◆十字架まで我がモデルとして◆

 

私の“ロールモデル”(生涯模範)であるお方は、私のために、十字架に向かわれた。

 

 

 

~フランシス・チャン~

 

 

 

(ヘブル 12:2 「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」

 

 

 

【解説】 近頃よく聞かれる言葉の一つが「ロールモデル」です。直訳すれば「役割模範」ということですが、俳優なら、目指すべき理想の先輩俳優のことですし、子どもたちには「お手本」となる大人たち(両親や先生)、私たちにとっては、自分の仕事や生き方、考え方、なすべき仕事などの「鑑(かがみ)」とも言うべき人のことです。しかし、私たちが十字架の極みまで従うべき「終生の師」は、このような者のために命を捨ててくださったイエス様ですから、私はあえて「生涯模範」(「人生師範」とも呼びたいです)と訳してみましたが、いかがでしょうか。それは単に、死ぬまで我が師であるというという関わりの長さだけでなく、イエス様の生き方、考え方、行動、言葉、文字どおり一挙手一投足、全てにおいて倣い、従うべきお方ということです。“この師在りて、我が生あり、これこそ、キリスト者の特権であり無上の恵みですね。

 

 

 

My role model went to the cross for me.

 

"Looking unto Jesus, the author and finisher of our faith..." (Heb. 12:2).