは、一つ一つの小さな幸せの積み重ねなんですね。だから、その時その時に、その小さな幸せに感謝して生きないと、人生そのものが、幸せではなくなるのです。一度限りの人生、振り返って気づくのは、「小さなことを楽しんで、今がある。幸せな人生だった…」か、「見逃してしまった小さなことが、こんなに大切だったとは。私は大きな幸せを失ってしまった…」のどちらかなのです。

 

Enjoy the little things in life because one day you’ll look back and realize they were the big things.

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2019年

9月

24日

◆人知を超えた神に委ねて生きる◆

1.《赦しがたい“敵”を委ねる》

あなたの敵は、早晩、受けるべきものを受けるのです。握りしめたこぶしを開き、口を閉じ、あなたの心から怒りを取り除きなさい。”義の道”を歩き、神にあなたの戦いを戦っていただきなさい。誰かがあなたにいさかいを起こしたときは、自分が“何者”であるかを忘れないように、それ以上に最も大事なことは、あなたが“誰のもの”であるかを決して忘れないようになさい。

【解説】 あなたに今、“敵”はいますか? 私には…います! 憎んでも憎み切れない敵が。でも、今私は、まさにこの教えに従っています。このことを知っているゆえです。自分は何者か?―私もまた、同じような罪を犯す罪びとです。私は誰のものか?―そんな私のために、命を捨てて贖ってくださった主のものです。

(ローマ 12:19-21) 「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。』 もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」

Your enemies will get what's coming to them. Unclench your fist, shut your mouth and remove the anger from your heart. Walk the path of righteousness and let God fight your battles. Never forget who you are but most importantly WHOSE you are when someone messes with you, they are messing with God.

 

2.《永遠の今を支配なさる神に委ねる》

神様は、私たちがそうしているように、“時”に縛られることはないことを、決して忘れないようになさい。

私たちは、ただ現在の瞬間だけを見ています。神様には全てが一瞬に見えます。

私たちは、神がなさっていることの一部だけを見ています。神様は全てを一堂にご覧になるのです。

~ビリー・グラハム~

【解説】 これが、私たちに“信仰”が必要な最大の理由です。私たちに全てが見えたら、信仰は必要ないのです。人間に“時の制約”をお与えになった神様は、一瞬先も分からない私たちだからこそ、全てを”永遠の今”の視点でご覧になり、全てを最善にご計画になっている神様に、全面的に委ねて歩む信仰の恵みをお与えになったのです。

(Ⅰコリント 13:9,12) 「私たちの知っているところは一部分であり、預言することも一部分だからです。…今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、その時には顔と顔とを合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、その時には、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。」

(ヘブル11:1) 「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」

Never forget that God isn’t bound by time, the way we are. We see only the present moment; God sees everything. We see only part of what he is doing; He sees it all -Billy Graham

 

3.《“祈り”は委ねる信頼の証し》(ギャラリー: 祈りの午後)

天のお父様、私には、物事がどう進んでいくのか分かりませんが、あなたを信頼します。

私に道は見えませんが、あなたが道をおつくりになることを知っています。

あなたが生きておられ、愛してくださり、

私の人生に対するあなたのご計画は、私の壮大極まる夢よりもはるかに大きいことを信じます。

ありがとうございます。あなたを愛しています。

イエス様のみ名によって祈ります。アーメン。

Heavenly Father, I may not know how things will work out, but I trust you. I may not see a way, but I know you will make a way. I trust that you are present and loving, and that your plan for my life is greater than my grandest dreams. Thank you. I love you. In Jesus name I pray, Amen.

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2019年

8月

29日

◆今 聴きたい神様からの3つの言葉◆

《今度は私と》

もう一度やってごらん。今度は私と一緒だよ。~神より~

【解説】 これは、「また失敗した!」「もうやめよっかなぁ」…そんなあなたが聴きたい神様の優しい声です。「大丈夫。お前の失敗は全部分かってる。でもちょっと静まって考えてごらん。今まで、私に少しだけ祈りはしたけど、心の深いところでは、“自分の力で”やろうとしてなかったかな? さぁ、もう一度だけやってみてごらん。今度は私を前に出して。大丈夫、私がやることは、私の心にかなうことだから。」

Try again, this time with me. – God

 

《今、無性にこう言ってほしいだろう?》

さあ、今日はとうとう誰も言ってくれなかったことを言ってあげよう。

君は美しい。

君は愛されている。

君は必要とされている。

君は強い。

君は十分に君だよ。

【解説】 こんな日って、人生の中で何度もありますね。「あれほど頑張ったのに」「私はいてもしょうがないのかなぁ」「何をやっても自信がない」「もう心が折れそう…」。そんなときは、静かに心を神様に向けて、聖書を開いてください。神様、イエス様の言葉が、上記のような言葉になって、静かに、あなたの心に響いてきます。生けるみ霊が、このように聖書を“翻訳”して、傷ついたあなたの心に届けてくれるからです。

(イザヤ 43:4) 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

(ヨハネ 15:9) 「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。」

In case nobody told you today: Your are beautiful, you are loved, you are needed, you are strong, you are enough.

 

《赦しが大切な本当のワケを教えよう》

“赦し”は、相手の行為を大目に見ることではない。

”赦し”は、相手の行為が、あなたの心を打ち壊すことから防いでくれるのだ。

【解説】 赦せない心は、本当に苦しいものです。その心を抱いたまま、何十年と地獄の日々を送る人もいます。その人は、相手の言葉や態度によって傷つけられた痛みだけでなく、それを赦せない自分自身によって悩み苦しみ、その痛みで心が壊れ、遂には病んでしまいます。そこから救われる唯一の道は、相手の人に、一度限り、きっぱりと、「私はあなたを、イエス・キリストのみ名によって赦します」と宣言するしかありません。けれどもそれは、私たちにできることではありません。それは、十字架の上で、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34)と言われたお方にしかできないことです。私たちにできるのは、己の自我を十字架につけて、イエス様に“赦し”のイニシアティブ(主導権)を取っていただくことしかないのです。

今日 主は、“赦し”の本質を、新しい視点から教えてくださいました。「人を赦すのは、相手のためではない。お前自身のためなのだ。私はお前が赦せない心のままで、苦しみ、壊れていくのを見たくない。なぜなら、私はお前を愛しているからだ」と、主は言っておられるのです。

(ガラテヤ2:20) 「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。」

Forgiveness doesn’t excuse their behavior. Forgiveness prevents their behavior from destroying your heart.

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2019年

8月

05日

◆苦難に打ち勝つ信仰の歩み◆

1.《決して独りにあらず》

困難の中にあるときは、いつでも思い起こしなさい。

“主は私と共におられる”と。

あなたは決して独りではないのです。

(マルコ 6:50) 「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」

【解説】この絵を見ると、マーガレット・パワーズの詩、「足あと」を思い出しますね。あなたが疲れ果てて「もうだめ」とつぶやくとき、主は永遠の腕をもって、あなたを抱き抱えてくださるのです。

Always remember in times of difficulty He is always with you. You are never alone.

 

2.《サタンの武器は“擦り減らし症候群”》

サタンはあなたを神様から取り去ることはできませんでした。

それで、あなたを“擦り減らす”作戦に出たのです。

だから決して疲れ果ててはなりません。

ここを踏ん張りなさい。

潮の流れは、あなたに有利に変わろうとしていますから。

(Ⅰペテロ5:8-10) 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。」

The devil couldn't take you out so he's trying to wear you out. Don't you dare get tired. Hold on because the tide is about to turn in your favor!

 

3.《世がひっくり返っても》

世界がひっくり返ってしまったように見えるとき、

“信仰”はまっすぐに立つのです。

~J. ミラゾー

【解説】あなたがホンモノの信仰を持っているかどうかは、身辺に、世の中がひっくり返り、全てがガラガラ音を立てて崩れ去ったかと思うような“大異変”が起こったときに分かります。あなたや愛する家族の病気、死、失業、経済的トラブル…。一緒にひっくり返ったら、そこまで。神様に、「お前の信仰は、しょせん“付け焼き刃”だったのか」と言われておしまいです。いっとき転んでもいい。つまずいてもいい。それほどに“揺れ”は大きかったのですから。でも、そこからすっくと立ちあがるのです。それをさせてくださるのが、あなたのうちで、その機会を待っていた“信仰”です。よみがえり、死をも征服なさった主に在る信仰なのです。

(ヨハネ 16:33) 「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」

“Faith stands up

straight when the world seems upside down.”~ J. Milazzo

 

4.《やがてこの日を迎えるために》

彼女は振り返って、「こんな遠くまで来たのね」と心底驚いた。

彼女は、どうやってこれたんだろうと、いぶかりはしなかった。

すでに答えを知っていたからだ。

「ただ神様のみ助けによって、ここまで支えられてきたのだ」と。

神の助けなしには、彼女は何事も成し得なかったのだ。

She looked back and marveled how far she had come.. She didn't wonder how she made it... She already knew the answer. Only with God's help had she powered through. For without his strength she could do nothing.

