◆満ち足りた日々を望むあなたに贈る5か条◆

1.《これが私、それが何か?》 

完璧な人は誰もいません。誰もがミスを犯します。私は間違ったことを言います。間違ったことをします。時に倒れます。起き上がります。学びます。成長します。前に進みます。私は生きているのです。

【解説】 信仰的に言うなら、これがパウロの言う、律法主義から解放された、“聖霊による自由人”の生き方です。内なるみ霊による”開き直り人生”には、恐れるものは何もないのです。

(ガラテヤ 5:1) 「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。」

Nobody’s perfect. We make mistakes. We say wrong things. We do wrong things. We fall. We get up. We learn. We grow. We move on. We live.

 

2.《距離を置くべき人々》 

自分が悪いことをゼッタイに認めない人。そしていつでも、あなたが間違っていると思わせようとする人。そんな人とは一線を画していることです。

【解説】 あなたが霊的健康を維持するために、これはマストです。”クリスチャンは、すべからく全ての人と仲良くしなければ”というのは、大いなる信仰の誤解です。サタンは、その誤解を用いて、あなたを悪しき人間関係の中で、苦しめ、痛めつけ、遂には心を病むところまで追い詰めようとしているのです。このような人々とは、たとえ同信者であっても、はっきりと“境界線”を設けなさい。そして、その人のために、神様のあわれみのご介入を祈ることです。

Keep your distance from people who will never admit they are wrong and always try to make you feel like it’s your fault.

 

3.《お願い、黙ってハグして》 

人生で、人は時には、ただハグしてほしいことがあるのです。言葉は要らない。忠告も要らない。この気持ちを“上に”向けてくれる“ぎゅっ”というハグを――。

【解説】 人生、楽しい喜びの日々だけではありません。時には、がっくり落ち込んで、何もかもが嫌になってしまうことがあります。そんなとき、このハグは、どんな忠告や治療よりも効果を発揮することがあるのです。日本人の私たちは、まだまだハグには抵抗があるかもしれません。そんなときは、黙ってその人の肩に手を置きましょう。そっと手を握りましょう。そして、共に涙を流しましょう。そのとき、大きな癒やしのチカラが、その人の心の中に静かに入っていきます。“愛”という名のチカラが――。

Sometimes in life you just need a hug. No word, no advice, just a hug to make you feel better.

 

4.《こんな一日の終わりを》 

一日の終わりに、

本当に大切なのは、こんなことです。

―愛する人たちが無事だったこと。

―自分は成しうるベストを尽くしたこと。

―持っているもの全てに感謝できること。

【解説】 このような、何事もない一日一日が、私たちの人生をつくり上げていきます。あなたが一生をかけて書きあげる「私の人生」という本は、損得や、業績の多寡に左右されない、ただこの一日が、大いなるみ手の下に“生かされた”ことに感謝しつつ眠りに就く、このような一ページ一ページでつづられていくのです。

At the end of the day what really matters is that your loved ones are well, you’ve done your best and that you’re thankful for all you have.

 

5.《明日は もっと良きものが》

時として、人生は、あなたが欲しいものを与えてはくれません。

あなたがそれに値しないからではなく、

それよりずっと良いものに値するからです。

【解説】 これは人間の判断ではありません。神様の”愛の摂理”です。私たちが、判断を間違えて、み心にかなわないものを求めたときは、神様は「ノー」と言われます。でも、明らかに良きことを求めても得られないときは、この第5条の言葉を思い出してください。そして、どんなときも、あなたの“最善”を備えておられる神様に期待しましょう。私も今、その希望に寄りすがって生きています。

(マタイ 7:9-11) 「あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。」

Sometimes life doesn’t give you what you want, not because you don’t deserve it, but because you deserve so much more.