◆羊飼いの声、聞こえてますか?◆

 

主はあなたの羊飼い。

 

あなたが彼の声を聞けるように、助けてくれます。

 

それであなたは、み名のゆえに、義の道を

 

彼についていけるのです。

 

~ジョン・ブラウン~

 

 

 

【解説】 読んで、すぐ思い出すでしょう? そう、詩篇23篇、特に最初の3節です。

 

23:1 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

 

23:2 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。

 

23:3 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。

 

言うならば、「ジョン・ブラウンの詩篇23 霊想」というところです。以前、ベドウィンのドキュメンタリーで、現代の羊飼いの生活の様子を興味深く見たのですが、彼は何百匹といる羊の一匹一匹に名前を付けて、その名を呼ぶのです。そして彼には、彼らの一匹一匹が誰であるかが分かっていて、間違えずにその名を呼び、羊はそれに応えるのです。「ああ、きっとダビデもこうだったんだ。そしてイエス様は、私たちに対してまさにこうなんだ」と思いました。このブラウンの霊想の新鮮なところは、私たちの良き羊飼いなるイエス様は、私たちにそのみ声がよく聞こえるように、助けてくださるということに気づかせてくれることです。私たちは、時として、荒れ狂う世の風音に、主のみ声がかき消されてしまうことがあります。すると私たちはパニックに陥って、どうすればいいのか分からなくなる。その時は――祈るのです。「主よ、今、み声がよく聞こえません。はっきりと聞こえるように、どうぞ助けてください!」と。その時にイエス様は、み言葉を通して、あるいは良き友や師のアドバイス、いえ、何気ない一言を通してさえ、ご自身のみ声をはっきりと聴かせてくださいます。私たちは、安心して、自分が唯一通るべき主の正しい道を、迷わず主に従っていけるのです。そのときに、この詩篇の後半の平安と祝福が、あなたを追ってくるでしょう。

 

23:4 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。

 

23:5 私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。

 

 23:6 まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。

 

 

 

He is your Shepherd and will help you hear His voice so you can follow Him in paths of righteousness fro His name’s sake.

 

-Jim Blown-