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2019年

7月

01日

◆”破れ”の極みにある信仰と希望◆

《十字架のチカラ》
多分、あなたは今日、”限界点”に達しました。あなたは、助けを受けるには、あまりに遠くに来てしまったと感じています。
おそらくあなたは、イエスのみ名を呼び求めるには、自分の過去をあまりに恥じており、もし求めたとしても、洗い清められるには、自分はあまりに汚れていると感じています。
私は今宵、あなたに言いたい。それは完全に、全面的に間違っていると――。キリストの血潮によって聖められないほど汚れた魂などありません。
イエスは待っておられます。絶望的な人には望みが、疲れ果てた人には休みが、心破れた人には愛があります。十字架のもとには、恵みと赦しが、あわれみと癒やしがあるのです。
イエスは言われました。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ 11:28)
Maybe, today you have reached a breaking point. You feel like you are too far gone to receive help.
Perhaps you are too ashamed of your past to call on the name of Jesus and even if you did, you feel you are too dirty to be cleansed.
I say to you this evening, that is completely, totally false. There is no soul that is too dirty to be cleansed by the blood of Christ.
Jesus is waiting. There is hope for the helpless, rest for the weary, love for the brokenhearted. There is grace and forgiveness, mercy and healing at the cross.
Jesus said, “Come to Me, you who are weary and burdened, and I will give you rest.” (Matthew 11:28)

《蝶に学ぶ聖霊のチカラ》
決して望みを失わないこと: 蝶は、“美しさというものは、何かバラバラに崩れてしまったものの中から現れる”ということの証明です。
~ジェイン・リー・ローガン~
【解説】 蝶は“変態”というプロセスを通して、卵⇒イモムシ⇒サナギ⇒蝶になるのですが、サナギになる時、一度彼らはドロドロの液体になるのだそうです。まさに個をとどめない、一度バラバラに崩れた状態の中から、全く新しい姿態を持った美しい蝶が生まれるのです。この自然の営みが霊の世界で起こるのは、私たちが聖霊によって新しく生まれ変わる“新生”です。蝶は外の姿態が変わりますが、人間は、見た目は全く同じでも、内なる魂が全く新たにされるのですね。そのためには、私たちも、”自我”という個が、十字架の前で、一度粉々に打ち砕かれなければなりません。そして霊の命に生まれ変わるとき、そこに、本当の“美しい魂”を見いだします。うちに潜む自己中心の罪のゆえに、自分でもどうしていいか分からないほどバラバラに乱れてしまった心のままで、十字架のみ前に己を差し出すことです。あなたを完全に変えてくださるのは、ご聖霊のチカラなのです。決して望みを失ってはなりません。
Never lose hope… The butterfly is proof that beauty can emerge from something completely falling apart. – Jane Lee Logan
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2019年

6月

01日

◆神の恵みにひたされて生きる◆

1.《人生の旅路の祈り》

父よ、私の旅路が終わるまで

私と共に歩いてください。

そのあとは

あなたの恵みによって、

天のふるさとの

あなたのもとに連れていってください。

【解説】 私自身、何か、祈りの原点に立ち返ったようでした。妻の待っている天が、ただ無性に懐かしく、声に出してみ父に語りかけました。これは、紛れもなく、これからのちの私の日々の祈りです。あなたにも、きっとそうではないでしょうか?

Walk with me Father, until my journey is through & then by your grace bring me home to you.

 

2.《サタンのやることは筋違い》

神があなたの味方なら、

あなたに逆らう物事は、

“筋違い”というものだ。

【解説】 この言葉、「いいね!」じゃありませんか? 全知全能にして、善なるお方が全面的にバックアップしてくださっているのが、キリスト者の人生です。だとするれば、あなたを苦しめ、あなたの不利になる物事は、しょせん“お門違い”の“筋違い”、うまくいく道理がないのです。この“聖なる開き直り”で、困難を乗り越えてください。

(ローマ 8:31) 「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」

If God is for you the thing against you is irrelevant.

 

3.《最も美しきものは…》

”美しさ”とは、この宇宙にある“神の影”である。

~ガブリエラ・ミストラル~

【解説】 この作者の心は詩人ですね。“神の影”、言葉を変えれば、“神のみ手の跡”でしょうか。この影は、人や物質の影のように、肉眼で直接は見えません。大自然が神の栄光を現して美しく輝くとき(詩篇19:1-4)、私たちは“神の影”を見ます。その美しさは、人の心にもあります。あなたの心が、聖霊がもたらす実、“愛、喜び、平和、寛容…“で満ちるとき、そこに織りなされる人間関係の麗しさは、まさしく”神の影“なのです。

Beauty... is the shadow of God on the universe.~ Gabriela Mistral

 

4.《神、その名は“愛”》

“恵み”は教えます。

神が私たちを愛するのは、

私たちが何者かによるのではなく、

神がどんなお方かによるのだと――。

【解説】 あふれるばかりに恵まれると、私たちは、「こんな取るに足りない、それどころか、罪と欠けだらけの私に、神様はどうしてこんなによくしてくださるのだろうか?」と思ってしまいます。ギブ&テイクの人間とは、“恵み”の次元が違うのです。そのときに、この4の言葉を思い出してください。神の恵みは、私たちがそれに値するからではありません。それは、神のご本性によるのです。 この愛がなければ、あなたも私も、とうの昔に滅びの道をたどっていたでしょう。あなたの神様は、どこを切っても“愛”なのです!

(出エジプト 33:19) 「わたしは、恵もうと思う者を恵み、あわれもうと思う者をあわれむ。」

.Grace teaches us that God loves because of who God is, not because of who we are.

 

5.《人生の海の嵐も恐れないで》

私は神に尋ねた。

「なぜあなたは、”困難”の水の中を通らせるのですか?」

神は答えた。

「なぜなら、お前の敵は泳げないからだ。」

【解説】 これは2の続編です。読んで思わずクスリとしましたか? 神様のユーモアのセンスは、超一流ですね。作者は、おそらくこの「私」にあのペテロを見ているでしょう。私たちの人生の海に起こる嵐は、時にはもう沈むかと思うほど、激しいものです。逆巻く波は、あなたを深い水の中に引きずり込もうとします。でも、そこにサタンはいない! 神様が支配なさる水に、敵は一歩も近づけないのです。安心して、ただ「こちらに来なさい」という神のみ声のみを聴いて、一歩一歩、水の中をくぐり抜けてください。必ず主がみ手を差し伸べ、舟の上に引き上げてくださると信じて――。

I asked God, “Why are you taking me through troubled water?” He replied, “Because your emenies can’t swim.”

 

【FBギャラリー】No.49 クリスチャン・ラッセン 「夜の波」

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2019年

5月

07日

◆私の信じる神◆

《不可能の中に可能を見るお方》

神様のおられるところ、不可能なことが起こります。

(ルカ 18:27) 「人にはできないことが、神にはできるのです。」

神は“ありえない神”です。紅海を二つに分けたこと。シャデラク、メシャク、アベデネゴの燃え盛る炉。ラザロのよみがえり。その他、聖書に記されている他の全ての奇跡――。もし神にこれらの全てがお出来になったのだとすれば、私たちの問題についても、確実に、うまくさばいてくださるはずです。

ですから今日、もしあなたが、自分にはもうお手上げだと思える状況に直面しているなら、それを主に明け渡し、このお方が、あなたを切り抜けさせてくださることを信じなさい。

神様は、不可能の中に可能を見ておられます。なぜなら、神様に不可能はないからです。

~ラインハード・ボンク~

The impossible happens when God is around:

What is impossible with men is possible with God. ~ Luke 18:27

God is the God of the impossible. Look at the parting of Red Sea, the fiery furnace of Shadrach, Meshach, and Abednego, the raising of Lazarus and all the other miracles recorded in the Bible. If He could do all of this, He can certainly handle our problem too.

So today, if you are facing what seems to you an impossible situation, give it over to the Lord, and trust Him to see you through it.

God sees possibilities in our impossibilities – for with God nothing is impossible.

-Reinhard Bonnke

 

《全てを働かせて益となさるお方》

(ローマ 8:28) 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

人には、いつであれ悪いことが起こるものです。そんなとき、神に向かって「主よ、なぜですか? なぜ私にこんなことが起こるのですか?」と聞くのは、自然なことです。

あなたにも、私に何が、そしてなぜ起こっているのか、理解するには全く我を失ってしまうときがあるかもしれません。その時は、これまでにも増して、神様の愛と力は私を切り抜けさせてくださるという経験に堅く立ち、このお方に信頼して前に進む必要があるのです。

祈り: 父なる神様、私は問題を抱え、疲れ果てています。もはや私の手に負えない状況なのです。あなたが、私の益のために全てを働かせておいでになるという事実のうちに、心安らかに憩えるよう助けてください。イエス様のみ名によって祈ります。

【解説】 冒頭の神に向かって問うた祈りは、まさしくあの夜の私の祈りでした。真夜中、冷たい廊下に横たわる妻をひしと抱きかかえて、私は「主よなぜですか? どうして?!」と文字どおり涙と共に絶叫しました。今にして思えば、十字架上で、「我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか?」と父なる神に祈られたみ子の最期の祈りは、きっとこれ以上のもの――その身に負われた全人類の罪のゆえに、愛するみ父との交わりを永遠に断たれようとする絶望の叫びだったのだと分かります。そして今、私は、これまでも数え切れぬほどに読み慣れたローマ8:28を、本当に私のために神が備えてくださった真実のみ言葉として受け止め、“神様の愛と力は私を切り抜けさせてくださる”と信じて前に進もうとしています。願わくは、同じような経験をなさっているあなたにも、この神様が共におられて、前に進ませてくださいますように――。

We know that in all things God works for good for those who love Him, for those who are called according to His purpose.

