◆他者のために生きるということ◆

群れから遅れている人がいたら、寄り添って一緒に歩いてあげなさい。

のけ者にされている人がいたら、その人を引き入れる方法を考えましょう。

打ちのめされている人がいたら、手を取って引き起こしてあげなさい。

「あなたには、こんないいところがある」と

いつでも人に思い出させてあげるのです。

ほんの小さな優しさが、

その人には生きる全てとなるかもしれないのですから――。

【解説】 訳しているうちに、何だか宮沢賢治の「雨にも負けず」の一節を思い出しました。「東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ…」。そしてそれ以上に、聖書のイエス様を思い出しました。(マルコ 6:34) 「イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。」 私たちに、このような業ができるためには、このイエス様の深い“あわれみの心”を持たせていただかなければいけませんね。

If you see someone falling behind, walk beside them. If you see someone being ignored, find a way to include them. If someone has been knocked down, lift them up. Always remind people of their worth. One small act could mean the world to them. (by Inspired Positive Life)