◆人生を豊かにする言葉(6)◆

1.《何のためにここまで?》

神様は、あなたを捨てるために、

ここまで連れてこられたのではありません。

【解説】 ほんとに、そうなのですよ。昔、♬「思えば遠くへ来たもんだ」という歌がありましたが、長い人生の中には、先の見えない、まるで迷路みたいな中を、不安を抱えながら進んでいかなければならないときがあります。私事ですが、4件もの国際詐欺を同時に抱えて、次第に資金繰りに苦しみながら、それでも「あと少し頑張れば」ともがいていた日々は、まさにそれでした。七十余年の生涯で、一度も味わったことのない、あの“悪夢の日々”…。でも神様は、私を“置き去り”にするために、そこまで連れていかれたのではないと私は信じています。私の信じる神様が、そんな無慈悲なことをなさるわけがない。神様が、時として私たちに思いがけないところを通らせ、きがつけば「ああ、こんなところまで来てしまった…」と思うほど物事が進んでしまっても、そこにはきっと、神様だけがご存じの最善の目的があることを信じて、このお方を見上げていきましょう。私は今、その過程の中にいます。

God did not bring you this far to leave you.

2.《打ち砕かれた場所で神に出会う》

あなたが神様に、最もよく用いられるのは、

あなたが“砕かれた”場所です。

【解説】 “砕かれた”と訳した原語brokenには、辞書によれば他にも「壊れた、破れた、裂けた、傷ついた、骨折した、破産した、破綻した」という身体的・実際的な意味と共に、「くじけた、衰弱した、打ちひしがれた」という精神的・霊的な意味もあります。この金言は、その全てを含んでいます。ごつごつで、不純物の入った土を、陶器師なる神様は決して用いられないように、私たちも、神様の様々なご用に用いられる場所は、私たちがたたきつけられて、大きな痛手を負うと共に、内なる”自我”が、形をとどめないほど砕かれたところです。一度とは限らない。何度もそういう経験をしながら、私たちは、神様が最も自由に、喜びをもって用いやすい“器”に形づくられていくのです。

It is in your broken places you are most often used by God.

3.《平安であれ》

明日起こるかもしれないことで心を煩わせてはなりません。

今日のあなたを心に懸けてくださる永遠のみ父は、

同じように明日も、そして毎日、あなたを心に懸けてくださいます。

あなたを苦しみから守るため盾となってくださるか、

苦しみに耐えるだけの無限の力をお与えくださるかの方法で――。

だから平安でいなさい。

そして全ての不安な思いや想像を脇に押しやってしまいなさい。

(ヨハネ20:19) 「イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。『「平安があなたがたにあるように。』」

(Ⅰペテロ 5:7) 「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

Be at Peace

Do not be anxious about what might happen tomorrow. The same everlasting Father who cares for you today will take care of you tomorrow, and every day. Either He will shield you from suffering, or He will give you the unfailing strength to bear it. Be at peace then and put aside all anxious thoughts and imaginations.

"Cast all your anxiety on Him because He cares for you." 1 Peter 5:7

4.《人生はコラージュ》

人生は、

かけがえのない瞬間と思い出の一つ一つから成る“コラージュ”です。

それらが全て継ぎ合わさると、

二つとない、永遠に愛蔵すべき傑作が創られるのです。

~メラニー・モーシジアン・カラリス~

Life is a beautiful collage of priceless moments and memories, which when pieced all together create a unique treasured masterpiece.

~ Melanie Moushigian Koulouris

(All 1-4 by In the garden of faith, hope & love)

 

(写真)ガーデンシリーズNo.8