Romans 8:28

Bad things happen to people all the time. At such times it is natural to turn to God and ask, “Why Lord, why is this happening to me?”

There may be times when we are at a complete loss to understand what is happening to us, and why. Then more than ever, we need to move forward trusting in Him, confident in the knowledge that His love and His power will carry us through.

Prayer: Father God, we are troubled and stressed, and the circumstances are beyond our control. Help us to rest secure in the fact that You are working out everything for our good. In Jesus’ name. Amen

 

《まどろみもせず、あなたを守られるお方》

人生の大いなる悲しみには、勇気を、

小さな悲しみには、忍耐をお持ちなさい。

そして今日一日の務めを終えたなら、

平安のうちに眠りに入りなさい。

神は目覚めておられるのですから。

~ヴィクトール・ユゴー(詩人、小説家)

【解説】 数年前、私も、このユゴーの言葉の最後の2行を聖書の中から見いだして、大いなる慰めと平安を与えられました。以来、この2つのみ言葉は、私の就寝前の祈りとなっています。イスラエルを(私たち一人一人を!)守られるお方は、あなたが眠っているときも、寝ずの番をしてあなたを守っていてくださるのです。私たちは、いろいろなことがあった今日一日を終えるとき、あるいはまだ疲れや、悲しみや、恐れを抱えているかもしれません。そのような重荷にともすれば押しつぶされて、眠りに就けないかもしれません。どうぞそんなあなたも、このみ言葉のうちに主の平安を与えられ、このお方に身を委ねて、一夜の安らかな眠りに就かれますように。主と共なる明日を健やかに迎えるために――。

(詩篇 4:8) 「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」

(詩篇 121:4) 「見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。」

Have courage for the great sorrows of life and patience for the small ones. And when you have finished your daily task, go to sleep in peace. God is awake.

–Victor Hugo, poet and novelist

 

【FBギャラリー】No.41 ジェシー・ウィルコックス・スミス「祈りましょ」

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2019年

3月

25日

◆ある祈り キリストの心を求めて◆

ああ神様、お与えください――

純粋で、泉のように澄み切った幼子の心を。

決して悲しみをとどめたままにしない単純な心を。

自らを与えることを主の誉れとし、あわれみあふれる柔らかな心を。

決して受けた良きことを忘れず、

悪しきことに恨みを抱かない誠実で寛大な心を。

いかなる見返りも求めずに人を愛し、

いかなる恩知らずにも心を損なわれず、

いかなる無関心にも疲れを覚えない

おおらかで不屈の心を。

イエスの愛に貫かれた心を。

この願いは、天においてのみ満たされることを信じつつ…

ああ主なる神よ、あなたの愛するみ子の思いと心をお与えください。

―フランスのある祈り—

 

【解説】 世に何十、何百という優れた祈りがありますが、高きに過ぎず、深きに過ぎず、“自らの祈り”として繰り返し口に唱えたい祈りは、それほど多くはありません。私にとっては、この祈りはその一つですが、あなたにはいかがですか? これは、あのアッシジのフランチェスコの平和の祈りにも、マザー・テレサの祈りにも通じることですが、そこに相通ずるのは、“イエス様の心を私の心とさせてください”という切なる願いでしょう。この一つ一つの求めは、主イエス・キリストが、その地上の生涯において、そして今も天で、言葉と行いにおいてお現しになっておられることだからです。

 

Grant me, O God,

The heart of a child, pure and transparent as a spring;

A simple heart, which never harbors sorrows;

a heart glorious in self-giving, Tender in compassion;

A heart faithful and generous, which will never forget any good, or bear a grudge for any evil.

Make me a heart gentle and humble, Loving without asking any returns, Large-hearted and undauntable, which no ingratitude

can sour; and no indifference can weary.

A heart penetrated by the love of Jesus.

Whose desire will only be satisfied in Heaven.

Grant me, O Lord, the mind and heart of thy dear Son.

A French Prayer

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2019年

1月

26日

◆三つの詩(うた): 暗闇と涙、祈りと感謝の中の祝福◆

《暗闇の中で》

“信仰”とは、

あなたの目には真っ暗闇しか見えないときに、

あなたの心で光を見ることです。

“Faith is seeing light with your heart when all your eyes see is darkness.”

 

《涙の中で》

私たちの魂が、悲しみの重荷で疲れ果てるとき、

主は、私たちに、進むための慰めと、安心と、勇気を与えてくれます。

そして私は知っています。

私が弱さと苦闘の中で持つ疑いや恐れ、

そして私が理解できないような全ての出来事にもかかわらず、

私のみ父はなおも聴いていてくださり、

私の流す涙の一粒一粒を、

み手で受けてくださると信じることができると――。

そして私がもし目を閉じ、魂を鎮めれば、

私の声なき涙が、

み手の釘跡をなでるように伝っていくのを思い描くのです…。

Our Lord gives us the comfort, reassurance & courage to go on when our souls are weary from the load of our sorrow. And I know, despite any doubts & fears I may have in my weakness and struggles and all the times when I don’t understand, I can trust my Father is still listening and as each teardrop falls He catches them

in His hands… And if I close my eyes, and quiet my soul I envision my silent tears caressing the nail scars in His hands…..

 

《祈りと感謝の中で》

“祈り”で勝ち取られ(wonウォン)

“感謝”をもって使い尽くされた(wornウォーン)“祝福”の一つ一つは、

最も快いものだ。

~トマス・グッドウィン~

"Those

blessings are sweetest that are won with prayer and worn with thanks."~Thomas Goodwin

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2019年

1月

09日

◆スポルジョンの説く救いと信仰のキモ◆

救うのは、偉大な信仰ではなく、“まことの信仰”である。

そして救いは、信仰の中にあるのではなく、信仰が寄り頼む“キリスト”の内にある。

熟慮すべき点は、信仰の程度ではなく、信仰の“誠実さ”である。

 

【解説】 さすがスポルジョンの“三段論法”は、一段一段、大切なポイントを衝いていますね。では、今日は、彼なら、このように解説するかもしれない、という語調で、説き明かしてみます。

第1段: 人を救うのは、“偉大な信仰”ではない。もしそうなら、救われる人は極めて少ないだろう。そもそも“偉大な信仰”などというものは、人間の評価であり、神の前には存在しない。神がご覧になるのは、たとえからし種一粒ほどの小さな信仰であっても、いかに真実に、偽りなく、心から神の救いを信じたかにあるのだ。

第2段: しかしながら、いかにあなたの信仰が真実であっても、“救い”は信仰そのものの中にあるのではない。徹頭徹尾自己中心な人間は、ともするとそう考えてしまう。そのとき、信仰は己の“業”になる。人は己の業である信仰を誇り、それによって自分は間違いなく救われているという錯覚に陥る。そこにはもはや、神の“恵み”は存在しない。大切なのは、信じる“対象”である。私たちの救いは、私たちが救い主と信じ、主としてより頼む、“イエス・キリストご自身”のうちにのみある。“業”というなら、キリストが、私の罪の身代わりに十字架の上で命を捨てられ、三日目によみがえられた、あの”救いのみ業”そのものの中に、私たちの救いはあるのだ。

第3段: 最後に、私たちが深い洞察を持って、正しく理解しなければならないのは、“信仰”というものの内実、核心は何なのか、神が最も大切なものとしてご覧になるのは、私たちの信仰の、どのポイントなのかということだ。私がmeasure“程度”と言ったことの中には、信仰歴、神学の学歴と得た学位、関わった働き、そのために得た肩書、著した本の数…、など、およそ数字的に測りうる全ての外面的な評価を指す。しかしながら、それをもって神のみ前に出ようとするならば、神はたちどころに顔を背けられるであろう。それらのものは、人には誇れても、神に対して誇れるものではない。(Ⅰサムエル16:7)「人はうわべを見るが、主は心を見る。」 信仰の核心は、人に見せるうわべの“計測値”ではなく、神に包み隠さず見せるあなたの心の“信頼度”―あなたが、どんな場合でも、いかに誠実に、陰ひなたなく、ありのままで神を信頼してきたか、それだけなのだ。

 

It is not great faith, but true faith, that saves; and the salvation lies not in the faith, but in the Christ in whom faith trusts. It is not the measure of faith, but the sincerity of faith, which is the point to be considered.

