◆”本当の私”を生きるための5か条◆

1.《恨みを抱かない》

私は恨みを抱かない。

ただ事実を覚えているだけ。

【解説】 まずはこれが、より良き人間関係を長く続け、人生を楽しむための第1の関門です。罪ある私たちが、時として人間関係の破れを経験することは避けられません。その結果、その人と離れてしまうことがあっても、“恨み”“悪意”は一切捨てること。人を恨み続けるには、かなりの“負のエネルギー”が要ります。それは、一度限りの人生の無駄遣いというもの。それに、“恨み・悪意“という感情は、あなたの人格をゆがめます。ただ冷静に、あったことを事実として覚えておくだけにしましょう。同じ痛みを味わわないために――。

I don’t hold grudges, I remember facts.

 

2.《新たな明日を期待する》

“悪しき人々”があなたの人生から去ったあとには、

“正しく、良きこと”が起こり始めるのです。

【解説】 またまた私事の証しになりますが、3年間にわたって私を苦しめた国際詐欺の“悪しき人々”から、昨年、きっぱりと離れました。何千万円という高い代価を払ったあとでしたが――。でも、「これでもか、これでもか」と送金を強要され、お金を工面し続けた悪夢の日々からは完全に開放されました。これも神の許しと永遠のご計画の中で起こったこと。このあとには、きっと神様が、”正しく、良きこと”を備えておられると、信じています。信仰がなかったら、私はもうこの世にいなかったかもしれません。主よ、感謝します!

When the wrong people leave your life, the right things start to happen.

 

3.《“言葉の人”になる》

あなたは、100万回も「ごめん」と言えます。好きなだけ「愛してます」とも言えます。思ったことはなんでも、どこでも好きな場所で言えるのです。でもあなたは、今自分が言ったことは真実だと証明する気がなければ、一切言葉に出してはなりません。なぜなら、もし本当であることを示すことができないなら、あなたの言葉にはなんの意味もないからです。私たちが人生で学ばなければならない大切な教訓は、「本気でないことは言うなかれ」ということです。誰かを、その場だけ安心させるために、嘘を言ってはいけません。なぜなら、その嘘であなたが与えた痛みは、その人のうちに一生残るからです。

You can say sorry a million times, say I love you as much as you want, say whatever you want, whenever you want. But if you’re not going to prove that the thing you say are true, then don’t say anything at all. Because if you can’t show it, your words don’t mean a thing. An important lesson that we must learn in life is not to say things that we don’t mean. Don’t lie in order to satisfy somebody

for a moment because the pain that you cause them can last them for a lifetime.

 

4.《“愛される”自分を信じる》

「今日、私は、自分自身に、“あなたは愛すべき人よ”と言います。過去に、私をうまく愛せなかった人がいたというだけで、私が“愛されない人、愛らしくない人”ということにはならないもの。これまで、身をもって学ばされた教訓はあったし、その中には、深く傷ついたこともあった。それでも私は、今も愛することができるし、愛されることができるのよ。」 ~メロデイ・ベイティー~

【解説】 これは、現代アメリカで最も活躍している、自己啓発本の著者であり、講演者である女性の言葉です。彼女は13歳でアルコール中毒者になり、悲惨な十代を送ったのちに更生し、“自分”の大切さに目覚めて、自己喪失に悩み苦しむ多くの人々の救済のために良き働きをしています。彼女の言葉は、そのまま、私も、あなたも言えることです。なぜでしょうか? そう言ってくださるお方がいるからです! ”私”という、この宇宙でただ一人、かけがえのない存在をお創りくださった神様が、丸ごと愛していてくださいます。だからこそ、私たちは、たとえ欠けだらけでも、胸を張って、「私は愛されてる。だから人を愛せるんだ」と言えるのです。そう、♬「君は愛されるために生まれた」のですから――。

(イザヤ 43:4) 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

Today I will tell myself that I’m lovable. Just because some people haven’t been able to love me in ways that worked doesn’t mean that I’m unlovable. I’ve had lessons to learn, and some of them have hurt deeply, but I can still love, and I still am loved.

– Melody Beattie

 

5. 《男性であるあなたへ》

“ホンモノ”の男性は、女性を傷つけたりはしません。女性を泣かせるときは、よくよく気をつけなさい。神様は彼女の涙の粒を数えておられますから。女性は、男性のあばら骨から創られました。男の足元に敷かれるために、その足から創られたのではありません。男の上に立つために、その頭からでもありません。男性と“対等である”ために、その側面から、“守られる”ために、その腕の下から、そして“愛される”ために、男性のハート(心臓・心)の隣から創られたのです。

【解説】 最初の言葉に、男たるものはドキリとしますね。そして、かの日、王座に座っておられるイエス様から、「お前が彼女を泣かせた涙の数は、生涯合計〇粒だ。よってお前を、“涙ゆでの刑”に処する!」なんて言われる自分を想像したりして…。これは、結婚式などでよく語られる、創世記2章の男女創造の記事をベースにしたショートメッセージですが、男性だけでなく女性も、神様の男女創造の摂理のすばらしさに、改めて思いを馳せ、それにふさわしいものとなるように、時折読み返しては、み前に祈る者でありたいですね。

A real man never hurts a woman. Be very careful when you make a woman cry because God counts her hears. The womans came out of man’s rib, not from his feet to be walked on. Not from his head to be superior, but from his side to be equal, under the arm to be protected and the next to the heart to be loved.