◆人生についてのミニ瞑想◆

1.《人生は過ぎゆくもの…》

人生に起こる全てのことは、“一時的”なものです。

もし物事がうまくいったら、それを楽しみなさい。

もしうまくいかなかったら、思い煩わないことです。

【解説】 これ、人生哲学の“要諦”ですね!

All things in life are temporary. If it goes well, enjoy it. If it goes poorly,don’t worry.

 

2.《車の窓から学ぶこと》

なぜ車のフロントガラスはあんなに大きくて、

バックミラーはあんなに小さいのでしょうか?

それは、私たちの“過去”は“将来”ほどには重要でないからです。

さあ、前を向いて、進みましょう。

【解説】 これは、考えたこともなかった“車の哲学”ですね。でも…言えてます!

Why is a car’s windshield so big and its rear view mirror so small? It’sbecause our past is not as important as our future. Look ahead and move on.

 

3.《人それぞれに、神の最高傑作》

人は、一人一人が、自分なりの生き方で、すばらしいのです。

なぜなら神様には決して“失敗作”はないからです。

【解説】 これも、忘れてならないことですね。よく「自分のことは自分が一番よく知ってる」と言いますが、それは半分しか当たっていません。“一番よく”知っているのは、あなたを創った神様です。人は誰でも、どんなによくできる人でも、何かしらコンプレックスを持っています。中には、自分では何一つ取り柄がない、あれもダメ、これもダメ、とコンプレックスの塊になっている人もいます。私たちに何より大切なのは、どんなときにも、自分を“創り主の視点”から見るということです。「私はあなたを、失敗作に創った覚えはないよ。あなたは私の美しい(英語では、上記で“すばらしい”と訳したbeautiful)傑作だ」というみ声を聴くことです。落ち込んだ時は、「神に失敗作はない!」と心に叫んでください。

Everyone is beautiful in their own way because God makes no mistakes.

 

4.《友情のもろさと大切さ》

友情は本のようなもの。

燃やすには数分あれば済むが、

書くには何年もかかるのだ。

【解説】 これは“友情哲学”です。一度燃やした本は、元には戻りません。何年もかけて書き加えてきた貴重な言葉の全てが、一瞬にして失われるのです。”友情”という名の本に、生涯かけて美しい言葉を書き加えてください。そして、決して汚したり、水浸しにしたり、燃やしたりしないでください。その本は、きっといまわの際まで、あなたのベッドのそばにいてくれます。

Friendship is like a book: It takes a few minutes to burn, but years to write.

 

5.《終わりじゃない、曲がり角です》

しばしば、私たちが希望をなくし、“もうおしまいだ”と思うとき、

神は天からニッコリ笑って、こう言われます。

「リラックス 楽になさい。

これは“おしまい”じゃない。 (endエンド)

ただの“曲がり角”だよ“」と――。(bendベンド)

【解説】 いいですね、こういうアメリカ流言葉遊びのユーモアって。長い人生の中には、もうにっちもさっちもいかなくなって、暗い絶望の淵に立たされることがあります。私にとっても、80年近く生きてくるうちには、何度かそういうことがありました。最近では愛する妻の突然の死です。もう目の前が真っ暗。前方は行き止まりです。でも、それは終わりじゃない。人生の曲がり角なのです。先が見えないという点では、行き止まりと同じですが、曲がり角は、勇気をもってそこを曲がったときに、思っても見なかった新しい世界が開けるのです。あなたはどうでしょうか? もし今がそうなら、あるいは将来そういう局面に立たされたら、叫んでください。「これはベンドだ。エンドじゃない!」と。そして上を見上げてひと言、「そうですよね、神様?」と――。

Often, when we lose hope and think this is the end, God smiles from above andsays, “Relax. It’s just a bend, not the end.”

 

【FBギャラリー】No.46 オマー・ポラス・マーリン 「深緑」(“コスタリカの東山魁夷”!)