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2018年

11月

27日

◆共に待ちたもう神◆

私たちが神を待ち望むとき、

私たちは神と共に待っているのです。

~ルーイ・ギグリオ~

 

このことを知ってください――

時として、神様は、

“解決”や“新しい状況”というかたちでは、

祈りにお応えにはなりません。

でも、“ご自身をお与えになる”ことによって…

“そこにおられる”ことによって、

お応えになるのです。

 

【解説】 “神の沈黙”というテーマは、小説にも映画にもなるほど、大きな信仰のテーマです。とりわけキリスト者にとっては、祈っても応えがないという状況は、苦しいものです。でも、それは、神様の応え方が、私たちの期待とは違っているということであって、神様が応えることなしに沈黙なさるということではありません。神様の最大、最善の答えは、祈るあなたに寄り添っておられる、どんな状況の中でも、あなたから離れず、あなたと共におられるということです。あのヘブル書13:5のみ言葉は、祈りにおいても真実です。時として四面楚歌のような状況に置かれる私たちにとって、これ以上の慰めと励ましがあるでしょうか? それを信じられるかどうかに、あなたの信仰の全てがかかっているのです。

 

(ヘブル人への手紙 13:5) 「主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」

 

"While we are waiting on God, we are waiting with God"

~ Louie Giglio

Know that sometimes God answers prayers not with solutions, or new situations, but by giving Himself—by being there.

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2018年

11月

08日

◆涙と ため息だけの祈りでも◆

 「見よ、彼は祈っている」(使徒9:11)―

 “祈り”は、直ちに天に知られます。サウロ(パウロ)が祈り始めた瞬間、主はそれを聴かれました。ここに、打ちひしがれながらも祈る魂への慰めがあります。しばしば、哀れな、傷心の心を携えて、人は祈るために膝をかがめますが、その口から出るのは、“ため息”と“涙”という言葉でつづられた悲嘆の叫びだけです。それでもその“うめき”は、全ての“天のハープ”を用いた音楽を奏でるのです。その涙は、神様によって受け止められ、“天の涙壺”の中に大切に入れられます。「あなたは、私の涙をあなたの壺の中に入れてくださいます。」 (訳者注: 参照詩篇56:8) これは、その涙が、流れ落ちるままに、しかと受け止められていることを意味します。恐れで言葉も出ないこの嘆願者を、いと高きところに住まわれるお方は、よく理解しておられるのです。その人は、涙にかすむ目で上を見上げるだけかもしれない。けれども、“祈りは流れ落ちる涙”なのです。“涙”は“天のダイヤモンド”、”ため息”は、“天の神の宮の音楽”の一節であり、この至高なるお方のもとに届く最も崇高なメロディーの一部と見なされるのです。

 

 あなたの祈りがどんなに弱々しく、震え声のようなものだとしても、無視され、顧みられないなどと考えてはなりません。ヤコブの梯子はそびえるほど高いですが、私たちの祈りは、“契約の天使”の身に委ねられ、星に届くように伸びた梯子を上っていくのです。私たちの神様は、祈りを聴いてくださるだけでなく、聴くことを愛しておられます。「神は、へりくだった者の叫びをお忘れにならない。」 (訳注: 詩篇9:12) そうです、神様は、聞こえが立派で高尚な言葉を良しとはされません。王たちのきらびやかな虚飾も意に介されません。軍歌の高まりにも耳をお貸しになりません。人の大成功やうぬぼれを気にも留めません。けれど、悲しみにくずおれた心や、もだえ苦しみ、うめき、悔悟のため息で震える唇があるところ、神様の心は開かれます。神はそれを、ご自身の“記憶簿”にしかと書き留められます。神は私たちの“祈り”を、あたかもバラの花びらのように、その記憶簿の間に挟まれるのです。そして最後にそれが開かれる時、そこからいとも貴い香りが広がりゆくことでしょう。

 

“信仰”は、

祈りが受け入れられたことを知らせる天からのしるしを

求めたりはしない。

我らの“大祭司”は高きところにおられ、

“恵のみ座”から応えられるのだ。

 

【解説】 私たちの祈りも、時として、このような言葉にならないうめきと涙と溜め息だけの時があります。私もつい最近それを体験しました。でもそんな”祈り”の名に値しないような涙と

ため息が、天でどのように受け止められているか、神様はどれほどそんな祈りを愛し、喜ばれるか、この美しい文章によって知った今、私の心は感謝であふれました。あまりに美しく、すばらしすぎて、“本当だろうか?”と思ってしまいます。聖書にも、このような祈りの描写は出てきません。でも私たちは、これが見えない霊の世界の真実なのだと、“信仰”によって受け入れることができます。そして、涙と

ため息のままで、主の前に魂を注ぎだしたいと思います。そこから、気っと再び立ち上がる力を、主がお与えくださることを信じて――。

 

"Behold, he prayeth." — Acts 9:11

Prayers are instantly noticed in heaven. The moment Saul began to pray the Lord heard him. Here is comfort for the distressed but praying soul. Oftentimes a poor broken-hearted one bends his knee, but can only utter his wailing in the language of sighs and tears; yet that groan has made all the harps of heaven thrill with music; that tear has been caught by God and treasured in the lachrymatory of heaven. "Thou puttest my tears into thy bottle," implies that they are caught as they flow. The suppliant, whose fears prevent his

words, will be well understood by the Most High. He may only look up with misty eye; but "prayer is the falling of a tear." Tears are the diamonds of

heaven; sighs are a part of the music of Jehovah's court, and are numbered with "the sublimest strains that reach the majesty on high." Think not that your prayer, however weak or trembling, will be unregarded. Jacob's ladder is lofty, but our prayers shall lean upon the Angel of the covenant and so climb its starry rounds. Our God not only hears prayer but also loves to hear it. "He forgetteth not the cry of the humble." True, he regards not high looks and lofty words; he cares not for the pomp and pageantry of kings; he listens not to the swell of martial music; he regards not the triumph and pride of man; but wherever there is a heart big with sorrow, or a lip quivering with agony, or a deep groan, or a penitential sigh, the heart of Jehovah is open; he marks it down in the registry of his memory; he puts our prayers, like rose leaves, between the pages of his book of remembrance, and when the volume is opened at last, there shall be a precious fragrance springing up therefrom.

"Faith asks no signal from the skies,

To show that prayers accepted rise,

Our Priest is in his holy place,

And answers from the throne of grace."

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2018年

10月

08日

◆神の箱◆

◆信仰と希望と愛の庭で◆

―神の箱―

 

私は手に2つの箱を持っています。

神様が持っているようにと言われたのです。

神様は言われました。「悲しみは、みんな黒い箱に入れなさい。」

「そして喜びは、みんな金の箱に。」

私は神様の言葉を守って、喜びと悲しみをしまいました。

けれど、“喜び”の箱は日を追ってだんだん重くなるのに、

“悲しみ”の箱はいつまでたっても軽いままでした。

好奇心に駆られた私は、黒い箱を開けました。

ワケを知りたかったのです。

私は、箱の底に1つの穴を見つけました。

そこから私の悲しみは落ちていったのです。

私はその穴を神様に見せて、不思議そうに言いました。

「私の悲しみは、どこに行ったんでしょうか?」

神様は、にっこり微笑んで言いました。

「我が子よ、それは私が持っているんだよ。」

私は神様に尋ねました。「なぜ2つの箱をくださったのですか?」

「なぜ金と、穴の開いた黒い箱なのですか?」

「我が子よ、金の箱は、お前が、与えられた恵みを数えるためだ。」

「黒い箱は、お前が悲しみを手放すためなんだよ。」

 

"God's Boxes"

I have in my hands two boxes,

Which God gave me to hold.

He said, "Put all your sorrows in the black box,

And all your joys into the gold."

I heeded His words, and in the two boxes

Both my joys and sorrows I stored,

But though the gold became heavier each day,

The black was as light as before.

With curiosity, I opened the black.

I wanted to find out why,

And I saw, in the base of the box, a hole

Which my sorrows had fallen out by.

I showed the hole to God and mused,

"I wonder where my sorrows could be?"

He smiled a gentle smile and said,

"My child, they're here with me."

I asked God why He gave me the boxes,

Why the gold and the black with the hole?

"My child, the gold is for you to count your blessings.

The black is for you to let go."

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2018年

9月

22日

◆”変容”という奇跡◆

卑しい虫けらを美しい蝶に変容させる自然界の“変態”は、創造者なる神が、いつも私たちの前で、私たちの周りで、私たちの内に働いてくださる“愛の奇跡の産物”を思い起こさせてくれます。

この驚嘆すべき事柄を証しすることは、私たち自身のよみがえり(復活)と、新しい命(新生)と、始まりを体験することなのです。

~J・ロイド・ユーアート~

(アーティスト) キャロル・メイ

 

"The metamorphosis that transforms the lowly worm into a beautiful butterfly reminds us of the loving miracle producing Creator always at work before us, around us and in us.

To witness this marvel is to experience our own resurrection, new life, and beginning."

