◆神の絶対主権◆

 

神の主権は、必然的に、絶対であり、無限でなければならない。

 

 

 

【解説】 ”主権”は、別の言葉で言うと、“統治権”です。そして何が“必然”であるかというと、私たちが神様のみ前に、”無条件降伏”をして、それまで神様を知らず、自分を中心に生きてきた私たちが、その主権を全て神様にお返ししたからです。それが“絶対”であるべきことは、そこにいささかも条件を付ける余地がないということです。“ここまでは、ほとんど明け渡します。でも、これだけは好きにさせてください”ということは一切できないのです。またそれが“無限”であるべきことは、それが神様の被造物の全てに及ぶからです。上は国家から、下は私たちの家庭、そして私自身が、神様の主権に服さなければならないということです。それが、“神を信じる”ということの厳粛な意味なのです。現実に起こる信仰生活の様々な問題は、この神様の主権を、絶対・無限なものとして、生活の全領域に徹底させていない、私たちの“肉”の弱さから生じます。私たちの聖化への歩みは、サタンの支配から、神様の絶対主権の領域を、限りなく広げていこうとする戦いの中で、終生続けられていくべきものです。

 

《祈り》主よ、どうぞ今日も一日、あなたを主として、一瞬一瞬、あなたの主権のもとに生きることができますように。

 

 

 

God's sovereignty must, of necessity, be absolute and unlimited.