◆罪や誘惑に陥ったら◆

 

もしあなたが、罪や誘惑に陥ったら、あなたが今日できる最も生産的かつ最も解放的なことは、

 

立ち止まり、

 

罪を告白し、

 

神様は誠実に罪を赦してくださることと、

 

あなたの内に始められたことを誠実に成し遂げてくださることを信じることです。

 

~ジョイ・ナイト~

 

 

 

【解説】 なすべきこと4行のうち、2行目、3行目は、私たちもよく知っています。この一文の新鮮なところは、

 

まず1行目、「立ち止まること」。これは、罪や誘惑に陥ったと気づいたら、①そこから一歩も先に行かない、それ以上絶対に深入りしないということです。

②同時に、その場で振り返り、どこでどのように道を踏み外したか、静まって考えるのです。そして、そこで示された罪を、一つ一つ正直に神様のみ前で(2行目)告白することです。
次に教えられることは4行目、「神様は、私を通してなそうとされたことを成し遂げてくださる」と信じること。私たちがひとたび罪や誘惑に陥ったことに気づくと、決まって襲われるのは、諦め観、さらには絶望感です。「もうダメだ。もう前には進めない。神様は悔い改めたら、犯した罪は赦してくれるかもしれないけど、私が主のためにやろうとしていたことはもう罪に染まってしまった。神様はこんな者に、主の大切な業をお任せになるはずはない。ダメだ。諦めよう…。」 ちょっと待って! それがサタンの手です! あなたがそんな絶望の深みにはまり込んだら、サタンにはしめたもの。そこでこの4行目の信仰が絶対に必要なのです。いいですか、惨めな自分に目を向けさせるのはサタンの最も得意とする武器、そのときにこそ、目を上げて、あなたの弱さも、欠けも全部ご存じの上で、あなたに大切な業を委ねられた神様をまっすぐに見つめるのです。そして、声を出して、サタンにはっきりと聴こえるように、この聖句を読み上げてください。2度読みます。2度目は、「あなた方」を「私」に読み替えて。
(ピリピ1:6) 「あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じているのです。」
人は気がつけば、罪を犯し、誘惑に陥ってしまう弱い者です。でもそのときには、ここに戻ってください。そして特に2行目、4行目をお忘れにならないように。そのときに、神様は、その罪をも聖めて、さらなる恵みの高嶺へと引き上げてくださいます。祝福をお祈りします。
 
 

If you’re caught in sin or fall into temptation, the most productive, most liberating thing you can do today is stop, confess, and believe that He is faithful to forgive and faithful to finish the work He has started in you.

 

-Joy Knight-