~ J. Lloyd Ewart

Artist: Carol May

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2018年

9月

01日

◆神を信頼している限り◆

神を信頼なさい。そうすれば――

癒やしのない病はありません。

やがて静けさが訪れることのない嵐もありません。

癒やされることのない心の傷もありません。

平安のうちに静まることのない地上の喧騒もありません。

安らぎを見いだすことのない深い死別の悲しみもありません。

いかなる悲嘆よりも深く、大いなる安らぎを――。

やがて歌に代わることのない嘆きの叫びもありません。

ほどなく光が差し込むこともないほどの暗闇もありません。

終わりのない苦しみを抱えた受難者もいません。

解放を見いだすことのない囚人もいません。

報われることのない地上の悲しみなどもありません。

――もし私たちが、主を待ち望み、信頼しているならば…。

~作者不詳~

 

"Trust in the Lord"

There is no sickness but there is a balm;

There is no  storm but soon must come a calm;

There is no broken heart but can be healed;

No harsh earth-noise but can in peace be stilled;

No deep bereavement but shall find relief –

Deeper and greater than was e’er the grief;

No bitter wail but shall give way to song;

No way so dark but light shall break ere long;

No sufferer whose sufferings may not cease;

No prisoner who may not find release;

No earthly sorrow but hath its reward,

If only we will wait and trust the Lord.

~Author Unknown

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2018年

8月

16日

◆落胆は神を小さくする◆

私たちの落胆が増すたびに、私たちは神様を過小評価していくことになります。神様は、私たちが知らない進行中の“作戦”をお持ちなのです。神様は、私たち人間の物の見方には依らないプランをお持ちです。私たちには、時には、滋養のある食べ物、少しの眠り、誠実な友、新しい課題が必要です。諦めてはなりません。神様のご計画は、スケジュールどおりに運ばれているのです。

私たちが時として気落ちしたり、心がくじけたりしたときは、心を神様にきちんと向けることで、私たちの力は新たにされます。

~フランソワ・フェネロン~

 

Whenever we grow discouraged, it can mean we are underestimating God. He has operations going of which we know little. He has plans that don’t depend on our view of things. Sometimes we need some good nourishment, a little sleep, a faithful friend, and a new assignment. Don’t give up. God’s plan is right on schedule.

Should we feel at times disheartened and discouraged, a simple movement of heart toward God will renew our strength.

~Francois Fenelon

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2018年

7月

24日

◆私が天に入れられる日◆

“それはどんなだろう”と、ただ想像するだけ。

私が、あなたのみそばを歩く、その時…。

“私はこの目で何を見るだろう”と、ただ想像するだけ。

あなたのみ顔が私の前にある、その時…。

――ただ心に描くだけ。

 

あなたの栄光に包まれて

私の心は何を感じるでしょう?

イエスよ、あなたのために踊る? それとも

あなたへの畏れの中で、静まるでしょうか?

あなたのご臨在の中で立ちすくむ? それとも

ひざまずき、倒れ伏すでしょうか?

「ハレルヤ」と歌うでしょうか?

そもそも話すことができるでしょうか?

――ただ心に描くだけ。

“その日はいつ来るんだろう”と、ただ想像するだけ。

気がつけば私は、み子のうちに立っている。

私はただ想像するだけ

永遠に、永遠に、私がなす唯一のこと、

あなたを礼拝する、その日を…。

――ただ心に描くだけ。

 

「私は、私の魂の愛する人を見つけました。私は、この方をしっかりつかまえたので、もう決して放しはしません。」(参照: 雅歌3:4)

 

(アーティスト) ケロロス・サフワット

 

【解説】 この詩は、I can only imagineというタイトルで、YouTubeのヴォーカルでも聴けますが、私は、旧聖歌630♬「とわの安き来りて」を思い出しました。またこの絵は、Awesome painting called “First Day in Heaven”(「天国での最初の日」と呼ばれるすばらしい絵)として紹介されています。あなたが男性であると女性であるとを問わず、この女性をご自分に置き換えて、お味わいください。主を信じる私たちには、必ず、この“歓喜の日”が来るのですね。

 

I can only imagine what it will be like

When I walk, by your side

I can only imagine what my eyes will see

When your face is before me

I can only imagine...

Surrounded by Your glory

What will my heart feel?

Will I dance for you Jesus

Or in awe of You be still?

Will I stand in your presence

Or to my knees will I fall?

Will I sing hallelujah?

Will I be able to speak at all?

I can only imagine...

I can only imagine when that day comes

And I find myself standing in the Son

I can only imagine when all I would do

Is forever, forever worship You

I can only imagine

"I found Him whom my soul loveth. I held Him and would not let Him go.”

Artist: Kerolos Safwat

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2018年

6月

30日

◆道を備えたもう神◆

時として、神様は、新しい道をあなたの足元に置かれます。

あなたが、“この道を歩く備えができた”と思うからではなく、

神様が、“あなたは、この道を行く必要がある”と

ご存じだからです。

~ライザ・ウィンゲイト~

 

Sometimes God puts a new path under your feet, not because you think you're ready to walk it, but because He knows that's the way you need to go.”

— Lisa Wingate

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2018年

5月

28日

◆主よ、”思い出キルト”を作らせてください◆

夜明けは暗黒のあとに訪れます。こんな約束を携えて――。

”海で引き裂かれたものは、なくなったのではない。

人生の全ては、破れと繕い、裁断と針縫い、ぼろの寄せ集めと継ぎ目の縫い合わせなのだ“と。

 

人生の全ては、かつてあり、今はもうないものをキルト縫いしたもの――かつて住んだ場所、つくった思い出、知りえた人々、いずれも、長い間愛されていたのに、いつしか擦り切れて、もはや着ることのできなくなったものです。

 

私たちは、その“切れはし”を持っているだけ。あらゆる色、あらゆる形、あらゆる大きさの――。

その全ては、主よ、あなただけに見える模様に縫い上げられるのを待っています。

嵐のあとの静けさの中で、私は、あなたが囁かれるみ声を聴きます。

「娘よ、今いるところにしがみついていてはいけない。あなたの針と糸を取って、”繕い”に出かけるのです」と。

 

~ライザ・ウィンゲイト 「祈りの箱」より~

 

【解説】 私たちの一度限りの人生を、この女性詩人は、かくも美しく、かくも切なく、かくも雄々しく一編の祈りに謳い上げました。かつてあれほど愛し、いとおしんだものが、次第にほころび、目の前から一つ、また一つと消えていく――、これが人生です。でも、私たちは、決して呼び戻すことのできない”過去”の殻に閉じこもっていてはいけないのです。「ここから動きたくない」と涙にくれて、いつまでもとどまっていてはダメなのです。そのために神様が、あわれみによって残してくださったものが、“思い出の切れはし”です。たとえほんのひと切れでも、それはあなたの心の中で、何と輝いていることでしょう。それらが、あなたの手で、ひと切れ、ひと切れ、キルト模様につなぎ合わされていくとき、神様は、その全ての模様を慈しみのまなざしでご覧になり、あなたにお返しくださるのです。あなたが、針と糸を手に取って、“思い出キルト”をつくりに一歩を踏み出しさえするなら――。

 

Dawn comes after the darkness, and with it the promise that what has been torn by the sea is not lost. All of life is breaking and mending, clipping and stitching, gathering tatters and sewing seams.

 

All of life is quilted from the scraps of what once was and is no more

- the places we have been, the memories we have made, the people we have known, that which has been long loved but has grown threadbare over time and can be worn no longer.

 

We keep only pieces. All colors, all shapes, all sizes.

"All waiting to be stitched into the pattern only You can see.

"In the quiet after the storm, I hear You whisper, 'Daughter, do

not linger where you are. Take up your needle and your thread, and go see to the mending ...

 

Quote from the book ~ The Prayer Box / Author: Lisa Wingate

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2018年

5月

09日

◆愛する刻(とき)を生きて◆

一日一日が貴重です。

私たちがここにいる いっときいっときが。

与えられるチャンスの一つ一つが

とりわけ いとおしいのです。

 

何かすてきなことをする。

誰かの魂に触れる。

小さな望みを与える。

誰かに“帰るべき家”を指し示すための――。

 

そして、たとえほんの少しでも
もしそれがうまくいったら…。
誰かの魂を祝福するとき、
私たちは、己の“運命(さだめ)”を満たすのです。

 

だから愛するあなた、元気を出して。

全ての努力は覚えられ、

ほんのわずかのコインも

天の口座に預けられたのですから――。

 

~愛を込めて。リンダ~(サンシャイン&スイートパイ)

(撮影) モニカ・ロバーツ

 

EVERY DAY is precious.

Every hour that we're here.

Every chance we're given,

Is especially dear.

To do something wonderful.

To touch somebody's soul.

To impart a little hope.

To point somebody, home.

And if we are successful,

Even a little bit.

We fulfill our destiny

As we bless somebody's spirit.

So beloved, be encouraged

That every effort counts.

And deposit even pennies

Into a Heavenly account..

Love, By Linda...

Sunshine & Sweetie Pies

Photographer, Monica Roberts...

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2018年

4月

22日

◆植えたら収穫を待つのです◆

信仰をもって植えたものを、疑いの中で掘り返してはいけません。 ~エリザベス・エリオット~...(アーティスト) スーザン・リオー

【解説】 これ、ついやってしまいますよね? この悪しき“掘り返し”は、収穫の時期のことではありません。それならまだいい。不信仰のゆえに「どうせ小さいだろう」と思いながら掘り返しても、それまでにきちんとお世話をしていれば、思いもよらないほど大きなものを掘り起こして、不信仰を恥じつつ感謝することができますから。ここで言っているのは、収穫の前に、不安や恐れや疑いに取りつかれて、途中で掘り返してしまうことです。そこに待っているのは、小さな収穫どころか、早晩根を失って枯れてしまった作物の残骸。聞こえてくるのは、弟子たちもしばしば叱られた、あのイエス様の一声です。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」 私たちに必要なのは、“忍耐”と、“希望”と、“信頼”です。

 

(ヘブル 10:36) 「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」

 

Don’t dig up in doubt what you planted in faith.” -Elisabeth Elliot

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2018年

4月

04日

◆イエスを十字架上で支えたもの◆

…それは“釘”ではなく、“愛”だった!

