◆ああ、かつての我は…◆

 

多くの人は、泣きわめいて生まれ、不平たらたらに生き、失望のうちに死んでいくのである。

 

 

 

【解説】 この神なき人生の3段階描写、まさに言い得て妙ですが、その最初の“誕生”のところは、擬音をつけるなら「ぎゃあぎゃあ」で、これは赤ちゃんの産声に、生まれ落ちての泣き叫ばんばかりの悲惨な人生をかけた、スポルジョン流ユーモアです。でも、感謝なことに、私たちはその滅びの中から救われて、今日を得ています。福音には、このみ言葉のように、この賛美のように、後半が付いているのです!

 

 

 

(エペソ2:12,13 「そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。

 

しかし、以前は遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって近い者とされたのです。」

 

(♫聖歌451) 神なく 望みなく さまよいし我も

 

   救われて 主を褒むる 身とはせられたり

 

 (くり返し) 我知る かつては 目見えざりしが

 

       目を開かれ 神を褒む 今はかくも

 

 

 

Many people are born crying, live complaining, and die disappointed.