◆祝福の人生 最終章◆

いつの日か、私たちは、

心が傷ついたことも、泣いたわけも、自分を悲しませた人のことも忘れます。

私たちは、最後に気づくのです。

自由でいられる秘けつは、復讐することではなく、

物事が、それ自身の方法で、それ自身の時に、明らかになるに任せることだと――。

結局のところ、大切なのは、私たちの人生の第1章ではなく、

自分がいかに人生レースを走り終えたかを示す“最終章”なのです。

だから、もう一度、最初から繰り返して、

ほほ笑み、笑い、赦し、信じ、愛しなさい。

~作者不詳~

 

【解説】 これ、現代版「伝道者の書」(コヘレテの書)12章ですね。日本のことわざ、「終わりよければ全てよし」も心をよぎります。この祝福の最終章は、そこだけ書き換えることは決してできません。人生の一章一章、一日一日を誠実に生きていくことによって、そう、もう一度、今日から、「ほほ笑み、笑い、赦し、信じ、愛し」直すことによって、神様からの“ご褒美”として、書いていただけるものです。願わくは、この最終章を地上に残して、主イエス様の待つ天に凱旋することができますように――。

 

(Ⅱテモテ 4:7,8) 「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。」