◆魂のために泣いたのはいつのこと?◆

 

ああ、そんなに不信仰になりたもうな。それよりは信じてほしい、信じるべきなのだ

 

ああ、私に人を信仰に導く力があったならば!。

 

神は知りたもう。あなたの魂を勝ち取るために、私は自ら涙するのをためらわないことを――。

 

 

 

【解説】 最初の1行は、あのイエス様の「ああ、エルサレム、エルサレム」という悲痛な叫びを思い起こさせます(マタイ2337)。頭の中の神学知識だけではなく、魂のためにいつも熱い思いを持っていたスポルジョンの面目躍如たる一文ですね。翻って、信仰歴こそ長いですが、私が魂の救いのために涙を流して祈ったのは、いつだったろうと、心を探られることです。この熱い思いを失ったとき、私の信仰も命を失うのです。

 

 

 

Oh be not so faithless, but rather believe. Oh! had I the power, God knows I would weep myself away in order to win your souls.