◆この人生とは何か?◆

―“メメントモリ”に生きる― (*脚注1)

 

人は今日を生き、明日は死にます。

人は今日、マンションに住み、明日は地下(墓)に住みます。

人は今日、車を運転(ドライブ)し、明日は救急車が彼を運び(ドライブ)ます。

人は今日、生物学(バイオロジー)の本を読み、明日は彼の伝記(バイオグラフィー)が読まれます。

人は今日、食べたいものを食べ、明日は地下の虫のエサになります。(*脚注2)

人は今日、働くためにいつもと同じく早起きし(early朝早い)、明日は「故〇〇氏/夫人」と呼ばれます。(late夜遅い/故人)

人は今日、自分の家でゆっくり休み、明日は棺(ひつぎ)の中で永遠(とわ)に休みます。人々は彼に、「安らかにお眠りください」と言うのです!

人は今日、家であらゆる種類の果物を食べ、明日はその木々の肥料になります。(*脚注2)

人は今日、史上最高の金持ちとして知られ、明日は自分の富がどこでどうなるのかさえ知らないのです。

結局、人生とは何なのでしょうか?

あなたは明日を見ないかもしれないのですから、よく人生の計画をお立てなさい。

良き人生プランが立てられていれば、何も恐れることはありません。

(注1: “メメントモリ“ ラテン語で「死を忘れるな」)

(注2: 欧米は土葬です。)

【解説】 説明の必要はありませんね。最後の2行は、そのままとったら言葉の矛盾です。「明日死ぬかもしれないからよく人生のプランを練りなさい」というのですから。これは畢竟(ひっきょう)、「明日はないと思って、一瞬一瞬をいとおしんで、今日をベストに生きよ」ということですね。そして私たちにとってベストな生き方とは、今日一日のどんな小さなこと、どんな大きなことにも、“神様を第一にする”ということです。解説に代えて、み言葉をお分かちします。

(詩篇 90:10,12) 「私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。…それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」

(マタイ 6:33,34) 「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」

WHAT IS THIS LIFE?

A man is born today, Tomorrow he is dead.

A man lives in a mansion today, Tomorrow he lives underground.

A man drives a car today, Tomorrow an ambulance drives him.

A man reads biology today, Tomorrow a biography is been read of him.

A man eats whatever he wants today, Tomorrow he becomes food for insects.

A man is always early for work today, Tomorrow he is termed late Mr./Mrs.

A man is seen resting in his house today, Tomorrow he is resting in a coffin. And they say "Rest In Peace"!

A man eats all kinds of fruits in his house today, Tomorrow he becomes manure to those trees.

A man is known today as the richest man ever, Tomorrow he doesn't even know where or what will happen to his riches.

What is life after all?

Plan your life because you may not see tomorrow.

When your life is well planned, you won't be afraid of anything.

 

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