◆”灯台下暗し”にご用心◆

―“輝き”は、近すぎると見えないのです―

あなたを心に懸けてくれる人を、決して無視してはいけません。なぜなら、いつの日かあなたは、石を集めるのに忙しくて、“ダイアモンド”を見落としたことに気づくのですから――。

Never ignore a person who cares for you. Because someday you’ll realize you’ve lost a diamond, while you were busy collecting stones.

あなたを愛し、大事に思い、失いたくない人を、決してないがしろにしてはいけません。なぜなら、ある日あなたは目が覚めて、星を数えている間に“月”を見失ったことに気づくからです。

Never ignore a person who loves you, cares for you and misses you, because one day you might wake up and realize that you lost the moon while counting the stars.

【解説】 この似たような格言2つは、あなたをいつも思いやっている人を、1つは“ダイアモンド”に、1つは“月”に例えて、その大切さに注意を促しています。これはやはり、主として鈍感な(!)男性への警告でしょうね。さらに言うなら、この警告は結婚してからも同じですよ。つい目を遠くへやってしまうのが、浅はかな(!)男の習性です。でも数ある中には、このような愛をもって女性を愛する男性もいるのです。ですから、男女を問わず、あなたのすぐそばで、あなたを照らそうと、いつも静かに輝いているかけがえのない存在を、ゆめゆめ忘れてしまいませんように――。

(by Activate Mastery)

(解説・訳 小川政弘)

【FBギャラリー】No.115 アルバート・リンチ「静かな午後」