時また時の連なりの中で、
角を曲がる一つの“時”がある。
その途端、角のこちら側は、
全てが新しくなる。
~C.S. ルイス 「ペレランドラ 金星への旅」1943年 ボドリーヘッド社~
【解説】 この“角”をなんと解きましょうか? “生と死の境界線”と解きましょう。イエス・キリストが、死の墓を打ち破って復活された時、主はこの角を、誰も曲がることのなかった角を曲がられたのです。まさにその時、(イザヤ9:2) 「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った」のです。主の復活、げにそれは、やがて再臨の主に在って、万物が改まる時、(黙示録21:4) 「もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」そして、(21:5) 御座に着いておられる方が「見よ。わたしは、すべてを新しくする。」と言われる時の、先駆けでした。
主の復活、それはキリストが神のみ子であられることの絶対証明であり、やがて全世界の王として再臨なさることの絶対預言なのです。この日を、心から寿(ことほ)ぎましょう。イースター、おめでとうございます!
Among times there is a time that turns a corner, and everything this side of it is new.
-C.S. Lewis “Perelandra, Bodley Head” 1943-
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