◆ホンモノの人間を目指すための5つのカギ◆

1. 《要らざる友から遠ざかる》

人は、私がどうしてさっさと人間関係や友人関係から遠ざかるのかといぶかる。

総じて言えば、そのワケは、私が年を取るにつれて、無知や、愚かさや、ウソつきや、ごまかし屋や、ただのバカに対する“寛容度”が、どんどん低くなっているからだ。

【解説】まさにこの年齢になっている私などは、思わずクスリと笑ってしまいますが、これ、言えてます。食事の量と同じく、友の量も厳選して減らして、人間関係のフラストレーションに使う無駄なエネルギーをセーブしていくのが、熟年の知恵というものです。

People wonder why I’m so quick to walk away from relationships and friendships, it’s because as I get older my tolerance for ignorance, stupidity, liars, manipulators, and just assholes in general becomes lower and lower.

 

2. 《危険度No.1のウソつきとは》

もっとも危険なウソつきとは、

「自分は本当のことを言っている」と思っているウソつきである。

【解説】 確かにこれは最も危険です! そういう人は、良心がマヒして、何が真実で何が偽りかの境界線を自ら踏みにじってしまった詐欺師か、誤ってウソを真実を信じ込んでしまった人かのどちらかです。いずれの場合も、“ウソを言っている”という意識がなく、まじめに、熱心にウソを話すから、こちらも信じてしまうのです。私たちの人生には、そういう人が必ずと言っていいほど、一度は現れるものです。ご用心!

The most dangerous liars are those who think they are telling the truth.

 

3. 《こんな“弱虫”にだけは なるなかれ》

もしあなたが、“自分には力がある”と感じたいために

他者を傷つけなければならないとしたら、

あなたは、どうしようもなく“弱い人”です。

~ボビー・マティングリー~

【解説】 これは、学的に言えば深層心理学の分野ですが、分かりやすく言えば、子どもにも大人の世界にも蔓延している”いじめ””ハラスメント”で、いじめる側の人間の心理を見事に言い得ています。彼らのほとんどは、自分の弱さを知られないため、自分の力を誇示しようとして、自分より弱い人に暴力や嫌がらせをするのです。そしてこの力関係の“強弱”が、人間社会をいやおうなしに、“勝ち組”“負け組み”に色分けし、この戦いや軋轢に耐えきれない、心優しい人が、病んでいくのです。今、本当にイエス様の福音が必要です。弱さを隠すことなく、ありのままの自分の重荷をこの方のもとに下ろすときにのみ、人は初めて、自分をも、他者をも、ありのままで受け容れることができます。傷つけ、裁き合う代わりに、赦し、愛し合って生きていくことができるのです。

(マタイ 11:28,29)「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。」

If you have to hurt other people in order to feel powerful, you are an

extremely weak individual. -Bobby Mattingly

 

4. 《ホンモノの友を持て》

ホンモノの人間は、隠すものを何も持っていません。

その人は、あなたが知りたいことは、どんなことでも真実を語ってくれます。

なぜなら、その人は知っているからです。

“もし自分が”この人に100パーセント正直であれば、

どんなことがあっても自分を信じてくれる“ということを――。

【解説】 現実には、なかなかこのような友はいません。それだけに、たとえ一人でも、このような友を持てたら、それはあなたの生涯の財産です。私には、まさにこの格言の言葉を実行してくれている友がおり、神様に心から感謝しています。2つのことを言っておきますね。1つは、あなたが誰かのこんな友におなりなさいということ、そしてもう1つは、本当の友のいない寂しさを感じるとき、友に裏切られて傷ついたとき、私たちにはこの“友の中の友“がおられるということです。

(ヨハネ 15:15) 「わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。」

A

real man has nothing to hide. He will tell you the truth about whatever you want to know. Because he knows that if he’s 100% honest with you, you will trust him no matter what.

 

5. 《それをお続けなさい》

やめてはなりません。

誰かがあなたのために祈っているから、あなたはやり通すことができます。

この神様が、あなたのそばにおられるのです。アーメン。

【解説】 この言葉で勇気づけられたのは、ほかならぬ私です。もう1年以上のプロジェクトで、疲れ果て、くじけそうになっている時です。あなたにも、「やめようか。続けるべきか」と迷いながら、悩んでいることが、あるいはあるかもしれません。もう少し、上からのお力で続けましょう。理由は2つ。①きっと誰かがあなたのために祈っています。②神様が、絶対にあなたのそばを離れません。目に見える保証は何もないのです。でも神の奇跡は、この霊の世界の二つの真実を信仰によって信じ、耐え抜くときに起こるのです。

Don’t quit. Someone is praying for you and you will make it through. This God is on your side. Amen.

 

【FBギャラリー】No.62 アルバート・リンチ「静かな読書」