◆人に生かされ、人を生かす人生 5つの局面◆

1. 《あなたは最後の助け人?》

どんなときも、人を助けなさい。

あなたは、その人のただ一人の“助け人”かもしれないのだから。

【解説】 「あの人を助けたい、でも今時間がない、余裕がない、疲れてる、急ぎの用がある…」。人は、面倒から逃げようと思ったら、その言い訳はいつでもごまんとあるのです。そんなときは、この言葉を思い出してください。「ひょっとしあの人は、私がいなかったら…」と――。

Always help someone. You might be the only one that does.

 

2. 《“未来ドア”を開ける勇気を》

あなたの過去へのドアは閉めて。

未来へのドアを開けて。

一息 深く吸い込んだら

新しい人生に一歩 踏み出しなさい。

Close the door to your past, open the door to your future. Take a deep breath and step through to a a new life.

 

3. 《その言葉、ストップ!》

立ち上がろうと懸命な人を踏みつけるような“裁き語”が

あなたの口から飛び出すのを許してはなりません。

~ブライアント・マッギル~

【解説】 寅さんの十八番のセリフに、「それを言っちゃあ

おしめえよ」があります。困ったことに、“自分が正しい、あの人ゼッタイ間違ってる”と思ってると、相手を裁く言葉が勝手に口をついて出てしまうのです。ひと言でも出てしまったら、ほんとに終わりです。一度出た言葉は、決して元には戻せません。言われたその人は、今、過去の自分を誰よりも悔いて、困難な状況の中で、必死に前を向こうしていたのだとしたら、その一言は、もう立ち上がれない泥の中にその人を突き落とすようなものです。あなたは、その一言のゆえに、生涯苦しむことになるかもしれません。かく言う私も、亡くなる前、体の不調を訴えていた妻に、愛のない突き放すような言葉を言ってしまった自分の愚かさに、どれほど悔いの涙を流したかしれません。私たちは、この詩篇の言葉を、日々の祈りにしなければいけませんね。

(口語訳 詩篇 141:3)

「主よ、わが口に門守を置いて、わがくちびるの戸を守ってください。」

Don’t allow your judgements to trample over people who are trying to stand-up. – Bryant McGill

 

4. 《離れていると愛の深浅が分かる》

「距離を置くことは、心の中の愛をより成長させる」って言うじゃない。

私、それって本当だと分かったわ。

私に“毒気”を持っている人と距離を置いたら、

自分自身と、より深い恋に落ちた気分だったもの。

~ファティマ~

【解説】 ハハハ、これって、”逆もまた真なり”ですね。距離を置くのは、愛する人だけとは限らないのです。また、相手の人への愛が育まれるだけとも限らないのです。“毒気”を持つ人とは、あなたの人格を傷つけ、おとしめる人です。それは、あなたに自信を無くさせ、自分を嫌いにさせます。そんな人とは、断固距離を置くべきなのです。そして、神様に創られた、かけがえのない自分自身への愛を回復する。――そこから、あなたの新しい明日が始まります。

They say that distance makes the heart grow fonder. I found this to be true. When I distanced myself from toxic people, I fell more in love with myself.- Fatima

 

5. 《こんな人に出会い、こんな人になる》

あなたを本当に愛する人は

あなたを信じ続けることを、決してやめません。

あなたを決して手放しません

たとえどんなに困難な状況の中にあっても――。

【解説】 こんな友や伴侶を持てる人は幸いです。あなたが誰かにとって、そんな人になれたら、もっと幸いです。「そんな人を与えてください」と主に祈り、「自分はそんな人になれているでしょうか」と主の前に日々探られる者でありたいですね。ある意味、これを生涯目標とできる人は、他のどんな祝福にもまして、“最も幸せな人”と言えるかもしれません。

A person who truly loves you will never stop believing in you and will never let you go, no matter how hard the situation.

 

【FBギャラリー】No.53 フレデリック・モーガン「リンゴもぎ」