 

あなたを愛している救い主は、そう言われる。あなたの上から、

十字架につるされたあの小高い丘の上から。

 

あなたを愛している救い主は、そう叫ばれる。あなたの上から、

血潮で描かれた“愛”の絵をあなたに見せて…。

 

イエスは、キャンドルのともるディナーの席で

「あなたを愛している」とささやかれたのではない。

高級アパートのスイートでそう語られたのでもない。

天からカードと花を贈られたのでもないし、

雲の中であなたに詩を書かれたのでもない。

 

イエスは十字架に付けられるために地上に降りられた。

あなたの罪が金づちで彼の両手に釘を打ち付け、十字架に彼をつるした時、

彼は「あなたを愛している」と言われたのだ。

彼は、ただ言葉でそう言われたのではない。

想像しうる最も力強い方法で、あなたを愛していることを示すために、

彼は死なれたのだ――。

 

(ローマ 5:8) 「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」

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主イエス様、あなたを愛します。そして私と、私たち人間のための、あなたのお苦しみのゆえに感謝します。

主イエス様、私のために味わわれた、すさまじい痛み、多くの傷、疲弊と苦痛、多くの痛みと愛をもって流された貴い血潮。

あなたの息もできないようなあえぎ、その汗と涙、その慈愛に満ちた忍耐、私の罪のため、全世界の罪のために払われたあなたご自身の命の犠牲(いけにえ)。

――それらを通して、私を救ってくださったことを感謝します。

主よ、あなたがあのカルバリでなしてくださったことに、私が心の中で、どれほど感謝し、愛しまつっているか、とても言葉では言い表すことができません。

 

The Savior who loves you says so from above you,

From high on a hill and hung up on a tree.

The Savior who loves you cries so from above you,

His blood paints a picture of love you can see.

Jesus did not whisper He loves you over a candle-lit dinner. He did not tell you He loves you in a penthouse suite. He did not send a card and flowers from heaven. He did not write you a poem in the clouds.

He came down to be crucified. He says that He loves you as your sin

hammers nails through His hands and hangs Him up on a cross. He did not simply say that He loved you, He died to display that He loved you in the most powerful way imaginable.

 

“God shows his love for us in that while we were still sinners, Christ died for us”

(Romans 5:8).

 

Lord Jesus; I love you and I am so grateful to you for your sufferings for me, and for the rest of humanity.

I thank you Lord Jesus for saving me through your crushing pain,

through your many wounds, through your tiredness and agony and through your precious blood shed with so much pain and love for me;

Through your difficulty to breath, through your sweat and tears,

through your merciful patience, for the very sacrifice of your life that you made for my sins and for the sins of the whole world.

My words here Lord cannot come near to how much appreciated and love I fed in my heart for what you did at calvary.

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2018年

3月

22日

◆”破れ”を癒やされる主◆

イエスは、私たちが背負う重荷も、流す涙も知っておられます。だが彼は、...打ち砕かれた*心、破れた*夢、挫折した*人生の“癒やし主”なのです。この方に信頼なさい。彼は決して、あなたを失望させることはないのですから――。~ジョン・ハギー~

 

【解説】 *を付けた3つの言葉、「打ち砕かれた」「破れた」「挫折した」の原語は、同じbrokenブロークンという言葉です。経済面で破れたときは、「破産した」となります。そして最後の「決して失望させない」と訳した原語never failsネヴァー・フェイルズは、あの人の言葉で言えば、「私、失敗しないので」となります。イエス様が、その元祖です!  私たちの主は、私の、あなたの耐えられないほどの重荷も、人知れず流した涙も、絶望のため息も、全てご存じのお方ですが、それをそのまま、十字架の傷跡の残る両のみ手に委ねるとき、あなたの破れの隅々までそのみ手を置いて、癒やしてくださるお方です。粉々に砕けて、もはや決して元には戻らないと思われた“心の破片”が、少しずつ、あるいは一瞬にして、元に戻していただけるのです。「委ねます。信じます。感謝します。」と心に唱えて、その重荷を、今、癒やし主イエスのもとに携えてください。そこから直ちに、静かに、癒やしのみ業は始まります――。

 

"Jesus knows the burdens we carry and the tears we shed, but He is the healer of broken hearts, broken dreams, and broken lives. Trust him. He never fails."~ John Hagee

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2018年

2月

26日

◆苦しみへの小道◆

もし私の日々にトラブルがなく

私の心がいつも軽やかだったら

“夜がない”というかの麗しき地を

私は求めただろうか?

 

もし私が自分の重荷に耐えかねて

疲れ果てることが ついぞなかったら

この道の果てにある神の平安を

私は探し求めただろうか?

 

もし私が病を知らず

痛みを感じたことがなかったら

助け支えてくださる手を

探し求めただろうか?

 

もし私の歩みに悲しみがなく

失うことを知らない人生だったら

私の魂は十字架の足元に

慰めを求めただろうか?

 

もし私の望んだことが

日常のごとく自分のものになったら

私は神の前にひざまずき

心を注いで祈ったりしただろうか?

 

もし神が私の心を恐れで凍りつかせるために

冬を送ることをしなかったら

私は来る年ごとに

春の暖かさを恋い焦がれたりしただろうか?

 

私は自分自身に問うてみる

その答えは“苦しみ”である。

「私の人生が楽しみに満ちたものなら

私は”苦しみ”を知らずじまいだった」と――。

 

私が神を求めることは数えるほどだったろうし

神を必要とすることなど ほとんどなかったろう

神は打ちひしがれた時にこそ

求められるお方だから。

 

そして

”苦しみの小道”でこのお方に出会った人ほどに

神をさやかに知り、見ることのできる人は

誰もいないのだ。

 

~作者不詳~

(アーティスト) サン・キム

 

(詩篇 119:71) 「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」

 

【訳者ひと言】 今、様々な困難、苦しみ、悲しみの中にあるあなたを思いつつ、訳しました。

 

"Pathway To Pain"

If my days were untroubled

and my heart always light,

would I seek that fair land

where there is no night?

If I never grew weary

with the weight of my load,

would I search for God’s peace

at the end of the road?

If I never knew sickness

and never felt pain,

would I search for a hand

to help and sustain?

If I walked without sorrow

and lived without loss,

would my soul seek solace

at the foot of the Cross?

If all I desired

was mine day by day,

would I kneel before God

and earnestly pray?

If God sent no winter

to freeze me with fear,

would I yearn for the

warmth of Spring every year?

I ask myself these

and the answer is plain,

if my life were pleasure

and I never knew pain

I'd seek God less often

and need Him much less,

for God is sought more often

in times of distress.

And no one knows God

or sees Him as plain

as those who have met Him on the

"Pathway of Pain."

~~Author Unknown~~

Artist: Sung Kim

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2018年

2月

08日

◆理由(ワケ)があるのです◆

私たちが負わねばならない全ての痛みにも、

全ての重荷、全ての気がかりにも、

ワケがあるのです。

 

膝をかがめてくずおれる全ての悲しみにも、

流される涙の一粒一粒にも、

ワケがあるのです。

 

全ての心の傷、全ての苦境、

孤独と痛みに押しつぶされた全ての夜にも、

ワケがあるのです。

 

けれど、もし“かくあれ”と望まれるように神に信頼するなら、

これらの全てが働いて、私たちの良きに変えられます。

神がそのワケを知っておられるのですから――。

 

(作者不詳)

 

"There's A Reason"

 

For every pain that we must bear,

For every burden, every care -

There's a reason

 

For every grief that bows the knee,

For every tear-drop that is shed -

There's a reason

 

For every hurt, for every plight,

For every lonely, pain-racked night -

There's a reason

 

But if we trust God as we should,

All this must work out for our good.

He knows the reason.

 

Author: Unknown

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2018年

1月

21日

◆時に雨、時に太陽なる恵みの神◆

神は、深い悲しみで燃え尽きた心には

降り注ぐにわか雨であり、

涙であふれ返った顔には、太陽である。

 

~ジョセフ・ルー~(19世紀フランスのカトリック司祭、詩人)

 

 

"God is a shower to the heart burned up with grief;

God is a sun to the face deluged with tears."

