◆神のみ手が見えますか?◆

 

まことの信仰は、神様がみ業をなされるのに費やされる時間量や、そのやり方などにかかわらず、全てのことの中に神様のみ手を見ます。大地は天に詰め込まれています。地上の全ての柴は神の火によって燃えていますが、それを“見る”者だけが自分の靴を脱ぎ(訳注:出エジプト3:5)、その他の人は知らぬげにイチゴを摘むのです。

 

 

 

【解説】「大地」と訳したearthは「地球」とも訳せる言葉。「天に詰め込まれる」とは面白い表現ですが、これは、多くの人は気づいていないが、“神のみ手の中にある”という比喩表現でしょう。地球がもし今より少しでも太陽に吸い寄せられていたら、たちまち熱で炎に包まれます。そのように、神様の目からは、地上の全てのものは、神の栄光の輝きに照り映えているのです。まことの信仰とは、果たしてそれを霊のまなこで“見る”ことができるか、そして神の聖なるみ手の前に、ぬかずくことができるかにかかっています。きっとそのときに、神様の細きみ声も聞こえてくるに違いありません。「あなたも行って、この業をしなさい」と――。

 

(アーティスト)ニッキー・ボエーム

 

 

 

"True faith sees God's hand in everything, regardless of the amount of time He takes, or the manner in which He does His work. Earth is crammed with heaven. Every bush is aflame with the fire of God,but only those who SEE take off their shoes,the rest just pick berries"

 

 Artist: Nicky Boehme