◆行いと真実をもって◆

1.《一日は小さな善行の積み重ね》

言葉や思いは十分ではない。

善きことをするのには、日々の生活の全てのことが関わるのだ。

~ディートリッヒ・ボンヘッファー~

(Ⅰヨハネ 3:18) 「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。」

【解説】 “善き行い”には、まず“そうしてあげたい”という思いと、”よし、しよう“という小さな決断が伴います。そして実行するには、私たちの時間と、労力と、時にはお金がかかります。善きことをするには、あなたの“命“そのものを使わなければなりません。その日々の積み重ねが、生きること、人生です。“人生”とは、“人を生かす”ことによって、自らも生きることなのです。

Words and thoughts are not enough. Doing good involves all the things of daily life. —Dietrich Bonhoeffer

 

2.《100の教訓より1つの手本で》

1つの良き手本は、

1つの良き教えよりはるかに勝ります。

~D.L. ムーディー~

(マタイ 5:16) 「このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」

A good example is far better than a good precept.

"Let your light shine before men in such a way that they may see your good works" (Matt. 5:16, NASB). -D. L. Moody-

 

3.《善き業に不可能なし》

モーセと葦の海(紅海)のように、

主は幾度も示されました。

神の前に、

“不可能”は膝をかがめて屈服することを――。

~バニング・リーブシャー~

Like with Moses and the Red Sea, the Lord has shown many times that, with Him, impossibilities will bow their knee.

—Banning Liebscher

 

【FBギャラリー】No.47 ロバート・ダンカン「木陰に涼む女(ひと)」