 

~

JOSEPH ROUX

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2018年

1月

03日

◆”ミスター・ニューイヤー”から、あなたへ◆

私は“新年”です。

私は、「見よ。わたしは、すべてを新しくする。」

と言われたお方への、あなたの忠誠と献身を新たにするための

あなたの“チャンス”です。

(作者不詳)

 

(Ⅱコリント 5:17)

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」

(ローマ 12:1)

「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。」

 

(黙示録 21:5)

「すると、御座に着いておられる方が言われた。『見よ。わたしは、すべてを新しくする。』また言われた。「書きしるせ。これらのことばは、信ずべきものであり、真実である。」

 

【解説】 これは、“新年”を擬人化して、この年をスタートした私たちへの呼びかけにしたものですね。 “主の年2018年”は、主イエス・キリスト共に歩む新たな一年、そして“チャンス”です。何をするチャンスなのかは人それぞれ。でもキリスト者にとっては、それは何にもまして、主への“忠誠と献身”を新たにするチャンスなのです。その力は私たちの内にはありません。全てを新しくしてくださるのはキリストの主権のみ業。私たちは、この“全て”という祭壇の上に、まず私たちの“忠誠と献身”(原語では一語allegianceアリージャンス)を置かせていただきましょう。

 

“I am the new year…I am your opportunity to renew your allegiance to Him who said, ‘Behold, I make all things new.’”

~ Unknown

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2017年

12月

20日

◆ゆえに災いを恐れじ◆

“知られざる者の谷”を通り抜けるとき、あなたはイエスの足跡を、あなたの前とそばに見いだすであろう。

~チャールズ・スタンリー~

 

“As you walk through the valley of the unknown, you will find

the footprints of Jesus both in front of you and beside you.”

~ Charles Stanley

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2017年

12月

10日

◆クリスマスに 真に探し求めるもの◆

古(いにしえ)の賢者たちの足跡を探してはなりません。

彼らが探し求めたお方を探すのです。

 

《絵》 「“神”の顔に口づけして」 (マリアと赤子イエス)

(アーティスト) モーガン・ウェイストリング Morgan Weistling

 

“Do not seek to walk in the

footsteps of the wise men of old, seek what they sought."

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2017年

11月

27日

◆私 独身ですが、それが何か?◆               《女性カウンセラーの語る独身の恵み》

 ただ独身であるからと言って、自分のどこかを直さなきゃと思う必要はありません。

 結婚を望み、それに向けて心を整えたい願う独身の方々にカウンセリングをすることは、私が心を寄せている分野です。“独身”である時というのは、愛を探し求める季節であること以上に、成熟し、成長し、人に奉仕する時でもあるのです。独身者として助言を求めるのは、あなたがとる最も賢い手段の一つです。

 独身者のカウンセリングには、次のようなことに配慮します。

— 幼少時代の心の傷の癒やし

— 過去の“傷心”の記憶からの回復

— 結婚すれば与えられることへの希望にひそむ先入観念はないか

— 自尊心(自分の価値を認める心)の涵養と、どこでそれを見いだすか

— 経済的自由を手にするためのゴールを設定する

— 孤独感、不安感、時には嫉妬心のような感情とどう向き合うか

 

 この独身の時代に、あなたが“こうありたい”と望む人間に成長するための努力を注ぐことによって、あなた自身に、またあなたの未来の伴侶に、“最高の贈り物”をなさい。“独身”であることは、私たちが、何かを“直さなければ”ならないことではなく、むしろ何かを“はぐくみ”、進んでそれに“投資すべき”ときなのです。

~クリスティーナ・ミラゾー・ソチャ(メンタルヘルス・カウンセラー)~

 

Just Because I’m Single Doesn’t Mean You Have to “Fix Me”

Counseling singles as they desire marriage and prepare their hearts for

marriage is an area of counseling I have a heart for. Singleness is more than a

season of looking for love, it's a time to mature, to grow, and to serve

others. Seeking counsel as a single is one of the wisest steps you could ever

take.

Singles counseling addresses:

-Healing from childhood wounds

-Mending from past heartbreaks

-Preconceived ideas of what you

hope marriage will provide

-Self worth and where you find

it

-Setting goals to obtain financial

freedom

-Coping with feelings of

loneliness, insecurity, and yes even jealousy.

 

Give yourself, and your future spouse the best gift by investing in

this season of singleness to grow into the person you desire to be. Singleness

doesn't have to be something we "fix," but rather something we

embrace and invest in!

-Christina Milazzo Socha, Mental Health Counselor

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2017年

11月

07日

◆私の祈りの中のあなたへ◆

あなたが涙の霧の中を通り抜けているとき、

心の痛みの地滑りと、入り混じる恐れの中にあるとき、

私は祈りの中であなたを覚えています。

 

神様があなたをご自身の手のひらに安全に支えておられるとき、

そして天使を送り、あなたが立つのを助けられるとき、

私は祈りの中であなたを覚えています。

 

あなたが悪意ある試みと勇敢に闘いながら

平安と休息を切に願うたびごとに、

私は祈りの中であなたを覚えています。

 

希望の光が夜の闇を引き裂き、

天をかいま見たあなたの信仰が新たにされるとき、

私はひざまずき、

この祈りのたまものと、あなたの回復された魂のゆえに、

主に感謝します。

 

"In My Prayers"

As you make your way through a fog of tears,

a landslide of heartache and multiple fears,

I'll remember you in my prayers.

While God holds you safe in the palm of His hand

and sends His angels to help you stand,

I'll remember you in my prayers.

Each minute you long for peace and rest,

courageously fighting this willful test,

I'll remember you in my prayers.

When a ray of hope pierces the night

and your faith is renewed by the heavenly sight,

I'll drop to my knees and thank the Lord

for

the gift of prayer and your spirit restored.

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2017年

10月

26日

◆旅路の同行者イエス◆

私たちが旅路で目指すお方、そして共に旅するお方は神です。

そして彼は、私たちの旅路の“終着点”であると共に、

全ての立ち止まり地点にもおられるのです。

~エリザベス・エリオット~

 

【解説】 タイトルもそうしたように、この「神」は、イエス・キリストです。イエス様が、私たち一人一人の人生の旅路に、始めから終わりまで、またどこにあっても、同行してくださいます。そしてこの旅路の終わりに、大きなみ手を広げて、天国にあなたを迎え入れてくださるのです。(この絵は、♪「人生の海の嵐に」を思わせますね。)

 

"It is God to whom and with whom we travel, and while He is the

End of our journey, He is also at every stopping place."

 

— Elisabeth Elliot

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2017年

10月

09日

◆”恐れ”が力を失うとき◆

私たちが恐れるもの以上に、

神様に積極的に信頼するとき、

“恐れ”はその力を失うのです。

~レニー・スウォープ~

(アーティスト) マーク・キースリー

 

(詩篇 34:4)

私が主を求めると、主は答えてくださった。私をすべての恐怖から救い出してくださった。

 

【解説】 “恐れ”は、人間の感情です。何ら実体を持たないのです。頭ではそうと分かっていながら、いつの間にかその”恐れ”が、あたかも実体があるかのごとく、あなたの心を支配してしまうとき、私たちはもはや恐れの“囚人”となり、理性的に、信仰的に物事を判断する力を失ってしまいます。サタンが最強の“必殺武器”(リーサル・ウェポン!)として用いるのは“恐れ”であるといっても過言ではありません。これに打ち勝つ道はただ一つです。「我なり、恐るな」(マルコ6:50)と言われるお方、目には見えませんが、“霊の実体”として、私たちの最もそば近くにおられるお方、生ける主イエス・キリストに、積極的に(進んで、主体的に、自発的に、意志的に)依り頼むことです。心の王座にしっかりと主をお迎えして、このお方に“恐れ”を追い出していただくのです。その時に、恐れの黒雲は消え去って、「主は我が力、この方にあって私は揺るがない」という希望と喜びの光が、あなたの心の隅々まで照らし出すはずです。

 

"Fear loses its power when we actively trust God more than what we

fear."

~ Renee Swope

 

Psalm 34:4, “I sought the LORD, and He answered me; He delivered me

from all my fears.”

 

Artist: Mark Keathley

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2017年

10月

01日

◆神がおられるからです◆

悲しみの中にあるときさえ、ほほえんでいられるのも、

混乱のさなかで、理解できるのも、

裏切りの中で、信頼していられるのも、

痛みの恐れの中でさえ、愛することができるのも、

神様がそこにおられるからです。

 

【解説】 原文の直訳は、「神様が理由だからです」という、ちょっと日本語になりにくい文章です。いろいろと考えられますね。「神様に在って起こったことだからです」とも訳せますし、「神様がそう意図されたからです」とも訳せます。考えていたら、昔読んだ、若くして病で死ななければならなかった女性シュザンヌの思いをつづった本のタイトルを思い出しました。「そのゆえは神知りたもう」。いずれにしても、一言で言うなら、これらは全て、“信仰”のなせる業です。”全ては神のお許しのもとに、あるいは神の深いご計画の内に起こったことで、全てを神様はご存じで、必ず良きに変えてくださる”という、神の摂理に対する絶対的な信頼です。これが、私たちがみ子キリストの命と引き換えに、信仰の世界に入らせていただいた最大の恵みであると言っても、決して過言ではありません。

 

"God is the reason why even in the sadness, we smile; in

confusion, we understand; in betrayal, we trust, and even in fear of pain, we

love."

