◆覚えておきたい人との関わり方2つ◆

① 人をだますことの途方もない損失...

 

誠実さは、ダイヤモンドのようなもの。 善良な人をだますのは、ダイヤモンドを投げ捨てて、岩を拾いあげるようなものです。

 

Faithfulness is like a diamond. Cheating on a good person is like throwing away a diamond and picking up a rock

 

【解説】 1行目は私の文章です。キリスト者なら、進んで人をだますことはまずありませんので、人間関係の中で、信仰者として私がダイヤモンドのように大切に考えるものを加えてみたわけです。私にとって、相手の誠実さに対する裏切り行為は、万死に値するもので、その後の人生は、かけがえのない宝を失い、“後悔”という重い岩に押しつぶされそうになりながら生きていくものになるでしょう。あなたの人間関係で、“ダイヤモンド”は何ですか? それを決して、決して投げ捨てないでくださいね。

 

② 人は八方美人にはなれない

 

あなたは、“どうやっても十分に良くしてあげることのできない人がいる”ということを、受け入れなければいけません。それがあなたのせいなのか、相手が原因なのかは、あなた次第として。

 

【解説】 この事実を認めると、人とのかかわりがかなり楽になると思います。まじめな人ほど、ましてクリスチャンなら、どんなタイプの人とも仲良くし、よき友とならなければならない、愛さなければならない、と頑張るのですが、早晩、その人は燃え尽きてしまいます。それどころか、心身のバランスをさえ失ってしまいます。なぜなら、それは土台無理な話、できなくて当然だからです。それがおできになるのはイエス様だけです。ただ、この事実を受け止めるとき、そのあとのことを主は問われます。“そもそも無理なんだから、馬の合う人とだけ仲よくすればいい“ということではないのです。むしろこの事実を人と関わるときの”大前提“とし、そのうえで、自分で無理のない、できる限りのことをしてあげればいい。そのあとを十分にフォローしてくださるのは、イエス様のみ業です。

 

You have to accept that you’ll never be good enough for some people. Whether that is going to be your problem or theirs is up to you.