◆”目的主導型”も大切ですが…◆

“目的主導型”であるよりも、

私は“臨在中心型”に生きたいのです。

~ハイディ・ベイカー~

 

【解説】 あと2日で新年を迎えます。新しい年、どのような生き方をしたいか、すべきか、神様の前に、祈っておられると思いますが、数年前に日本でも紹介されて、今も多くの方によい刺激を与えているクリスチャンの生き方モデルがあります。それは、Purpose-drivenパーパス・ドリヴン、「目的主導型」ライフスタイルです。まず”目的”をしっかり定めて、その目的に絶えず突き動かされるように、あるいはまるで行く先=目的がハンドルであるかのように、自分自身を走らせていくことです。

それも大切ですが、このベイカーの言葉は、私自身が祈らされている新しい年の生き方指針と一致するところがありました。それが「臨在中心型」です。私が何かをするとき、あるいは様々な人(友、仕事関係の人、共に主の働きをする同志、家族、伴侶、恋人、そしてたまたま出会った一期一会の人に至るまで)と会うとき、そして言うまでもありませんが、あなた自身が覚めていても眠っていても、その真ん中に、いつも主イエス・キリストにご臨在していただくライフスタイルです。そうです、これこそは、“主が私と共におられる=インマヌエル”のライフスタイルなのです。私たちキリスト者の選択肢には、“善か、悪か”はありません。いつでも、“善か、最善か”です。「目的主導型」が良い生き方なら、「臨在中心型」は最善の生き方だと私は信じます。イエス様を頭の中に閉じ込める生き方ではなく、“生ける主と共に”生きる生き方だからです。

 

(詩篇 16:8)

「私はいつも、私の前に主を置いた。主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。」

 

"Rather than being purpose-driven, I prefer to be

presence-centered.”

—Heidi Baker