◆”祝福への道”を目指す3か条◆

1. 《悪路を避けるな》

困難な道は、

しばしば、

すばらしい目的地に導いてくれます。

【解説】 目の前のでこぼこ道、ぬかるみ、先がよく見えない隘路(あいろ)などを見ると、そこを通り抜ける困難さ、面倒くささ、不安などが先に立って、“避けよう”という心理が働きます。でもしばしば、その先には、はっとするほどの美しい光景が、通ってきた厳しい道程を一瞬に忘れさせてくれるすばらしい頂上が待ち受けているのです。人生の道もまた同じ。“悪路”を避けてはなりません。主が共におられる限り、困難な道もきっと通り抜けられます。主と共に悪路を歩み通してこそ、あなたは目指す地に到達し、すばらしい人生の祝福を手にできるのです。

(詩篇 23:4) 「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。」

Difficult roads often lead to beautiful destinations.

 

2.《今日を全力で生きよ》

“今日”という日を丸ごと受け入れなさい。

そして、“この日を生き切ろう”と心に決めなさい。

この一日に、あなたの持てる全てを注ぎ込むのです。

その日、あなたが受ける“祝福”は、

費やしたものを遥かに超えるものです。

~ラルフ・マーストン~

【解説】 原語what you getの直訳は“あなたが受けるもの”ですが、それは、神様からの、あふれるばかりの“祝福”でなくて何でしょう。英語の格言の一つに、Sieze The Day シーズ・ザ・デイ ”その日をつかめ”というのがありますが、このマーストンの言葉は、まさにそのことを言っています。”今日の一日をしっかり生きよ。チャンスを逃すなかれ“ということです。英語ついでにもう一つ、英文の契約書などによく登場するIrrevocableイレヴォカブルという言葉があります。”撤回不能“と訳しますが、私たちの人生もまた、”撤回不能”、やり直しがききません。今日という日は、あなたの人生に、二度と訪れることはない。“今日をどう生きるか”が勝負です。そして、たとえどんなに小さくてもいい。全力を尽くしてその日につかんだ祝福が積み重なって、あなたに“祝福の人生”を約束するのです。

Embrace today for all it is, and resolve to live it fully. Give your absolute best, and what you get will be even better. ~Ralph Marston

 

3.《“祝福の存在”たれ》

自分が“祝福の存在”であることに心の焦点を合わせるとき、神は、あなたがいつでも、あふれるばかりの祝福を受けられるようにしてくださる。

~ジョエル・オースティーン~

【解説】 “祝福への道”、最後3つ目のカギです。“祝福”は受けるもの、神様から頂くものですが、どうやったら受けられるかを、真剣に考えなければなりません。それは、自分自身が“祝福のもと”になること。そこにフォーカスを合わせるのです。小さな親切、ひと言の優しい励まし、慰め、ねぎらいの言葉、時には犠牲をいとわない思い切った助けの手…。自分のためではなく、他者のために、惜しまずに時間、労力、財を用いるとき、あなたは、気づかぬうちに、“祝福の存在”になっています。神様がそうしてくださるのです。あふれるばかりの祝福を携えて――。”受けるためには、まず与えよ“―これが、聖書の「黄金律」なのですから(マタイ7:12)。

(使徒20:35) 「このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」

When you focus on being a blessing, God makes sure that you are always blessed in abundance. ~Joel Osteen~