◆愛:究極の神の意思◆

あなたが“力”を必要とするのは、

何か悪いことをしたいと思うときだけだ。

それ以外のときは、

物事をなし終えるには

“愛”があれば十分なのだ。

 

~チャーリー・チャップリン~

 

【解説】 これが彼の人生哲学でした。ここで彼が言っている「力」とは、悪しき力、ズバリ言って「権力」です。彼が、その最大のものである国家権力に真っ向から”否(いな)”を唱えた名作「独裁者」を世に問うた時も、彼の心には、この人生哲学が凛として響いていたに違いありません。そしてこの哲学は、ひとり個人のものではなく、時代を超えて、国を超えて、全ての人、全ての国家に通じる真理です。なぜなら、これは、”愛”によってこの世界、全宇宙を支配しておられる神のご意思であるからです。私たちが、思わず知らず“力”を行使したい誘惑に駆られたときは(陰で糸を引いているのはサタンです!)、あのカルバリの十字架を、即座に仰がねばなりません。

(余談ながら、映画ファンの方は、このチャップリンの映画タイトル、分かりますよね? そう、「キッド」(1921 サイレント)です。)

 

(Ⅰコリント13:13) 「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」

(コロサイ3:14) 「これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。」

(Ⅰペテロ 4:8)「 」何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。」