◆家族: 聖書の教会観◆

キリストは、まるで本当の“家族”のように、調和の内に愛し合う教会を創ることができるし、お創りになると私は信じます。

~フランシス・チャン~

I believe Jesus can and will create a church that looks like true family, loving in unity.

-Francis Chan-

 

クリスチャンがどこにいようと、彼らは自分の“家族”だという態度を、私はとっているだろうか?

~ジョン・パイパー~

Do we have an attitude that wherever Christians are they are family to us? – John Piper

 

“父”は、神の最も個人的な呼び名です。なぜなら、“家族”が、神の究極のゴールだからです。

~アイザック・ベネット~

‘Father’ is God’s most personal title, because family is His highest goal. —Isaac Bennett

 

(エペソ 1:23) 「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。」

(エペソ 2:19-22) 「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」

【解説】 これが聖書の掲げる教会観であり、それに基づいて、「神の家族」という名前を冠している教会もあります。そしてジョン・パイパーが言っているように、この家族は地上のある場所に建てられた教会に限定されません。私もまた、このFB上で“神の家族”を打ち立てるというビジョンを示され、時と労力をささげて誠にささやかな試みを続けています。この教会観は、ある意味“理想”像ですが、現実には、様々な問題があります。人間関係の破れもあります。しかしそれは、人間の罪がなせることであって、私たちはその痛みをも共に負いながら、この聖書の理想のもとにいつも立ち返り、やがて神様が完成してくださる日まで、その実現を目指して努力しなければなりません。それが、ご自身のみ体なる教会の主、イエス・キリストのみ心だからです。

 

【FBギャラリー】No.89 アンドルー・ルーミス「戦時下の教会」