◆聖書の積ん読にご注意あれ◆

 

聖書は、哀れ、一部のクリスチャンにとってさえ、時代遅れの本になってしまった。世の中には、あまりに多くの雑誌、週間・季刊誌、つかの間に消え去る本類にあふれているので、私たちは、聖書を探求することを忘れてしまう危険性を持っているのだ。

 

 

 

【解説】 この一節、1世紀以上も前に書かれたとは思えませんね。彼の時代でさえこうだったとしたら、現代の本の数と種類は、飛躍的に増えていますから、この危険性はいよいよ増大して言えるでしょう。私の場合も、週刊誌こそ読みませんが、手元にあればいつかは読めるとばかり買いそろえたキリスト教書籍が、かなり処分しても千冊は下りません。でも、聖書の積ん読だけはしてはいけないと、毎日心に言い聞かせています。願わくは、召された時に、「小川の書籍はみんな売れるほど新品同様だったが、聖書だけは書き込みと手垢でよれよれだった」と言われますように…。

 

 

 

This poor Bible is become an almost obsolete book, even with some Christians. There are so many magazines, periodicals, and such like ephemeral productions, that we are in danger of neglecting to search the Scriptures.