◆キアヌが語る人生の真実◆

もしあなたが、

“自分はいつでも正しい”と思っているなら、

あなたが人生から学べるものは、

何一つない。

~キアヌ・リーヴズ~

 

【解説】 故ビリー・グラハム博士によれば、人間が、最後の最後まで言いたくない3語があるそうです。それは、「I am

wrongアイ・アム・ロング 悪いのは私です」という言葉です。このような人が患っている病名を“傲慢病”(正確には“自己義認症候群“Self-righteousness Syndrome”-小川の命名による)といいます。かなり病巣が深く、心の奥深くの霊魂の領域にまで達しているので、なかなか治療が困難です。典型的な症状としては、一般的には自己顕示欲旺盛、尊大、上から目線、忠告無視…などで、具体的な問題が起こったときには、自己正当化、言い訳、他者非難…などに転じます。厄介なのは、そのとき指摘された自らの間違いや過ちが的を射ていると、時として相手が驚くほどの攻撃性を示すことです。

根本的な原因は、本来は、自分を大切にし、人生をしっかりと生きていくうえで正しく機能するはずの“自尊心”が、“自己中心”の罪によって侵されてしまっていることによります。そして、実はこの病は、程度の差こそあれ、生きとし生ける者全てが抱えているのです。

根本的な治療法は、ただ一つ、「私は罪の病人を招くために来た」(マルコ2:17他)と言われたイエス様のもとに行くことしかありません。このお方から、人生で最も大切なこと―“謙遜”を学ぶのです。さもなければ、キアヌが警告したように、私たちは、この神の恵みにあふれた人生から、何一つ学ぶことなく、霊的飢餓の中で、一生を終えることになります。

 

(マタイの福音書11:28-30) 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」