◆とにかく祈って生きていく◆

 

とにかくもう一日、生きられた。

 

そしてなんとかもう一週間。

 

振り返れば、いつもうまくいったわけじゃないけど…。

 

祈って、求めるのを忘れちゃダメなんだ。

 

 

 

過ぎゆくあらゆることに、

 

いろいろ気をそらしてしまった。

 

道でよろけたことなんて、毎日さ。

 

歌うことさえ忘れかけてた。

 

 

 

ちょっぴり疲れて*、ちょっぴり へこんで、

 

ちょっぴり心を裂かれて*

 

でも、こうして生きてる。

 

今朝*、目を覚ましたら、

 

ほんの少しばかり賢くなってた。

 

 

 

だから君が人生路をドライブするとき、

 

シートベルトを忘れないで。

 

道が少々険しくなったときは、

 

かなたの“賞”から目を離さないこと。

 

 

 

まっすぐな狭い道に踏みとどまって。

 

どの通路を通り過ぎるときも、

 

全ての武具を身に着けるんだ。

 

その間ずっと、祈りを送り続けながら――。

 

~愛を込めて。 リンダ~

 

 

 

【解説】 おなじみ、リンダさんの詩です。たまには男性の口調で訳してみましたが、いかがですか? 完璧な人生なんて、どこにもない。誰もが、それなりに苦労して、それなりに傷ついて、でもそれによって、少しずつ知恵を増し加えて生きていけばいい。そこにいつも“祈り”があれば大丈夫。――そんな著者の優しい気持ちが伝わってきますね。

 

詩ですから、いろいろ文学的技巧が施されていますが、一例を挙げると、第3連の「*」は、原文でそれぞれ「wornウォーン」「tornトーン」「mornモーン」と、韻を踏んでいます。また、最後の第5連の「全ての武具」は、言うまでもなくエペソ61417を踏まえたものです。

 

23度読み返して、あなたの人生と重ね合わせながら、お味わいください。

 

 

 

I'VE MADE it through another day,

 

 And through another week.

 

 When I look back, I didn't always...

 

 Remember to pray and seek.

 

I got a lot distracted.

 

 By all the goings on.

 

 And limped my way each day,

 

 Almost forgot my song.

 

But here I am, a little worn.

 

 A little battered, a little torn.

 

 Just a little bit wiser,

 

 When I woke up this morn.

 

So when you're driving life.

 

 Don't forget to buckle up.

 

 And keep your eyes on the prize.

 

 When the ride gets a little rough.

 

 

 

Stay on the straight and narrow.

 

 On all your thoroughfares,

 

 Keep on all your armor.

 

 Keep sending up your prayers.

 

 Love, By Linda...