◆こんな人でありたい◆

1.《ともしび》

暗闇の中の灯(ともしび)でありなさい。

どんなに深い暗闇の中にいるとしても

光でありなさい。

それを輝かせるのです、内側から――。

Be a lamp in the darkness...whatever darkness you are in...be a light... shine it out... from within...

 

2.《柔らかな心》

残酷で悲惨な世界の中で、柔らかな心でいることは、

“弱さ”ではありません。

――それは“勇気”です。

Having a soft heart in a cruel world is not a weaknes… It’s courage.

 

3.《深く感じる心》

今、分かりました。私はイカれた人間ではなく、このイカれた世界の中で、物事を深く感じる人間なのだということを――。

それを今、こんなふうに説明できます。誰かに、「なぜあなたは、何かというと泣くの?」と聞かれたら、「おんなじ理由で、私、何かというと笑うのよ。私って、物事を注意して見聞きするから」と――。

I understand now that I’m not a mess but a deeply feeling person in a messy world. I explain that now when someone asks me why I cry so often, “For the same reason I laugh so often – because I’m paying attention.”

 

【まとめ解説】 こういう心を持ったお方が、イエス様だったのだと気づきました。彼は“世界の光”であり(ヨハネ8・12)、“あわれみ深い人”であり(マルコ1:41他)、“悲しみの人で病を知っていた”人でした(イザヤ53:3)。ひと言で言えば、彼の心は、いつも他者に対する深い関心と人間愛で満たされていたのです。この自己中心で周囲に無関心な世界で、今最も必要なのは、この心です。「こんな人でありたい」と思ったら、徹頭徹尾、「キリストに倣う」(イミタチオ・クリスティ)ことですね。