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2017年

9月

20日

◆外に出るのです◆

恐れを抱き、孤独で、不幸な人々にとっての最高の治療法は、外に出てみることです。どこか、ただ独りで、天と、自然と、神様だけと一緒にいられるところに――。なぜって、そんな中でだけ、人は、“全てはなるべきようになり、神様は、自然の素朴な美しさのただなかで、人が幸せであるのを見たいと望んでおられるのだ”と感じるからです。そんな自然がある限り、そしてそれはきっといつでもあるのですが、たとえどんな事情のもとにあろうとも、全ての悲しみに対して、慰めがあることを私は知っています。そして私は、”自然は、全ての苦しみや困難の中で、慰めをもたらしてくれる“と固く信じているのです。

~アンネ・フランク~

(アーティスト) チャック・ピンソン

 

“The best remedy for those who are

afraid, lonely or unhappy is to go outside, somewhere where they can be quite

alone with the heavens, nature and God. Because only then does one feel that

all is as it should be and that God wishes to see people happy, amidst the simple

beauty of nature. As longs as this exists, and it certainly always will, I know

that then there will always be comfort for every sorrow, whatever the

circumstances may be. And I firmly believe that nature brings solace in all

troubles.”

― Anne Frank

Artist: Chuck Pinson

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2017年

9月

10日

◆我が牧者のうちに全てあり◆

あなたは、すでに持っています――

あなたの祈りを聴いてくださる神様を。

あなたの背後にある愛の力を。

あなたの内にある聖霊を。

あなたの前に待ち受ける天の全てを。

 

あなたがその“羊飼い”なるお方をお持ちなら、

あなたは、すでに持っています――

全ての罪に対しては恵みを。

全ての転機には進むべき方向を。

全ての曲がり角には、ろうそくの火を。

全ての嵐には錨を。

あなたに必要なものは、彼が全て備えておられるのです。

~マックス・ルケード~

 

"You have a God who hears you, the power of love behind you, the

Holy Spirit within you, and all of heaven ahead of you.

If you have the Shepherd, you have grace for every sin, direction for

every turn, a candle for every corner and an anchor for every storm. You have

everything you need."

Max Lucado

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2017年

8月

29日

◆マックス・ルケード版「アメイジング・グレイス」◆

私たちの救い主は、ひざをかがめて、

私たちが人生で犯す最も暗い行いをじっくりとご覧になります。

でも、恐ろしさにひるみ、立ち去る代わりに、

彼は優しさにあふれて み手を伸ばし、こう言われます。

「もしあなたが望むなら、それを洗い清めてあげよう。」

そしてご自身の“恵みのたらい”から、

手のひらいっぱいの“あわれみ”をすくい上げ、

私たちの罪を洗い流してくださるのです。

 

【解説】 これは、「たいせつなきみ」「そのままのきみがすき」など、神の愛の福音の真髄を、現代のメルヘンの中に美しく織り込む天才、マックス・ルケードの、一編の福音詩です。あなたがこれまでの人生で、最も主を悲しませたこと、今も心が痛む、あなたの“最も暗い行い”を、み前に差し出してください。そして、この詩に描かれた、その罪を洗い流してくださる主のみ姿を、ありありと思い描いてください。この”恵みのたらい”は、あの十字架で流された、神のみ子の血潮で満たされています。どす黒い私の罪が、主の血潮で洗い流され、雪のように白くしていただけるのです。ただ主のあわれみによって――。このあわれみがなければ、今の私はこの世に存在しませんでした。そう思いをはせつつこの詩を読むときに、この情景の背後に流れるのは、あの「AMAZING GRACE ♬驚くべき恵み」ではないでしょうか。

 

(ヨハネ13:3-5) 「イエスは、父が万物を自分の手に渡されたことと、ご自分が神から出て神に行くことを知られ、夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗って、腰にまとっておられる手ぬぐいで、ふき始められた。」

 

(ローマ5:20) 「律法が入って来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。」

 

Our Savior kneels down and gazes upon the darkest acts of our lives.

But rather than recoil in horror, He reaches out in kindness and says, "I can clean that if you want. And from the basin of His grace, He scoops a palm full of mercy and washes away our sin.

~ Max Lucado

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2017年

8月

17日

◆スヌーピー流 ”信仰の極意”◆

“信仰”ってさ、

行く手に嵐っぽい風が吹きつけてきたら、

しっかりと しがみ付いていることなんだよ。

 

(訳者の追加)

何にかって?

もちろんイエス様にだよ!

 

"Faith is... holding on tight when the going gets windy."

(Addition by the translator) "To what? Of course to Jesus!"

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2017年

8月

09日

◆イエスにありては◆

イエス様と一緒なら、

私たちの最も暗黒の時にも、

最良のものは残っているし、

最高のものは、まだこれから訪れるのです。

 

“With Jesus, even in our darkest moments the best remains and the very best is yet to be…”

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2017年

7月

31日

◆明日を信じる信仰◆

信仰をお持ちなさい。

明日の日が神の祝福を握っていることを知るゆえに――。

 

~ロバート・シューラ―Jr.~

(アーティスト) デイル・ターブッシュ

 

"Have faith, knowing tomorrow

will hold the blessings of

God."

 

~ Robert Schuller, Jr.

Artist: Dale Terbush

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2017年

7月

21日

◆”母”を刻ませよ◆

あなたの母が愛したように、力を込めて愛しなさい。

そうすれば、あなたはその“しるし”を残します。

“かくも深く愛された”というしるしを…。

それは、私たちの心に、永遠の“守りの碑(いしぶみ)”となるのです。

 

~J.K. ローリング(「ハリー・ポッター」の著者)~

(アーティスト) ハイド・プレシー

 

"Love as powerful as your mother’s for you leaves its own mark… to

have been loved so deeply… will give us some protection forever."

~ J.K. Rowling

Artist: Heide Presse

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2017年

7月

06日

◆仲良しなら できること◆

私には自分の姿が見えないけど、

あなたには よく見える。

なら正しく直してほしい。

そして恐れずに言ってほしいの。

そしたら二人とも美しくなれるでしょ。

お互いのたまものを出し合いっこできるんだから。

私はあなたの巻き毛を直してあげる。

あなたは私の唇に、ちょっと紅をさしてくれたらいいわ。

 

愛を込めて。リンダより。

サンシャイン&スイートパイ

 

(アーティスト) ジュディス・スタイン

 

IF I can't see my image

But you can see it well...

I hope you will set it right,

And not be afraid to tell.

And then we'll both be beautiful

For we can trade our gifts.

I'll adjust your curls,

And you can dab my lips.

Love, By Linda...

Sunshine & Sweetie Pies

 

Artist, Judith Stein

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2017年

6月

18日

◆ある朝の祈り◆

◆信仰と希望と愛の庭で◆

―ある朝の祈り―

 

主よ、私の人生を、

あなたの光が隅々まで入り込むための

窓にしてください。

そして、出会う全ての人への

あなたの愛を映し出す鏡にしてください。

 

(アーティスト) ティム・コックス

 

“Lord, make my life a window for your light

to shine through and a mirror to reflect

Your love to all I meet. Amen”

- Unknown

Artist: Tim Cox

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2017年

6月

09日

◆ただ委ねて、善き方を信じるのです◆

自分で何でも解決しようとする代わりに、

静かに神様と共に座っていると、

神様は私の心配を取り去って、

ご自身の平安と、知恵と、み守りに代えてくださいます。

 

愛する友よ、寄りすがるのです。

神様は善きお方です。

神様は、神様であられるから“善”なのです。

私たちが、ただこのお方に寄りすがりさえすれば、

神様は全てを善きに導いてくださいます。

 

~ライザ・ターケアースト~

(アメリカの女流作家、“箴言31章ミニストリーズ”代表、セミナー講師)

 

When

I sit quietly with God instead of trying to figure everything out, He takes my anxiety & replaces it with His peace, wisdom & security.

 

Hang on dear friend. God is good. And God is good at being God. He's got it all figured out if we'll just hang on to Him.

 

Lysa TerKeurst

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2017年

5月

22日

◆もっと光を!◆

暗闇の中では、識別の余地はありません。

私たちに、物ごとの間の違いを見させてくれるのは、“光”です。

そして私たちに光を与えてくれるのは、キリストなのです。

~C.T. ホワイトメル夫人~

(アーティスト) クリスチャン・リース・ラッセン

 

(ヨハネ 8:12) 「イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」

(ヨハネ 3:20,21) 「悪いことをする者は光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。」

 

"In darkness there is no choice.

It is light that enables us to see the differences between things; and it is Christ who gives us light."

— Mrs. C. T. Whitemell

Artist: Christian Riese Lassen

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2017年

5月

10日

◆♬数えよ 一つずつ◆

◆信仰と希望と愛の庭で◆

―♬数えよ 一つずつ―

 

もしあなたが“自分は豊かだ”と感じたかったら、

あなたが持っている、お金では買えないものを、

一つ一つ全て数え上げてごらんなさい。

 

"If You want to feel rich...

just count all the things you have

that money cannot buy."

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2017年

4月

29日

◆こんな生き方、してみない?◆

あなたの存在が、

“我慢される”ものではなくて、

“祝福される”ものであること。

――そんな人生を生きてごらんなさい。

どんなときも、

ポジティヴ(積極的・肯定的)な光を放つのです。

 

Live life in such a way that your presence is celebrated, not

tolerated. Radiate Positivity always.

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