とにかくもう一日、生きられた。
そしてなんとかもう一週間。
振り返れば、いつもうまくいったわけじゃないけど…。
祈って、求めるのを忘れちゃダメなんだ。
過ぎゆくあらゆることに、
いろいろ気をそらしてしまった。
道でよろけたことなんて、毎日さ。
歌うことさえ忘れかけてた。
ちょっぴり疲れて*、ちょっぴり へこんで、
ちょっぴり心を裂かれて*、
でも、こうして生きてる。
今朝*、目を覚ましたら、
ほんの少しばかり賢くなってた。
だから君が人生路をドライブするとき、
シートベルトを忘れないで。
道が少々険しくなったときは、
かなたの“賞”から目を離さないこと。
まっすぐな狭い道に踏みとどまって。
どの通路を通り過ぎるときも、
全ての武具を身に着けるんだ。
その間ずっと、祈りを送り続けながら――。
~愛を込めて。 リンダ~
【解説】 おなじみ、リンダさんの詩です。たまには男性の口調で訳してみましたが、いかがですか? 完璧な人生なんて、どこにもない。誰もが、それなりに苦労して、それなりに傷ついて、でもそれによって、少しずつ知恵を増し加えて生きていけばいい。そこにいつも“祈り”があれば大丈夫。――そんな著者の優しい気持ちが伝わってきますね。
詩ですから、いろいろ文学的技巧が施されていますが、一例を挙げると、第3連の「*」は、原文でそれぞれ「wornウォーン」「tornトーン」「mornモーン」と、韻を踏んでいます。また、最後の第5連の「全ての武具」は、言うまでもなくエペソ6:14-17を踏まえたものです。
2、3度読み返して、あなたの人生と重ね合わせながら、お味わいください。
I'VE MADE it through another day,
And through another week.
When I look back, I didn't always...
Remember to pray and seek.
I got a lot distracted.
By all the goings on.
And limped my way each day,
Almost forgot my song.
But here I am, a little worn.
A little battered, a little torn.
Just a little bit wiser,
When I woke up this morn.
So when you're driving life.
Don't forget to buckle up.
And keep your eyes on the prize.
When the ride gets a little rough.
Stay on the straight and narrow.
On all your thoroughfares,
Keep on all your armor.
Keep sending up your prayers.
Love, By Linda...
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