◆祝福を手にする生き方 3つのキモ◆

1.《他人の評価に依存しない》

あなたが当を得た人物であることを、誰かに分からせるのは、あなたの仕事ではありません。

もしその人にあなたの価値が分からないなら、黙って歩み去ることです。

【解説】 自分の価値を分かってもらおうとする努力ほど、労多くして実のないものはありません。「これが私です。ご不満でも?」の気持ちで、淡々となすべきことをなし終えたら、そこであなたの仕事は完了。感謝されたら素直に受け、クレームをつけられ、それが正当なものならへりくだってやり直し、何も言われなかったら、一礼して立ち去る。これが“クリスチャン流美学”です! 何か唱えたくなったら、「褒められておごらず、けなされてしょげず、無視されて動ぜず」を心で朗々と。大丈夫、この美学は、“主は全てをご存じです”という盤石の聖書的大前提の上に成り立っているのですから――。

It’s not your job to make someone see that you’re the right choice. If they can’t see your value; walk away.

 

2.《心が折れた人に、少し余分に愛を》

誰かが苦しい中を通っているときに、

少しだけ余分に愛を示してあげることは、

とても大きなことなのです。

【解説】 これもある意味、その身になって初めて分かる実践神学です。神学は、頭でなく、心で学ぶとき、少しも難しいものじゃない。あなたの愛を、ほんのちょっと増し加えて、「大変だね。毎日祈ってるから」「大丈夫、神様はみんな分かってるよ」「必ず脱出できるからね」。 そう言って、そっと肩に手を置いてあげる。ハグしてあげる。電話で祈ってあげる。カードを贈ってあげる。…それだけでいいのです。私は今、まさしく苦しい中を通らされていますが、心優しい方々のこのような言葉や具体的な愛のお支えに、幾たび感謝の涙を流したことでしょうか。どうぞ、あなたも、 “少しだけ余分に愛を示して”あげることを忘れないでください。悪しき日々のただなかで身も心も疲れ果て、地上から消えてしまいたいとさえ思っている人にとって、その“少し余分な愛”は、あなたが想像もできないほど、“大きな生きる糧”になるのですから――。

It is so important to love someone a little extra on their bad days.

 

3. 《人生の大変化に直面したときは》

人生の大きな転換期に直面したときは、

怖くなり、臆病になるものです。

でも、より怖いものを知っていますか?

それは“後悔”です。

【解説】 転職、献身、結婚…、人生には、自分の“夢”を実現するための“転換”の時が何度か訪れます。でも、それに伴って負わなければならない大きな経済的、社会的、環境的負担や犠牲を考えると、私たちは、時として夜も眠れないほど悩みます。思わずしり込みし、「やめようかな」と何度も思います。でも、主に委ねて一歩前に進めば、自ずと道は開けるものです。怖さを乗り越えたあとには、目標に向かっての希望に満ちた歩みが待っているのです。けれども、その“決断の怖さ”よりも、もっと怖いものがある。それは、決断できずに諦めたあとの“後悔”です。なぜなら、“怖さ”は一時的ですが、“後悔”は、「ああ、あの時に思い切ってやっておけば」と、一生付きまとうからです。後悔を引きずって生きる人生ほど怖いものはないのです。この怖さに打ち勝つのは、“信仰”の力です。最善に導かれる主に100パーセントお任せする決断です。これまで何度か紹介しましたが、今その時を迎えている方のために、私の座右の銘をお分かちしますね。「信じて一歩を踏み出せ。次の一歩は主が導かれる。」

Making a big life change is scary. But, know what’s scarier? Regret.

 

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