◆私に必要なパラダイムシフト(視点転換)◆

1.《“多数意見”は要注意》

大多数に受け入れられたというだけでは、

ウソが真実にはならないし、

間違いが正しくもならないし、

悪が善になることもないのだ。

~ブッカー・T・ワシントン~

【解説】 これが、民主社会で幅を利かせている”多数決”の最大の落とし穴であり、“状況倫理”の不確かさです。私たちには、たとえ10人のうち1人だけになっても、どんな状況の中にあっても、“ウソはウソ”、“間違いは間違い”、“悪は悪”と断じる勇気と知恵が必要です。それは唯一、絶対的に真であり、義であられる神の言葉、聖書と、内なる聖霊の力によらなければ、得ることはできません。人が真実に、平和に、自由に生きる権利を、”数”で踏みにじってはならないのです。

A lie doesn’t become truth, wrong doesn’t become right and evil doesn’t become good just because it’s accepted by a majority. – Booker T. Washington

 

2.《最大のトラブルメーカーは“私”です》

“私自身”ほど私に迷惑をかけた人間に、私は会ったことがない。

~D.L.ムーディー~

【解説】 う~ん、言えてますねぇ。19世紀アメリカ最大の伝道者とも言える人にしての言葉です。神を知ることは、己を知ることです。神の絶対的な聖さと正しさを知れば知るほど、私たちは己の汚れと悪に直面させられます。「あの人のせいよ!」「私は悪くない。あいつが…」と思っているうちは、救いの恵みが本当に分かったとは言えません。「ああ、諸悪の根源は私だった…」と悔いくずおれるときに、私たちは、限りなくへりくだらされ、主の十字架の恵みの有り難さが、骨の髄から分かってくるのです。

I have never met a man who has given me as much trouble as myself. – D.L. Moody

 

3.《“嵐”も時には必要なのです》

全ての嵐が、あなたの人生を打ち砕くために襲ってくるのではありません。

あるものは、あなたの道を“きれいに”するためにやってくるのです。

【解説】 信仰生活57年の私の経験では、この格言は、年を追って真実味を増してきました。全ての人生の嵐は、神様が目的をもって起こされるという確信が年と共に強くなってきたからです。私事ですが、この3年ほどの間に起こった二つの嵐は、ハンパでない激しさで、私のクリスチャン人生を、屋根どころか土台から揺るがしました。でもそんな中、あのローマ8:28のみ言葉が、それこそ嵐のように、いつも私の心に響き渡っているのです。「主は最善以下のことはなさらない」という、いやまさる確信と共に――。

(ロマ 8:28) 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

Not all storms come to disrupt your life, some come to clear your path.

 

【FBギャラリー】No.101,102 アレックス・ルイズ「星降る夜」

“ゴッホ展”にちなんで。右はゴッホに触発された作者のイメージ創作ですが、左は、紛れもなくあの有名なゴッホの絵の模写です!(それぞれクリック拡大してお楽しみください。)