◆人生をちょっと豊かにする5つの知恵◆

1.《我が家への祈り》

あなたの家の壁が“喜び”を知りますように。

一つ一つの部屋に“笑い”がありますように。

全てのドアが“大いなる可能性”に開かれていますように。

【解説】 いろいろな祈りがありますが、これはちょっと変わった祈りですね。でもこれは、あなたとあなたのご家族を“家”に例えた祈りです。壁も、部屋も、ドアも、その中にいて、それを使うあなたとご家族の一人一人です。これはhouseのための祈りではなく、 homeのための祈りなのです。この祈りは、一家の中心に主(しゅ・あるじ)イエス様を迎え入れた時にかなえられます。あなたのご家庭、そしてあなた自身、どうですか? かつての喜びも笑いもない家庭、その日暮らしの、暗く夢も希望もなかったあなたが、主によって変えられたのではありませんか? まだの方は切にこの祈りを、そしてお恵みによってかなえられた方は、さらにこの恵みが保たれるように、祈り続けましょう。

May your walls know joy, may every room hold laughter, and may every door open to great possibility.

 

2.《美しい場所は探す? つくる?》

ある人は、美しい場所を探します。

ある人は、そこを美しい場所に変えます。

【解説】短いですが、味わい深い言葉ですね。この選択によって、あなたの一度限りの人生は、大きく変わってきます。人生は、驚くほど短いのです。”美しい場所”はどこだ?と探しに探して徒労の一生を終えるか、“この荒れ放題の地を美しい場所に変えよう”と思い定めて、その努力の実である幸いな日々を送るか――それは、あなた次第です。

Some people look for a beautiful place, others make a place beautiful.

 

3.《暗い木々も見上げれば》

あなたは、うっそうと暗い木の下にいるかもしれませんが、

枝の間に光り輝く陽光をどんなときも探し求めてください。

【解説】 ここに書かれているような経験、一度はありますよね? どんなに暗く生い茂っている木でも、上を見上げれば、太陽が照っている限り、必ずその輝く光は、枝の間から差し込みます。それが光の性質なのです。地上では、しばしば日は隠れ、時には嵐が吹き荒れることもありますが、神様が暖かい光を失うことは決してありません。それが光なる神様のご性質なのです。私たちに必要なのは、どんな暗闇の中でも、上を見上げることです。感謝を込めて一首。

   暗き森 見上ぐる枝の隙間より漏れ来る光 目にぞまぶしき

(ヤコブ 1:17) 「すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。」

Although you may be under a dark tree, always look for the light shinning through the branches.

 

4.《ドアの開閉はあなた次第》

あなたは、人生のドアに

誰が訪れるかをコントロールすることはできません。

でも中に通すのをきっぱり断ることはできるし、

招き入れたならどう接するかも決めることはできるのです。

【解説】 クリスティーンは例えが好きなようで(イエス様みたいですね!)、今日はここまで全て例えですが、これもいい例えですね。私たちの人生のドアに訪れるのは、”誘惑”氏とか、“問題”男とか、“困難”野郎とか様々ですが、彼らがドア口に立つことは、どうにもできません。肝心なのは、そのドアホンを聞いたあとの、あなたの対応なのです。一家の主(あるじ)として、よく主に祈って、そのあとに起こる様々な影響や結果も考えて、“主体的”にお決めになることです。

You can’t always control what arrives at your life’s doorstep. Yet you can choose how far to let it in, and what to do with it once it’s inside.

 

5.《人生、成長あるのみ!》

あなたが自分の人生に満足しているなら、

それは成長すべきときです。

もし人生に不満があるなら、

それも成長すべきときです。

【解説】 「なんだ、ふざけてる」と思ったらそれまでですよ。これは大きな示唆に富んだ現代の“箴言”と考えましょう。人生に満ち足りているなら、それは神様のお恵みと祝福のしるしです。心から感謝しましょう。でもそこでとどまっていてはいけません。そこからの成長を神様は求めておられます。それは、その恵みを“分かち合う”ことによる成長です。それがさらなる信仰の成熟ということです。“自己満足”は成長をとどめます。

一方、人生に不満があるということは、自分自身に満足していないということです。まだまだ私には主のためにやるべきことがある。私はまだ与えられたたまものを生かし切っていない。そう気づくところから、新たな成長が始まるのです。

この言葉の言わんとする結論は、“キリスト者に現状維持はない”ということです。そして全ての成長は、“キリストのかたちが成る”ことを目指して、天への主の召しがある瞬間まで続けられるのです。

(ガラテヤ4:19)「私の子どもたちよ。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。」

If you’re satisfied with your life, it’s time to grow. If you’re dissatisfied with your life,it's time to grow.