1.《主に「愛さないで」と言っても無駄です》
私はキリストに、
「私を愛さないで」という理由をごまんと並べ立てた。
そのどれも、主の心を変えることはできなかった。
~ポール・ウォッシャー~
【解説】 「愛は惜しみなく奪う」と言ったのは有島武郎です。キリスト者は、少なくとも奪うことはしませんが、それでも私たちの愛は「求める愛」です。一人、神様だけが、「与える愛」なのです。その極致が、ご自身のみ子をさえ死に渡されたことです(ローマ8:32)。神様の愛は、「意志の愛」でもありますから、はっきり言って、私たちに“拒否権”はありません。愛されたら最後なのです! でもそれは、これもこの世でただ一つ、決して見捨てない愛、裏切らない愛です。この愛を、ただ黙って、感謝して受け取りましょう。そして、この愛のもとにとどまりましょう。
(ヨハネ 15:9) 「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。」
I have given Christ countless reasons not to love me. None of them changed His mind. – Paul Washer
2.《問題はあって当たり前、キリストがあるのは奇跡》
人生とは、トラブルがないことではありません。
キリストがおられるということです。
【解説】 「これを信じたら人生の問題は無くなる」と言う宗教は、たとえどんなに高尚な教義を持っていても、100パーセント偽物です。人生にトラブルはつきもの。大切なのは、そのトラブルのただなかに、キリストが生きてご臨在くださるということです。このお方が、その問題をも手玉にとって、全てを良きに変えてくださるのです(ローマ8:28)。キリスト者の人生は、その生きた証しで満ちあふれています! あなたもちょっと思い出してみてください。詩篇の記者とともに、こう叫ばざるを得ないはずです。
(詩篇 103:2) 「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」
Life is not the absence of trouble but the presence of Christ.
3.《感謝は新しい献身の始まり》(下記イラスト)
いつでも どこでも、
“感謝”の時があり、
“新しい始まり”の時がある。
【解説】 これ、現代版「伝道者の書」(コヘレテの言葉)3章です! この金言で、”感謝”と”新しい出発”は同格で結びついています。感謝するのは過去の恵みに対してですが、そこでとどまってはいけません。それは、そのような恵みと祝福をくださったお方に、新たに自分自身をおささげし、主のために生きる献身の未来への出発点となるべきなのです。あなたの『信仰者の書』には、「感謝の時は新しい始まりの時」として書きとどめてください。
Here is always time for gratitude and new beginnings.
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