◆キリスト者の病は”霊的不感症”◆

 

キリスト者であっても、次第に心に思いやりが薄れ、あまりに無感覚で冷淡になってしまったために、かつては自分をぎょっとするほど驚かせ、全身の血が凍るかと思わせるほどだった罪に対してさえ、いささかも驚かなくなってしまうというのは、悲しいかな、本当のことなのだ。

 

【解説】良きことに対しても、悪いことに対しても、人間の心は”慣れて”しまうんですね。だから絶えず祈りの中で、ご聖霊様に霊的感覚を呼び覚ましていただく必要があるのではないでしょうか? 美しく良きものに対する感動と感謝を、そして罪に対する鋭い嫌悪感を――。 

 

It is sadly true, that even a Christian will grow by degrees so callous, that the sin which once startled him and made his blood run cold, does not alarm him in the least.