◆友を選ばば…◆

1. 《こんな友はいなくて結構》 あなたが友であることに感謝しないような人を失うことを、恐れてはなりません。

Don’t be afraid to lose someone who is no grateful to have you.

 

2. 《ただそのひと言だけでいい》 時として、人は、ただ「君自身が考えているほど、君はひどい人間じゃないよ」と言ってくれる人が必要なのです。

Sometimes you just need someone to tell you’re not as terrible as you think you

are.

【解説】 そんなときってありませんか? 自分という人間が、ほとほと嫌になって、立ち上がれないほど落ち込んでしまうとき…。そんなときは、誉め言葉なんか要らない。「しっかりしてよ!」の叱咤激励も耐えられない。ただこの一言で、どんなに救われるか! これは、そのまんまのあなたを受け入れてくれる、100%完ぺきな“受容”の言葉なのです。

 

3. 《友はどんなときにも、そこにいる》 もし私があなたと必要としていて、そこにあなたがいなかったとしたら、私は二度とあなたを必要とはしません。

If I needed you and you weren’t there, I’ll never need you again.

【解説】 一瞬「つまり何?」と思いましたか? ひねった表現ですが、つまりこれは、「あなたは、私があなたの助けが要るとき、いつもそこにいてくれた」ことへの感謝なのです。これは、もちろん、すぐにも飛んできてくれる物理的な距離の近さのことではありません。“心の近さ”です。いつもあなたを思っていてくれ、必要なときには、その人が、その時にできる精いっぱいの助けの手を伸べてくれる人のことです。

 

最後に、この3つの“良き友チェックリスト”は、2つのことを考えさせてくれます。

1つは、こんな友を持てたことへの感謝と共に、”あなたは誰かのそんな友になっているか?“ということ。

もう1つは、♬世には良き友も数あれど キリストに勝る良き友はなし♪ あなたには、あなたをありのままで受け入れ、どんな試練や絶望の中でもあなたのそばを決して離れない友。そしてあなたのために命を捨ててくださったまことの友、イエス様がおられるということです。たとえ地上に、一人もそんな友がいないとしても――。

 

(ヨハネ15:13,15) 「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。…わたしはあなたがたを友と呼びました。」