◆あなたの人生を輝かせる3つのカギ◆

《たまものを生かすのは あなた》

神は私たちに、“人生”(人が生きる)というたまものをくださった。

その私に、“良く生きる”たまものを与えるのは、

私たち自身にかかっている。

~ヴォルテール~

【解説】 18世紀のフランスの小説家、思想家ヴォテールの言葉です。二つのことを教えられます。一つは「人生はたまものだ」ということ。あなたの人生、あなたの命は、決して偶然ではないのです。もう一つは、「たまものの二重性」ということ。最初のたまものは、神様から無代価で、平等に与えられます(難しい神学用語で言えば、“一般恩寵”と言われるものです)。けれども、そのたまものをより良くよく、最大限に生かす知恵や努力のたまものを磨くのは、私たちにかかっているということです。そのためには、私たちの信仰と、献身が求められます。それを通して、神様ご自身が栄光を受けられるためです。

God gave us the gift of life; it is up to us to give ourselves the gift of living well. ~Voltaire~

 

《あなたの出会う人は神の“贈りびと”》

神様は私たちの人生に、動機をもって人を贈られます。

ある期間のこともあれば、生涯のこともあります。

その誰かがあなたのもとを去ったときは、

その人を通してのあなたの学びが、

主の意図したことを満たしたのだと思いなさい。

神様は、ご計画をお持ちなのです。

【解説】 またまた私事で恐縮ですが、この言葉を読んだ時、真っ先に亡き妻を想い、心から「アーメン」と言いました。妻は、私が人の弱さに寄り添える者となるための、まさしく神様からの“贈り人”でした。あまりにも急に天に召された時、「ああ主よ、もっとしてあげたいことがあったのです。私の愛はまだまだ不十分でした」と泣き叫びました。でもこの言葉を読むと、人間のそんな欠けと至らなさを超えて、神様は「お前が49年間、私の“贈り人”と共に過ごすことを通した学びは、私の意図を満たしのだよ」と言ってくださっているように思えて、大きな慰めを与えられました。一期一会の人も、あなたの人生に長く関わる人も、良き人も、悪しき人も、一人の例外もなく、神様の最善のご計画のもとに、あなたに贈られた人たちです。大切になさいませ。

God will bring someone into our lives for a reason, a season, or a lifetime...

When someone leaves, understand that your lesson with that person may be satisfied...

God has a plan....

 

《過去は主の手に 明日に答えを》

“良くない結果”の上に居座っていてはいけません。

そうではなく、“次に何をするか”に焦点を当てなさい。

あなたのエネルギーはここに使うのです。

“答えを見いだす”ために前に進むことに――。

~デニス・ウェイトリー~

【解説】 現実には、私たちは何と多くのエネルギーを、無駄に使っていることでしょう。それは“失敗への後悔”に費やす負のエネルギー、あなたの人生そのものの浪費です。一度限りの人生、過ぎたことは主のみ手に委ね、ひたむきに前に向かって歩んでいってください。神様は、ベストアンサーを用意して、待っておられます。

余談ですが、映画や小説で有名な「風と共に去りぬ」のラストシーンは、我が子を亡くし、最愛の人、レット・バトラーに去られて泣き崩れたスカーレットが、しかと頭を挙げて言い放つ次のセリフで終わります。「Tara! Home. I'll go home, and I'll think of some way to get him back! After all, タラ! 私の家。我が家に帰ろう。レットを取り戻すのはそのあとよ! どのみち…」と言ったあと、彼女は「tomorrow is another day!」と言います。映画の古い訳は「明日は明日の風が吹くわ」でした。私のいたワーナー映画で、吹き替え版ビデオを作った時、“最高のラストぜりふ”にしようと、演出の方と知恵を絞り、こうしました。「明日に望みを託して」。これは、明日をつかさどられる神様を信じる、私たちクリスチャンの信仰告白でもありますね。

(ピリピ 3:13,14) 「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」

Don't dwell on what went wrong. Instead, focus on what to do next. Spend your energies

on moving forward toward finding the answer. ~Denis Waitley~

 

【FBギャラリー】No.75 『夏の思い出』