◆ただこのように生きたいだけです◆

私は今、一つの願いを持っています。

それは、私のエネルギーと力を全て注ぎ込みながら、

主のために“捨てる”ことは意に介さない人生を生きることです。

 

~エリザベス・エリオット~

【解説】 宣教師で最初の夫ジムを、わずか3年間の結婚生活ののち、東エクアドルのアウカ族に殺された彼女は、自ら夫の遺志を継いで宣教師として、2年間の間、彼らにキリストの愛の福音を伝え、多くの回心者を生みました。“アウカの愛の奇跡”です。その後、南米に長く住み、アメリカに帰ってからは、その後の2度の結婚で夫と家庭に仕えながら、クリスチャン作家として20冊以上の本を書きました。また全米を精力的に講演して回りながら、この“願い”をモットーに、キリストにある生き方のすばらしさを説き続け、2015年、夫の待つ天に凱旋しました。

 

(ピリピ 3:7-9) 「しかし、私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました。それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、私には、キリストを得、また、キリストの中にある者と認められ、律法による自分の義ではなくて、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基づいて、神から与えられる義を持つことができる、という望みがあるからです。」

 

“I have one desire now—to live a

life of reckless abandon for the Lord, putting all my energy and strength into

it.”

—Elisabeth Elliot