◆夢をかなえる3つのプロセス◆

「夢」が実現の日付を入れて書き出されると、「目標(ゴール)」になります。

「目標」が、それぞれの過程に分類されると「計画(プラン)」になります。

「計画」が行動によって裏打ちされると、それは「現実(リアリティー)」になるのです(=夢の実現!)。

 

【解説】 はい、“霊の人”になることは、キリスト者たるもの、“生涯目標”とも言えますが、それは必ずしも、霊会に欠かさず出席し、霊想書を読みふけり、独り祈りに専心するだけで、なれるものではありません。それはある意味、キリスト教界で“仙人”になるだけです。まことの“霊の人”というのは、この世の真っただ中にあって、人間関係でもまれ、また神の教会を建て上げるために、何度も挫折を経験しながらも、清廉さを失わず、会う人が皆、“キリストの香り”をかぐような人のことです。その人は、厳しい現実の中にあっても、いつも心に夢を抱き、目標を立て、計画を練り、できるところから小さな実現を生み出していくのです。“霊性”は、その人の決して諦めない“行動性”についていきます。“霊の人”は、“行動の人”の内側から、意図せずして創り出されていくのです。その時に、決して忘れてならないことがあります。この“夢をかなえる3つのプロセス”は、キリスト者にとっては“信仰”と深く結びついたものですが、その全過程を通して、この信じるお方、イエス・キリストから、決して目を離さないということです。

(ヘブル 12:2) 「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」

イエス様は、私たちが信仰によって抱く“夢”の創始者でもあり、完成者でもあられます。この3つのプロセスのどの段階にあっても、このお方に目を注いでいましょう。イエス様に在っては、み心にかなった夢は既に完成しているのであり、このお方は、その実現の喜びの瞬間に向かって、あなたを一歩一歩、導いてくださるのですから――。