◆私の信じる神◆

《不可能の中に可能を見るお方》

神様のおられるところ、不可能なことが起こります。

(ルカ 18:27) 「人にはできないことが、神にはできるのです。」

神は“ありえない神”です。紅海を二つに分けたこと。シャデラク、メシャク、アベデネゴの燃え盛る炉。ラザロのよみがえり。その他、聖書に記されている他の全ての奇跡――。もし神にこれらの全てがお出来になったのだとすれば、私たちの問題についても、確実に、うまくさばいてくださるはずです。

ですから今日、もしあなたが、自分にはもうお手上げだと思える状況に直面しているなら、それを主に明け渡し、このお方が、あなたを切り抜けさせてくださることを信じなさい。

神様は、不可能の中に可能を見ておられます。なぜなら、神様に不可能はないからです。

~ラインハード・ボンク~

The impossible happens when God is around:

What is impossible with men is possible with God. ~ Luke 18:27

God is the God of the impossible. Look at the parting of Red Sea, the fiery furnace of Shadrach, Meshach, and Abednego, the raising of Lazarus and all the other miracles recorded in the Bible. If He could do all of this, He can certainly handle our problem too.

So today, if you are facing what seems to you an impossible situation, give it over to the Lord, and trust Him to see you through it.

God sees possibilities in our impossibilities – for with God nothing is impossible.

-Reinhard Bonnke

 

《全てを働かせて益となさるお方》

(ローマ 8:28) 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

人には、いつであれ悪いことが起こるものです。そんなとき、神に向かって「主よ、なぜですか? なぜ私にこんなことが起こるのですか?」と聞くのは、自然なことです。

あなたにも、私に何が、そしてなぜ起こっているのか、理解するには全く我を失ってしまうときがあるかもしれません。その時は、これまでにも増して、神様の愛と力は私を切り抜けさせてくださるという経験に堅く立ち、このお方に信頼して前に進む必要があるのです。

祈り: 父なる神様、私は問題を抱え、疲れ果てています。もはや私の手に負えない状況なのです。あなたが、私の益のために全てを働かせておいでになるという事実のうちに、心安らかに憩えるよう助けてください。イエス様のみ名によって祈ります。

【解説】 冒頭の神に向かって問うた祈りは、まさしくあの夜の私の祈りでした。真夜中、冷たい廊下に横たわる妻をひしと抱きかかえて、私は「主よなぜですか? どうして?!」と文字どおり涙と共に絶叫しました。今にして思えば、十字架上で、「我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか?」と父なる神に祈られたみ子の最期の祈りは、きっとこれ以上のもの――その身に負われた全人類の罪のゆえに、愛するみ父との交わりを永遠に断たれようとする絶望の叫びだったのだと分かります。そして今、私は、これまでも数え切れぬほどに読み慣れたローマ8:28を、本当に私のために神が備えてくださった真実のみ言葉として受け止め、“神様の愛と力は私を切り抜けさせてくださる”と信じて前に進もうとしています。願わくは、同じような経験をなさっているあなたにも、この神様が共におられて、前に進ませてくださいますように――。

We know that in all things God works for good for those who love Him, for those who are called according to His purpose.

Romans 8:28

Bad things happen to people all the time. At such times it is natural to turn to God and ask, “Why Lord, why is this happening to me?”

There may be times when we are at a complete loss to understand what is happening to us, and why. Then more than ever, we need to move forward trusting in Him, confident in the knowledge that His love and His power will carry us through.

Prayer: Father God, we are troubled and stressed, and the circumstances are beyond our control. Help us to rest secure in the fact that You are working out everything for our good. In Jesus’ name. Amen

 

《まどろみもせず、あなたを守られるお方》

人生の大いなる悲しみには、勇気を、

小さな悲しみには、忍耐をお持ちなさい。

そして今日一日の務めを終えたなら、

平安のうちに眠りに入りなさい。

神は目覚めておられるのですから。

~ヴィクトール・ユゴー(詩人、小説家)

【解説】 数年前、私も、このユゴーの言葉の最後の2行を聖書の中から見いだして、大いなる慰めと平安を与えられました。以来、この2つのみ言葉は、私の就寝前の祈りとなっています。イスラエルを(私たち一人一人を!)守られるお方は、あなたが眠っているときも、寝ずの番をしてあなたを守っていてくださるのです。私たちは、いろいろなことがあった今日一日を終えるとき、あるいはまだ疲れや、悲しみや、恐れを抱えているかもしれません。そのような重荷にともすれば押しつぶされて、眠りに就けないかもしれません。どうぞそんなあなたも、このみ言葉のうちに主の平安を与えられ、このお方に身を委ねて、一夜の安らかな眠りに就かれますように。主と共なる明日を健やかに迎えるために――。

(詩篇 4:8) 「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」

(詩篇 121:4) 「見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。」

Have courage for the great sorrows of life and patience for the small ones. And when you have finished your daily task, go to sleep in peace. God is awake.

–Victor Hugo, poet and novelist

 

【FBギャラリー】No.41 ジェシー・ウィルコックス・スミス「祈りましょ」