◆クリスマス霊想(2)◆

こんな遥かな旅をしたことも いとわない。

 こんなむさくるしい家畜小屋でもいい。

 こんなひっそりとした夜も気にはしない。

 こんな粗野な羊飼いたちでも一向に構わないのだ。

 私の“キリスト”の贈り物と、

 私の“平和”と、人類への“愛の心”が届けられさえするならば――。

 (クリムズン・ウー)

 

【解説】これは、天の父なる神が、人類への最大のプレゼントとして、時空を超える旅をして、独り子キリストを地上に人間の赤子として届けたことを、このお方の目線で描写したものですが、私はこれほど霊感に富んだ聖誕詩を読んだことがありません。クリスマスなくしては、等しく暗黒と滅びの中にあった私たちへの、この父なる神の“極みの愛”に、しばし思いを馳せてひざまずきませんか?

 【ヨハネ3:16】 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 

Christmas

Never mind the distance travelled,

Never mind the lowly manger,

Never mind the silent night,

Never mind the common shepherds,

If only My gift of Christ, My peace and

goodwill toward men is delivered.

-Crimson Woo