◆あなたは自分の何で知られたいですか?◆

 私は、自分の欠点で人に知られることはない。

 私は、背後にいます神への、私の魂の叫びで知られるのだ。

 

~マイク・ベッケル~

 

【解説】 「レッテルを張る」という私の嫌いな言葉があります。「あいつはケチなやつだ」「あの人、自分の才能をすぐひけらかすうぬぼれ屋よ」「あいつは何をやってものろいんだよ」。これ、みんな“レッテル”ですね。ぺたりと張って、そのものの特徴を一言で表すレッテル。この、人に対する“定義づけ”の多くは人の欠点をあげつらったもの、貼られたほうは時として本当に傷つくものです。でも私たちは、そんな欠点や改めるべきことを示されたら、一生懸命に直そうと努力します。そして必死に祈ります。「主よ、助けてください。私はどうしても○○ができないのです!」「神様、私の短気をあなたのお力で直してください。落ち着いて人の話を聞ける忍耐力を与えてください!」――これらはみんな、あなたの背後でいつも見守っておられる神様を振り返っての、あなたの魂の叫びです。弱さと欠けだらけの私。みんなそのことを知ってる。でも、それにも増して、いえ、それだからこそ、私は祈らずにいられない。神様に助けを求めて思わず叫ばずにいられない。そんな自分をこそ、私は知られたいのです。「あの人は、まあいろいろあるけど、とにかくよく祈る人だ」と――。 

 

"I’m not defined by my shortcomings; I’m defined by the cry in my spirit back to God." —Mike Bickle