◆サタン、恐るべき”偽造名人”◆

 

チャールズ・スポルジョン “説教者のプリンス”

 

Charles Spurgeon The Prince of Preachers

 

―サタン、恐るべき“偽造名人”―

 

 

 

”悪は善のニセモノである“というのは、奇異な事実ではあるが、にもかかわらず最も確かなことである。

 

神が天の造幣局から、ホンモノの金属でできた貴重な硬貨を送られるたびに、サタンはその刻印を模造し、価値のない悪質なニセ金を広く流通させるのだ。

 

 

 

【解説】 この硬貨の名前はなんでしょう? 私は“真理”だと思います。この硬貨から、イエス様の像の刻印を素早く盗用し、勝手な教義を巧みに刷り込ませ、“全世界に出ていって、全ての創られた者にエセ福音を宣べ伝えよう”という壮大な世界戦略を立てているのが、闇の世の主権者、サタンです。これに踊らされている多くの異端の群れがあとを絶ちません。今フェイスブック上でも様々なサイトに侵入しては、いかにも福音らしく装っている団体もその一つです。私たちは、それを正しく見破らなければなりません。そのチェックリストは次の3つです。

 

  1. 三位一体の神だけを信じているか? このお方以外に、崇拝すべき対象を持っていないか?

  2. 教会はキリストの体であることを信じているか?

  3. 聖書は誤りなき神の言葉と信じているか?

 

偽装・偽造の達人サタンは、光の天使をさえ偽装しますから(Ⅱコリント11:14)、自分の力では太刀打ちできません。私たちは、上記のチェックリストに従って、福音とエセ福音、善と悪(=偽善)を見分ける知恵を、神様に求めなければなりませんね。

 

 

 

It is a singular fact, but nevertheless most certain, that the vices are the counterfeits of virtues. Whenever God sends from the mint of heaven a precious coin of genuine metal, Satan will imitate the impress, and utter a vile production of no value.