1.《キリストに似ることへの召し》
クリスチャンは、“他のクリスチャンのようになるよう”召されたのではありません。
私たちは、“イエスのようになるよう”召されたのです!
【解説】模範にしたい信仰の先達はたくさんいます。そのこと自体はいいことです。でも、神様から与えられたたまものは、それぞれに違うのです。また、人を見倣おうとするところには、オカルト集団のように偶像礼拝の危険性も伴います。私たちが従うべきは、聖書に余すところなく記され、ご自身のみ霊として日々私たちを導いておられる、イエス様ご自身です。クリスチャンとは、身も心も、“キリストのものとされた者”(使徒の働き11:26)なのです。
Christians are not called to be like other Christians. They are called to be like Jesus!
2.《神への愛がなしうること》
あなたの神への愛に、世界を変えさせなさい。
世界に、あなたの神への愛を変えさせてはなりません。
【解説】 英語翻訳の話になりますが、上記の訳は、原文に固執した直訳調で、主語は「神への愛」です。これを日本語の滑らかさを生かして訳すなら、「あなたの神への愛で世界を変えなさい」となりますが、その場合の主語は「私」になります。たった3字の違いですが、この違いが大きいのです。世界を(あなたを、あなたの周りを、あなたの家庭を、あなたの社会を、あなたの国を)変えるのは、あなたではない。あなたのうちにある「神への愛」が変えるのです。私たちは弱い者ですが、ご自身のみ子をさえ十字架につけた愛は、今私たちのうちにあり、私たちを内から突き動かして、冷たい石の壁をも打ち砕く力を持っています。この愛を、何ぴとにも、利益の代償に利用されたり、奪われたりしてはなりません。
Let your love for God change the world, but never let the world change your love for God.
3.《サタンの攻撃が最も激しくなる時》
神様が、あなたのために何か大いなるものを備えておられることを
サタンが知ったとき、
この敵は必ず最も激しい戦いを仕掛けてくる。
【解説】 この攻撃はすさまじいものです。サタンは、神様がその人に大いなるたまもの(知的、霊的能力、名声、富…)を与えて、ご自身の栄光のために用いようとされるとき、それを自分への挑戦と取ります。神の被造物の中で、最もプライドの高い彼には、それは到底許しがたいことなのです。かくして、多くの神の器が、このサタンの攻撃の前に敗れました。人ごとではありません。私たちに必要なのは、自分のうちにも、あの怒りに任せて岩を打ったモーセが、一度ならず三度も主を否んでしまったペテロがいることをしかと覚えて、へりくだり、ただみ名があがめられるように、自分自身を主に差し出すことです。
The enemy always fights the hardest when he knows that God has something great in store for you.
4.《神は壊れたあなたをも用いられる》
ご自身のみ手の中にあっては、
神様は、あなたを再び全きものにするために、
あなたを打ちのめしたものをさえ用いることがおできになるのです。
【解説】 これは、ローマ8:28を、神様の視点から言い直したものです。だから私たちは、いかに取り返しのつかないような失敗を犯しても、絶望のどん底に打ち沈んでも、決してあきらめてはいけないのですね。
(ローマ8:28) 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
In God’s hands even the things that have broken us can bc used by Him to make us whole again.
【FBギャラリー】No.65 ヴァレンティナ・リカルディ「水上の語らい」
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